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おすすめで貸してもらったの枡野浩一のブログの本なのかな。
内容は石川啄木のダメダメさをディすってるだけなんだけど、おかげで犬猿しがちな短歌にも馴染みやすくてよかった。
目覚めてもふとんのなかでごろごろとしちゃう駄目さをせめないでママ
これが特にお気に入り。
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短歌の世界への入口になるであろう本!
石川啄木パナい。
ファンになりそう!
ほんとは
働かないで、妻子放置して
母親を虐めることに快楽を見出すような
ダメダメだーめな人なのに
何この働いてますアピールの短歌の数々!
石川くん、もっとよく知りたいです。
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おもしろかった!
枡野さんの石川くんへの愛の歪みっぷりが最高でした。
愛すべきくず男、石川くん。
『はたらけど/はたらけどなお/わがくらし/らくにならざり/……っていう調子の良すぎる リズムが、じつは働いてない君の姿を的確に表現してると思う。』
もうこの句を読んでもおもしろくなってまう……石川啄木への興味も湧いて、読者をそういう気持ちにしてくれる本ってすてきだなあと思いました。
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空気を読む圧力の強い現代の感覚において、石川啄木の短歌から感じられる過剰すぎるかもしれない自意識が、ときに私にとって救いとなるのである。
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もともとマスノ教祖のファンで、はじめは「なんか啄木と教祖ってスタンスが似てるな~」とか思いながら読んだけど、読みかえせば読み返すほど違いがわかってくるから短歌って面白いなぁと思います。
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石川啄木って教科書に出てくるただのセピア色の坊主頭…ではなかった!電車で読むのはキケンです、こみあげてくる笑いが止まらない
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子供が買った本啄木の歌の超訳本
啄木の人生の履歴と共に歌が載っているのでわかりやすい。改めて石川くんのこと嫌いになりましたww
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後輩のすすめで読んだ本。
石川啄木がうさんくさい(苦笑)人物なのは知っていたので、
特に新しい発見はありませんでしたが、
現代短歌に置き換えてある部分と
啄木への手紙という形式をとっている部分が
おもしろいなぁと思いました。
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とりあえず自分が全肯定される感というか、「なんだ、こんなもんでいいんかい」って思える感じが良い。最高。一番好きな、というか少し切なくなる歌は
”わが抱く思想はすべて
金なきに因するごとし
秋の風吹く”
かな。自分にとってもそうだし、啄木の立場に立ってみてもそうだし。
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枡野浩一さんの石川くんへのあふれる愛!!!わたしもこんな風に愛されたい!!!!と邪な気持ちを抱く。枡野浩一さんの誠実さがすてき。石川くんへのイチャイチャが好き。短歌ってこんな風に自由に読んでいいんだあ、と気が楽になる。年表とかもう、本当に愛に溢れすぎ!!!ラブ!!!
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石川くん、サイテー!
石川啄木のイメージ総崩れ。ローマ字日記がまさかのエログロ…。とても攻撃的な感情をお持ちだったんですね。そんな短歌も是非つくっていただいてたら、きっとファンになってましたよ。
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ほぼ日新聞に連載されていたそうだ。かの有名な石川啄木の短歌を現代風に詠み直し、お手紙風なものを付けたもの。風、ばかりだ。面白かった。石川啄木がこんなはちゃめちゃなダメな人だったとは知らなんだ。昔の文学者?なんかこんなものなんだろうか。こんな男に周りの女たちはよくついて行ったもんだ。
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鬼畜な石川くんこと石川啄木をめぐるエッセイ。短歌の偉人だろうが、26歳で亡くなった年下のダメンズには「くん」付けが相応、と思わせる書きっぷり。「働けど働けど」と歌っても、ホントは全然働いていなかったヤツは、金田一くんとか節子さんに甘えて生きていた。現代語訳がまた痛さ倍増。
ほぼ日サイトへの連載だった模様。朝倉世界一のイラストで、石川くんはより愛されやすいキャラ化した。
啄木の短歌で好きな作品を引用すると、自分の弱みがバレる気がする。
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桝野浩一だいすきだけど、これはあんまし。
啄木の短歌は、そのクズ正当化っぷりがすでに清々しいまでに完成しているせいであるいみ伸び代がなく、それを上塗り現代語訳するというのは、こと短歌という制限の多い芸術においてはムズカシすぎると思った。啄木の短歌はもともと現代人にとっても分かりやすいんだろうな。
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「石川くん」が石川啄木だとは…
名の知れた歌人=立派な人とは限らない。
やはり、呼び名は石川くんで充分だ。
啄木の短歌を現代語訳で、分かりやすい。
石川くんの素性が、なかなか面白く解説されている。
それにしても金田一くん、お人好し過ぎるでしょ。
'13.08.07読書完了