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これだけ徹底して世界観統一してる人も珍しいような…最後にイージスのキャラが出てたんですが、時期的にはいつ頃なんだろう。
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2007/4/22購入
2011/4/22〜4/27
何かをやり残した男女が、やり残した染みを消すために懸命に戦う。「いまできる最善のこと」、「畳算」、「サクラ」、「マーマー」、「断ち切る」、「920を待ちながら」の六編。どれも必読の作品であるが、後半三編の怒涛の展開は圧巻。福井作品ファンには懐かしい名前も出てくる。何で長いこと積んでいたのかを悔やむ名作。
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本屋で平積みされてて
ついつい購入
長編だとお思っていたので、
短編集に思わず 驚いてしまった
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あらすじに惹かれて読んでみた本。結論。これが長編だったら・・・・・・。それなりに伏線や繋がりはあるのですが、それがもっと繋がり長編になっていれば、もっともっと面白かったと思います。短編になっている分、少し軽くなっていた感が。よかったですが、それが残念。
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短編集だと思ってなかった… 最後に話がつながるんだ、と思って読み進めていたのでした。
なかなか面白かったので、つなげて欲しいなぁ。でも、この後亡国のイージスにつながるのなら、この短編をつなげるのは難しいかも。
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「畳算」が最高。女としてその生きる姿勢、芸をもつ艶やかさ、やりきれなさは胸に迫るものがあった。どうしても待ってしまう老女の姿は人間はかくも切ないものかと思わせる。「マーマー」は様々な役割を一生懸命こなそうとしつつその葛藤に苦しむ母であり、妻であり、働き手である彼女。自分が自信をなくしたときに元気がでそう。でも人間はかくも経験をすると後悔や自身の穢れに絶望し、また希望を得られるものなのかな。年を経るって奥が深い。
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佳作。
一つ一つの短編は悪くないが。
できれば、その6つの短編をひとつの長編に編み上げてもらいたかった。
一部の短編同士がつながっているのも、気を持たせた。
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短編集。6作品あります。面白かったです。堪能できました。どの話も主人公がかっこよすぎます。市ヶ谷とか赤坂とか、独特の言い回しもたまりません。「媽媽」が一番よかったかな?
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久々に心にグッとくる小説です。
多少軍事もの好きなら「福井晴敏」はハズレがないですね。
戦争や医療とか、「命」が掛かってる物語は登場人物が活き活きと輝いて見えます。
魂の叫びが出やすいのですかね?
作者の腕ですかね?
そう穿った見方をしてしまうほど、この作者の切り口は見事です。
非日常の中で見せられる、親として、子として、男として、女としての気持ちが、読み手の心の中にあるモノと共振するんですかね。
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短編集でありながら、洗練されたストーリーを持ち、他の作品との関係をしっかり保っています。この作品を読むことで、他の作品に対する感動がより深まります。長編作品を読むのに抵抗をある方にもお勧めです!
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アクション大好きな自分はとにかく「かっこいい!」の一言
出てくるキャラクター全員が完璧な工作員という訳ではなくて
例えばそれは主婦兼工作員の女性だったり、実践慣れしていない中年男性工作員だったり
ページをめくる度にハラハラして、それでいて最後は心温まるようなストーリー
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6/19完読
読み終わったー!如月目的で買ったのですが、女性陣にやられました。
如月と須賀のしりとりに爆笑。あんなイケメンがしりとりする姿を見たら卒倒する。
私もこれから「き」が出たら「キリン」と即答します。
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福井さんによる福井さんらしい福井ファンのための短編集だった。
やっぱ福井さんはコレコレこの系統(。・・。)(。. .。)ウン・・ともすれば死に直面するようなミッションを担う人間達のドラマ。
最後の「920を待ちながら」は特にその真骨頂を味わえる短編。短編なのにこれだけの濃い内容で、しかもしかも!!意外なサプライズ!
私を福井ファンにさせたあのヒーローが登場したのには小躍りしてしまった!!
ああ・・また手に汗握る長編が読みたい!!
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福井晴敏の作品とは、日本という一見世界で一番安全とも見える国を縁の下から支える人々の話というのが
基本なわけですがこの『6ステイン』は今までの作品の中でも特にその色が強い。
かなり面白い作品だけど、短編集なだけに説明が難しい作品。
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著者の短編集は初めて読んだ。濃すぎるほどの長編が多いので、それに比べると、ちと物足りなかったけど、まぁしょうがないか。
6つの短編の繋がりも期待してたんだけど、特に仕掛けみたいな物もなかった。作者も軽い気持ちで書いたのかもしれない。まあ、らしい作品ではあった。
しかし、いつも思うのだが、この人は自分の実年齢よりも上の、戦後生まれの方の気持ちとかを、まるでその時代を生きていたように伸び伸びと描く。想像力が豊かなのか、それとも本人がその時代の人々の考え方、生き方が好きなのか。まぁ、好きな作家さんです。