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やっぱり痛い...今回は泡だったので暫く食器洗うのも怖くなりそう。
なんというか、神狩屋さんは普段が穏やかなだけ狂気が際立って見える気がする。でも一番怖いのは志弦さんだと思った。
お父さんと千恵ちゃんの泡への認識の違いも興味深い。
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この作品は読むとトラウマになりそうなことばかり書いてあるな。台所でひたすら目玉を潰し続けるとか……。それに鹿狩の過去も壮絶すぎるし…。
私が密かに待ち望んでいた泡禍からの救出者。この作品では泡禍から生き残る人がやたら少ないので、たまには誰か助からないかなぁと思っていた。今回も生き残りはしたものの、助かったとは言いづらい状況であるため、この物語の基本構造は泡禍に巻き込まれたらもう終わりという事を再認識させられた。
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大学以来の再読。この手洗いうがいが喚起されている中、そして季節柄海の生き物を見たりする機会が増えるこのタイミングで読んでしまった……。でも気になって……。
神狩屋が普通そうで、尋常ではないことがよく分かる回。過去にしか希望がなく、人魚姫に縛られ、一生会うことも叶わない。名前が神を狩るっていうのも納得する。
途中、もしかしてお母さんが……?と思ってしまったけど、果たして?
蒼衣は相変わらず優しい。
しかしまあ……この手洗いうがいのこのご時世に、手を洗っていたら……とか洗い物してたら……とか、少し恐怖が続きそう。
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人魚姫編の下巻で、神狩屋の過去の恋と人魚姫の物語をモティーフにした泡禍の謎が明らかになります。
今回は、これまでにくらべても救いのない結末で、それだけいっそう、泡禍に見舞われたひとの運命を理解し、それによって泡禍を終わらせる能力をもつ蒼衣のやるせなさが強く印象にのこっています。ただそれ以上に、志弦の振る舞いにはさすがに引いてしまいました。
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「葬列は再び来る」
警察だけは呼ばぬように。
ここまで潔癖を拗らせてると、一人で何も出来なくなってしまった時どうやって生きるのだろ。
「亡霊は罪を囁く」
泡には触れてはいけない。
生活の中で何気なく触れるものだからこそ、忠告されても何気なく使用してしまいそうだよな。
「狂気は呪を呼ぶ」
決壊した心に秘めた想い。
周りと比べて普通でないと判断されれば、真面目にやっていても非難されるのは母親だもんな。
「過日は禍を兆す」
人並みの幸せを求めてた。
心を病んでいた事を隠していたのか、それとも正常な判断で行ったことなのか真意は不明だな。
「咎人は海に哭く」
全ては人魚たちを憐れむ。
物語の主人公に親しい者が怪しいと想像は出来るが、ここまで隠れていたら見つからないだろ。