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遂に、人魚姫の泡渦は終わります。
生きる事は"炎"を言う風乃の言葉が印象的でした。
此処ではまだ明かされていませんが、風乃にとって炎は特別な存在です。
目覚めのアリスの「−変われ」はいつ聞いても切ないですね。
大切な物が理不尽に、成す術無く奪われていくのは酷く残酷で悲しい。
きっと此れ程自分の無力さを思い知らされる事は無いだろう。
亡者の王国を壊すしか悪夢を終わらせる方法が無いというのも残酷で、
そして何よりたった一人生き残った千恵は、
その悪夢を背負い続けて生きていかなくてはいけない。
生きる事は闘いだ。
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切ないねぇ・・・。
思いもよらない人物が原因でした。
幸三さん・・・彼の王国だったんだね・・・この故郷は。
泡=死
こんな概念があるなんて始めてしりました。
これを綺麗にまとめあげた物語でした。
後、狩鹿さんの経緯がひどすぎて。
彼女を失い、死も失った。
無神論者になり永遠に彼女の魂とは出会えない王子様。
全体的にまとまりのあるお話でした。
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<感想>
もう、ザ・ワールドですよ。はい。
この人の作品は常に一定水準に達するものの、万人受けではなく、一部の人に受ける作品といったところでしょうか。
面白いというより衝撃だしwwww
いや、中毒性はありますね。。
(そういって4巻でしばらく止まってるんですけどね。。)
でもね、今回のこの巻の、神狩屋の過去の話はやばいね。もうやばいとしか言えないんだけど。
自分の舌をスープに入れるとか、そんなことを表現しますか?と。
それも、ただ単に書くだけじゃなく、この人が書くと、もの凄いリアルな衝撃が来るんですよね……
いやはや、もう脱帽ですよ。私ぁ
そして、何よりこの巻は今までよりも犯人が分かりにくい。
何となく、妹ではなさそうだなとは思いはしたが、それだけ。
それなのに伏線はちゃんと張ってるし。。
なんというか、この伏線が童話を理解してないと回収できないものだからこそ、なのかな?
平然と伏線を置いてるのに気づけないんだよね。。
だからこそ、この作品は凄い。。
たは〜虜になりそう。。買ってないけど(ぉぃ
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神狩屋の婚約者の七回忌前夜、人魚姫の物語をなぞる惨劇は、
蒼衣達が訪れた海辺の町全体に広がっていく。そして、
大量の泡に押し潰されるかのように、徐々に泡禍に巻き込まれていく蒼衣と雪乃。
彼らが死の連鎖を誘う人魚姫の真相を知るとき・・・
上巻よりグロイ描写も多いです。
最後が切ないのはいつものコトですが、今回のは
またちょっと切なさ倍増ですね・・・(´Д`)
どんどん目が離せなくなっていく!!
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シリーズ4
人魚姫の後編。てっきりあの人が元凶や!と思ってたら全然違ってました。そうか、そうくるのか…。
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10.11.09読了。
この人魚姫の話は良かった。前作まではもたつき感があって、甲田さんの身の毛もよだつ恐ろしさが発揮されてなかった気がしたけれど、ここからが本領発揮らしい。
前作で読み止めにしなくて良かった!
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人魚姫下巻ということで、事件真っ只中からスタート(のはず)。
この話は、何となく配役は分かっても、誰が潜有者なのかさっぱりと分からなくて、正直やられた~!! と思いました。
言われてみれば納得なんですけどね。人魚姫の物語で一番不幸なのは、娘を亡くした父親って…。
あとちょっと遅かったら、赤ずきん以上に被害者出てたんじゃないかなぁ、と思います。
泡だし…、ね?
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作中で『今までと違い、人の狂気が見える』と風乃さんも言っていましたが、今回おこった泡禍は真相が見えるごとに登場人物のこころに締め付けられました。読んでいる最中も鳥肌が止まりませんでしたが、章のひとつひとつ区切るごとに話を整理していたら涙が…。神狩屋さんの過去は辛すぎました。
…この作品の子達には幸せになってもらいたい。
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2012 1/23読了。WonderGooで購入(古書)。
人魚姫・完結編。でも正直この巻はあまり怖くなかった、かも・・・?
神狩屋さんの過去編は正直、奥さんの行動がご家族同様、俺にも理解不可能っす。これ結局だれがに泡禍がついてたってことなの?
あとがきで作者自身が前巻の歯磨きについてネタにしてて吹いた。
あれは誰もにトラウマになりかねない痛い話だよねー。
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《購入済》前巻から不穏に胎動していた、それぞれの狂気が溢れ出し奔流する下巻。伏線がスッキリと回収されるのに、後味は最悪だ。上巻が感覚的な痛み、この下巻は配役の精神的な痛みを丹念に抉り出している。
他人の心を理解共感するのは難しい、どうしてもすれ違う。ただただ悲しい、愛する人を失う物語。
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クリック? クラック!
神狩屋の過去の話
志弦のお腹には神狩屋との子供がいた!!
病人相手にナニやってんの神狩屋さんwwww
しかし、志弦は「雅孝さんは何も知りませんよ。私が嘘ついたんです。雅孝さんは想像もしてないと思いますよ?。」
「・・・・なんだと?」
そして、志弦はシチューに自分の舌肉を入れて食べさせる!
追伸、シチューのお肉は私です。
かなり笑わせて貰いました。
志弦さんのユーモアのセンスには見習うべきところがある?!
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いいかげんにしろよ私のPC何回も何回も感想消しやがって←
なに書いてたっけ?
・伏線ありすぎ
・むしろ伏線ですべて埋まってる。いろいろすごい
・これはランダムに読み返すと余計その伏線が浮き彫りになってすごいことになりそう
・設定が強固で忠実で型にはまってるからこそだよね
・最近のラノベにしては内容好き←「ばかな女の子」がでてないからじゃね?←なるほどそうか!
・↑の話だけど、最近のラノベはジョブチェンジクラスチェンジしすぎだよねーチートすぎっていうか
・ホラーグロ嫌い発言は本当かも
・質量感はあるけど毎回現実感はないよね。想像して脳内補完をすすめるとよくわかる
・好きなひとこそ現実感はよけい増すから
・質量感しかない非現実的な恐怖だからこそ物語には合致するけど
・嫌いなことを質量感がでるほどにがっちり想像して出力するとか作者どえむなんじゃね?←ここ笑うところ
・計算ずくすげー
・記号化がすごい
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再読。
ですが、やっぱり目玉とかのぐちょぐちょ系は苦手...
人魚姫自体あまり好きな話ではないのですが
こういうバッドエンドならいいかも。
お母さんが恐かった...
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自分だけ一人勝ちで周りの人の人生ぶち壊しの志弦さんにもやもやしたけど、読んでから手を洗うのも歯みがきするのもちょっとこわい。
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泡になって溶けた親族。
そして『バイ菌』によって連れて変えられた少女。
おお生き残りが! と思ってしまった今回。
そして予想通り、前半よりもさらにグレードアップした
想像してはいけない場面達。
しかし…驚きの予想が、当たってしまいました。
断章にどうやってなってしまったのか。
その理由もまた…すごかった。
しかし冷静になって考えると、そもそもそれは可能なのか。
むしろ、それは火が通ったものになりえたのか。
こ、根性?