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本好き人間にはたまらない設定なんですが、万人受け要素はあまりない感じ。エンタテインメントというよりもコアな趣味人向けの気がします。連載中らしいので、続きも単行本出たら買おうかな…
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稀少本を探し求める男の話。
やたら話のスケールが大きい。
ただ、書物狩人というネーミングはカッコイイと思う。
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想像を絶する価値を持つ秘書・禁書、それをあらゆる手段を用いて蒐集する「書物狩人」の活躍を描いた物語。ちなみに短編形式の連作となっています。たった一冊で世界の歴史を変えうる稀覯本の存在やそれを巡る駆け引き・攻防の連続は本好きなら思わず引き込まれてしまうと思います。作者の歴史に対する独自の解釈もなかなか面白いです。雑誌での連載はまだ続いているそうなので、続編が出たらまた読んでみようかな。
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装丁と題名に惹かれ、「われこそは書物中毒と自負されるみなさま、お試しあれ」という言葉に挑発されて即買い。
4編の短編収録。
主人公の本名はほとんど明かされません。というか必要ありません。
ただ、彼は世界を暗躍する「書物狩人」と呼ばれる者たちの中でも凄腕で「狩人」を意味する、英語で「ハンター」ドイツ語で「デア・イェーガー」そして本人が最も好むフランス語で「ル・シャスール」という呼び名を持つ異相の日本人。
教科書やら、写本やら、たった1冊の本をめぐって、JFKの暗殺事件やヴァチカンを揺るがす事件やらが絡んだり、ロシアのFSB(元KGB)や中国の国家保安部まで乗り出したり。
1冊の書物の存在が、どのような影響を及ぼすのか!?想像するとゾクゾクしてくる内容です!
世界史が好きで、書物が好きなら必読。
続きも出るっぽいのが楽しみ。
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ほとんどが海外が舞台のため、翻訳ものを読んでいる気分に浸れる。(あくまで気分)
推理要素が強く、読み終えるまでにどんでん返しが必ずあるのでハラハラした。
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本が好きな人だったら読んでいて嬉しくなってくること間違い無しのシリーズですね。ただ、呼び名がフランス語の響きが良いというがはちょっとなぁ…ある意味美術品のミステリに情報が載せられて更に面白くなったって感じ。
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裏表紙に書かれた話の説明を読んだだけで気に入ってしまいました。
型押しされたカバーもなかなかいい感じです。
物語の設定や内容は、歴史ありエンターティメント性も満載で
文句なしに面白いです。
ハリウッド映画にでもなりそうな物語かもしれない?!
気になったのは外国語が無理やり沢山出てくる部分もあって、
日本の歌謡曲のサビを読んでいるみたいな印象もあります。
続巻も読んでみたいと思います。
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[ 内容 ]
世にでれば、国を、政治を、歴史を揺るがしかねない秘密をはらんだ本を、合法非合法を問わず、あらゆる手段を用いて入手する。
その存在は謎に包まれ、彼らの活動が表に出たことは一度もない―書物狩人。
バチカンから獲得を依頼されたギリシア語写本やナポレオンの旧蔵書…。
書物狩人が鮮やかに稀覯本に隠された物語を紐解く。
[ 目次 ]
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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タイトルに一目惚れして借りたのだけど…買わなくて良かったかも(^_^;)
イマイチ主人公とストーリーに入り切れない。
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うーん、おもしろく、ないことはないんだけど、ちょっとはいりこめなかったなあ。惜しい。ル・シャスール、魅力的なんだけど・・・。書物に隠された真実ってゆう設定は好きなんだけど、お話としてはなんか盛り上がりにかけるような。ああ、でも歴史とか好きなヒトはいいかもな。私も結構好きな方だけど政治と関わってくるのはイマイチなもんで・・・。
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タイトルと、帯の推薦文に背中押されて購入。名前は知っていたものの、初めて読む赤城作品だったりします。 書物狩人とは「諸国の政府や大企業などの依頼を受けて、世間に出れば大事になりかねない秘密をはらんだ本を、合法非合法を問わず、あらゆる手段を用いて入手してくる」人間のこと。銀色の髪の書物狩人(ル・シャスール)ナカライの仕事っぷりがうかがえる全4話が収録。 本そのものよりも、本にまとわりついてくる歴史の闇、人間の暗い思惑を描き出すのがメインのようが気がする。歴史的事件の裏側に、実は1冊の本の存在があった…なんてロマンティックだけど、権力や醜い欲望や国同士の政治的駆け引きなんかが絡んでくると、そうも言ってはいられない。そんな中、書物を愛する書物狩人の活躍は颯爽として、清々しい。 一番面白かったのは第3話「Nの喜悲劇」、第4話「実用的な古書」も良かったです。 シリーズ化されるのかな?凄腕の銀色の髪の書物狩人(ル・シャスール)ナカライが書物狩人になった由来を描くエピソードなど、読めたらいいなあ。
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本好きにはたまらないマニアックな本から、一度は聞いたことのある有名な作家の話まで、本に関する冒険もの。
一度お試しあれ!
【熊本学園大学:P.N.モルト好き】
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どうしても買ってしまう本がある。本が重要アイテムとなっている本。実はH・P・ラヴクラフトの神話体系も禁断の書を巡る物語。作中本が出てくるだけで買ってしまうのであるから玉石混交、外れも多い。さて書物シリーズの第一作である本作。「諸国の政府や大企業などの依頼を受けて、世間に出れば大事になりかねない秘密をはらんだ本を、合法非合法問わず、あらゆる手段を用いて入手して来る『書物狩人』」という設定や良し。但し、肝心の書物狩人のあざといまでの慇懃無礼さが生理的に合わない。寧ろ何故こういう人物設定をしたのかに興味がある。
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シリーズ第1作目。
表に出れば、国を、政治を、歴史を揺るがしかねない秘密をはらんだ本を、合法非合法を問わず、あらゆる手段を用いて入手する書物狩人・ナカライ助教授。
その容貌と慇懃無礼な態度、彼の存在自体がミステリアスです。そして依頼人との書物をめぐる駆け引きにはスリルがあり、かなり引き込まれました。
史実にフィクションを散りばめたストーリーは、どこまでが事実なのかわからなくなるけど、面白かったです。
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世に出れば、世界を揺るがしかねない本を、あらゆる手段を用いて入手する書物狩人。やれバチカンだナポレオンだネオナチだ中国情報局だと派手さもあるし、設定はとてつもなく面白く本にまつわる謎も面白いんだけど、ストーリー展開が平坦で説明ばかりの印象が残るのが残念。
それでもやはり面白いので、続編も読むのでしょうけどね。