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宮城とおこさんが挿絵を描かれておりまして、完璧ジャケ買い…
舞台は明治の遊郭(!!)
橘紅緒さんの小説は初めて買いましたが、綺麗な舞台描写と、丁寧な人物の心理描写がとてもツボでした。
そして、何より宮城とおこさんの華麗美麗なイラスト…!!
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宮城さんで和風のBLなイラストってすごく珍しいんじゃ…? と思わず美麗表紙に惹かれました。これで内容が薄かったらヘコむ…と心配したものの、丁寧に綴られた物語で好みでした。BLで遊廓ものってご都合主義だったり品がなかったりで、今まであまり好みなものがなかったのですが、これは文章自体もきれいですし、周囲の人の人情も伺えて、ご都合主義な部分はありますが、物語の完成度は高いと思います。主人公の節がためらいがちに夢を語るシーンが美しく印象的でした。個人的に菊代さんの過去話も読んでみたいです…(BLじゃなくなるけど/笑)
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08/7/27
御曹司×遊郭の下人。
遊廓ものってブームだったんですかね。いろんな人の作品でよく見かけます。
さて、受が花魁や花を売る役柄ではなく下人というところがうそ臭くなくてよかったです。
続きが出るらしいので楽しみだ。
『夢から醒めるみたいに・・・《中》聞いたらすぐ、忘れてくれますか?』159P
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関西弁がとても綺麗。
遊郭のしっとりとしてどこか儚げな雰囲気がよく伝わってきて、読み終えるのがもったいないような作品でした。
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遊郭が舞台。
作中の表現や言い回しも時代がかっていて華やかな感じです。
自分は好きな雰囲気ですが、人によっては鼻につくと感じるかもしれません。
静かに嫉妬している征臣さんが可愛い。
後書きにリンクさせた話を出す?ような事が書かれていたので、期待して待っています。もうこの本発売から一年以上たってますけれどね…。
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遊郭という超ありきたりビーエルも、書く人によってはこんなに変わるのかと思って感動した。男の遊郭という非現実的な設定じゃなく、普通の遊郭の男方でここまで話を進める凄さ。スレた受けの子が徐々に変わっていく感じが本当に素敵。