紙の本
とらっくのみにあらず
2021/06/20 01:46
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投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
書名とは裏腹に、道路を走る色々な
乗り物が登場する絵本です。
ひとたび繙けば、写実的な描写を得意とする
山本忠敬さんの挿絵に魅せられたように、
頁を繰る手が止まらなくなります。
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物心ついたころ親から与えられ生まれて初めて熱狂した本として自分の根っこにある絵本。山本忠敬さんの絵の魅力は大人になった現在も自分を捉えてはなさない。
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福音館書店ではじめて出した横版横書きの絵本が、この『とらっく とらっく とらっく』なんだそうだ。それまで絵本といえば、縦版の縦書きが当然で、最初に横版を作ったときには、絵本界に相当衝撃が走ったらしい(あくまで伝聞です)。今じゃあ横長い絵本なんて当たり前だけどね。この本は、横長だったからこそうまくいった本だなぁとしみじみ思います。トラックのスピード感は、縦長じゃあやっぱり出せないものね。男の子って、こういう絵本にものすごく夢中になるんだろうなぁ。[2005.1.31]
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ミニカーをたくさん集めていた息子達はこの絵本の絵が大好きで
一台一台の自動車を指差して名前を言って喜んでいました。
朝から夜になっていく様子が
とても素敵で、スピード感あふれる絵を見ながら一緒にトラックに乗っているような気持ちになれました。
ヘッドライトをつけてからの山越えが息子達は好きで繰り返し見ていました。懐かしい絵本です…
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大きい車好きのりくは絵を見てよろこんでいました。でも、ママは文章がおもしろくなくて読み聞かせたいという気になりません。ママの気持ちがわかるのかりくもこの絵本は絵を見るだけでページをめくりたがりあまり読めませんでした。
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デフォルメしているようで、けっこう細かく書き込まれている絵。
車が大好きな男の子にはたまらないんじゃないかな?
最後のページの道路標識がなぜだか超おきにいり。
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じぷたを描いた渡辺&山本コンビの絵本を集めたくなって購入。
途中いろんな車が出て来て楽しい。
『なんださか、こんなさか』
子供達には新鮮な言葉。
福音館書店こどものとも傑作集。
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渡辺茂男さく 山本忠敬え
あの、マニアックなリアルな自動車の絵を描く山本さんが、この本のようなくずした絵を描いているとは思わなかったので、びっくり。自動車の疾走感がすごい。りょーまも、絵のタイヤを指して、「ま。ま。(回ってる回ってる)」と言っていた。工事現場のくるまは写実的な絵じゃないのに車体の質感とかはすごく本物の感じが伝わってくる。
工事現場の文は山本さんの他の本にもあるようなマニア度が入っている説明文がさりげなさそうにかかれている。
最後のページの深いみどりに黄色のおつきさまと幽かな街の明かりが見えるところが叙情的。
終わりのページに標識が18個並べてある。本文の中に出てくるのもあるけど、殆どが出てこないもの。りょーまは1個1個指差して「ん」、「ん」と言って何の標識か聞きたがった。(H21.6.13 1才9ヶ月)
良い本だなあと思ったので購入した。
図書館の本と並べてみたら、違いがいくつかあった。まず、?新しい方が少し版が大きい。18.7×26.2と19.4×26.4。なので、絵も、原画のより大きい部分が印刷されている。本ではどちらも20×27cmということになっている。?絵がくっきり鮮明。テレビでいうと丁度アナログとデジタルの違いと同じ。やけにはっきり見えている。?これが一番大きい違いなのだが、5ページの「どうろこうじうんてんちゅういのひょうしき」が古いのはつるはしのマーク、新しいのは人が土を盛っているマーク。古い方でも最後のページには「こうじちゅう」の標識として盛り土の標識が挙げられている。古いほう2001年第74刷り、新しい方87刷り。
1961年 月刊「こどものとも」発刊
1966年 「こどものとも傑作集 第1刷
2008年 第87刷。第85刷より新規製版して、シリーズ名を「こどものとも傑作集」から「こどものとも絵本」に変更。
(H21・6・26)
以前はストーリーの全体を追うというよりも、気に入ったページを見ることが多かったが、最近1ページずつ順に、文章を読めと言うようになった。読まずに黙っていると、「まま」とかわいい声で言って本を上にあげてくる。で、そのページのを読み終わると自分でページをめくったり、絵を指差したりする。気に入っているようで、一日に何回も持ってくる。(H21.8.5 1歳10ヶ月)
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2歳の息子にしては文字が多めなので、ねかしつけの時にゆーっくり低いトーンで読んであげると、いつの間にか眠っています。絵がレトロな感じがして好きです。
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いえいえ、実は持っているのですが、図書館でも機会があって借りてしまったのでした。1961年発行から89刷、2009年の本です。やはり、一昔も二昔も前のトラックの運転手さんと、その頃の時代背景が織りなす道路事情・白バイ・消防車・救急車が出てくる温故知新な運転手さん、頑張れ!な、お話。最後に出てくる交通標識は…勉強用でしょうか。
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山本忠敬さんが絵を描いてます。
このかた、乗り物への緻密な描き込みと、人物の省略っぷりの対比が楽しい。
乗り物好きなんでしょうね~。
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港の倉庫から貨物を積んだトラックが配送する様子が描かれた本です。坂などを走る情景だけでなく、スピード違反で白バイに捕まったりするので、表紙絵はほんわかとしていますが、実写を感じる一冊です。
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母親の読書記録より転載。
二歳の時に読んでいた本。
本の最後にある、道路標識20種類を全部覚えてしまった私を見て、親はこの子は天才か、とすごい期待をしたらしいけど、いやいやいや(笑) 平成の現代では、20種どころか、数百匹いるポケットモンスターを丸暗記していて当たり前、ですから。
未だにトミカショップにいくと心がときめいてしまうのは、絶対にこの本に原因があると思う……。改めて見るとトラックの疾走感、「たばこをうまそうにすう」という言い回し(でも最近だと、これに噛み付く人がいそうでいやだなあ……)、スピード違反で注意されるとか、内容盛りだくさんで、夢中になって読んだのもわかる気がする。
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トラックが港の倉庫を出発し、高速道路を走り、山道をのぼり、朝も昼も夜も走って街に着くまでに、たくさんのくるまに出会います。
くるま大好きな男の子が夢中になる本。
まるでくるまが息をしているかのような、生き生きとした文章も素晴らしい。
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いつも前へ前へ進もうとしているようなスピード感あふれる山本さんの画が好き。
本当にスピード出しすぎて、トラックが警察官に止められるのはクスッと笑える。
登場する車両は古くても、色褪せない良さがある!