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シリーズ2冊目は書き下ろし。
墜落したロシアの人口衛星から「あるもの」を持ち出したテロリストたちを追撃する話。三人がそれぞればらばらに追撃してるため、主に三つの視点で話が進むんだけど、それぞれの情報が絡まりあって一つの結論に達する様は面白かった。
正体不明のテロリストグループを追い詰める過程が実に熱い。追手も逃亡者も両方ともなりふり構わず目的を遂行しようとする姿に燃えた。
特に今回は陽炎がピックアップされていた気がする。ミハエルに対して内心ではデレてるくせに必死で隠そうとしてる陽炎はかなり可愛いと思う。
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ロシアの人工衛星がミリオポリスに突如墜落、「あるもの」が強奪された。同時にこれに端を発した連続テロ事件が発生。3人は各々のルートでテロを阻止するべく、動き出す。スプライト2巻と同じ事件ですが、違う切り口で書かれていて、かつリンクの仕方が面白い。
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2008/01/04読了。
スプライトシュピーゲル2と連動し、作中で起こる事件は全く同じ。
しかし、何故かこっちの方が、はるかに楽しく読める。何故だ?スプライトの方は、あまり楽しんで読んだとは言い難いのだが。挿絵の違いか?あまりにも、スプライトの方が、絵が幼いので、どうもあからさまに児童虐待の気分になってしまうせいかもしれない。あとは、スプライトメンバーの方が、ぶっ壊れ度が高くて、感情移入できないのも大きいのだろう。
もういっそ、オイレンしか読まないという手もある。
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2冊目にして結構大きな事件になってしまってる。ちらちらとスプライト側のキャラも登場していたりして、平行で進んでいる感じ。
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2010 11/23読了。書泉ブックタワーで購入。
2巻目にして初長編+いきなり3人が別行動をとる、という巻。
テロリスト集団間での核のバトンリレー、というのは熱いな。
それぞれに色々あって、最後で3人が集結する展開も、要所でスプライトシュピーゲルの3人が見え隠れするのも。
次はシュプライトの2巻を読む。
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オイレン側から見たアンタレス事件はスプライトの疾走感とは違って、内面を描くことにより重点をおいた感じ。片方だけでは足りなかった事件の全てが浮かび上がり、より深みを増したものとなりました。小隊メンバーが別行動をとり多視点での描写はそれぞれ味わいが異なり楽しめました。陽炎のミハエルに対するベタぼれとそれを隠し切れずにいる姿が妙に可愛らしいです。そしてエピローグの怪しげな会話の意味は? 次巻も楽しみです。
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実は、1冊目は冲方さんだから読んだけど、これだと2冊目で飽きて全部読まないかも、なんて思ってたのに、2巻で意外な程迫力が増していつの間にやら惹き込まれてしまいました。
絶対次も読みたい。
いろんな思惑が絡み合う展開や、グロイだけじゃない、切実で迫力満点な戦闘場面にライトノベルだってこと忘れました。全然ライトじゃないんだもん。
長編ということもあって、読み応え十分だったし、紹介編のようだった1巻よりも、3人各々のキャラや絆が描かれているのも良かったです。
今回は、同じミリオポリスを舞台に平行して連載されている「スプライトシュピーゲル」との絡みもあったので、そちらの世界も覗いてみたくなりました。
冲方さんの描く世界はいつも深くて広くて驚くばかりです。
前回のあとがきで、見えるものを唯書くだけみたいなことを言っていたと思うんですが、冲方さんの本を読んでいると、この人本当にその世界が見えてるのかも住人かも、と思えてなりません。
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もう一つの話と完全リンク
同じ事件を追いかけて出会う2組
3人別々の思いと行動が最後には一つに収束していく
面白い!!
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戦闘シーンはほとんど読み飛ばしてしまった。
ちょっと肌に合わないなぁ。
この文体は建前と本音を対比させるのに持ってこいですが、
状況を説明するのにはどうなんだろ、入り込めない。
上手いとは思うんですけどね。
比べるものでもないのだけれど、
同じ殺伐としていて、
同じ戦う子供なら、
『スカイ・クロラ』のほうがずっと好き。