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百鬼夜行抄の影響。雑学程度。神々についてが大雑把でもう少し深く掘り下げて欲しかった。入門書一歩手前。
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こんなにざくっとまるめちゃっていいのか。「πは3」みたいな感じの本だ。
明らかに間違っているのは、死はケガレとして忌み嫌われ、死者を弔う観念もなかった、というあたり。何千年も前から埋葬の習慣があるのに。小学生でも古墳くらい知ってるのに。
ここでは死者を放置した例として、芥川龍之介の「羅生門」が挙げられている。が、羅生門に打ち捨てられていたのはあくまで引き取り手のない死体であるし、それも、都がどれだけ荒廃していたかを表す文脈のなかである。書き手もそれくらい承知のはず。だいたい小説を例に出すこと自体おかしいし。よく見たらこの本、「著者」がいないのだ。それならこんなものか。
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色々な信仰があって、それで平穏になるならいいと思う。
だが、しなければならない儀礼がたくさんあるのは煩わしく思います。
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日本の神道と仏教を、その関連も含めてまとめてあります。
簡潔すぎではありますが、それ故に興味を持たれた方にもとっつきやすいと思います。
なお浅学な方がレビューにて本書を中傷されているので少し書かせていただきます。
神道において死は穢れであり、遺体も穢れです。
これはイザナギが黄泉の国で腐ったイザナミにより穢れるエピソードからも明らかです。
神社本庁の考え方もそうであり、詳しくは神葬祭大事典をご覧下さい。
(神社ごとに多様な考え方があることは否定しません)
また羅生門の行ですが、平安時代においては家で死なれるとその家が死で穢れるため、疫病感染者や死の迫った者は自発的に家から出るか家から追い出されることが常態化していました。
死にそうな雇った者を追い出すことを禁じた法律が813年にできたことからも判ります。
行き倒れが都の道端で死んでいるのは万葉集にも歌われており、そして当時は埋葬せず風葬といって地面の上にそのまま置くだけの死体処理が一般的でした。貴族や僧でさえ埋葬されなかったこともあるようです。
門に打ち捨てられた描写は底本である今昔物語にあり、メジャーな羅生門を出すことは時代と雰囲気を定めることができ、そこまで不適切ではないと思います。
本書が日本人の宗教観理解の一助となれば幸いです。
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寺や神社での作法の項目はタメになった。神様達の由来などアッサリではあるけど、分かりやすい。この本を通して、更に深く知りたくなった。
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1.日本人の心の源流
日本人と八百万の神々,海の向こうからやってきた仏
2.暮らしの中の神々と仏
身近な神々,身近な仏たち
3.日本の神々と神道
神に仕える人々,参拝の方法,暮らしの中の神々,「ハレ」と「ケ」
4.日本の仏と仏教
大乗仏教の成り立ち,仏教の教え,暮らしの中の仏教,仏教の死生観
5.古社寺を歩く
※第2章がいちばんおもしろい:「○○さま」の解説が.
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新幹線の移動中に読み終えられるくらい、読みやすい。日本人として神道や、仏教に基づくことを知るのに基礎的な内容。
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日本の仏と神社を一望するガイダンス本。まあまあ概略はよく書かれているが、何でそうなのかというようなところの解説までは踏み込んでいない。
①日本人の心の源流ー日本人と八百万の神、海の向こうからやって来た仏
②暮らしの中の神々と仏ー身近な神々と仏
③神道ー神職、参拝の作法、ハレとケ
④日本の仏と仏教ー大乗仏教の成り立ち、暮らしの中の仏教、死生観
⑤古社寺を歩くーそれぞれの寺社のご利益