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宿澤広朗氏は、2006年6月に55歳で急逝。早稲田大学ラグビーを日本一にしたときのスクラムハーフ。小柄でスピーディーな動きが今でも印象に残っている。告別式には4000人を超える人々がつめかけたという。銀行マンとしても辣腕をふるった氏だが、努力の人だったというのがこの本の論調。多くの人の心に敢闘精神を植え付けた氏の生き様はすばらしい。
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子供の頃の憧れだった宿沢さん。無条件に★5つです。何をやっても完璧に思えた彼もリーダーを目指し、孤独に耐え、強い男になることの辛さを味わっていたことを知り、何か苦い思いというか若い最期もずっと続いた全力疾走からの開放と考え、これで良かったと思ってしまう。銀行家としても頂点を取り、もう一度日本ラグビーに陽の目を見せて欲しかった。でも、この本など彼の残した功績を記したものから人生について学ぼうと思う。
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こんなにスゴイ人がこの世に実在するなんて…
ラガーマンとして日本代表、代表監督。
そして銀行員として頭取一歩手前の専務にまで上り詰めた宿澤広朗氏。
単純に自分との比較をしてしまうと悲しくなることもあるかも知れないが、
「自分にも、何か必ずできることがある」
という考え方に変えることができれば、この書から得られるものはそれが全てであろう。
スゴイ男の実話である
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住友銀行時代、一度お会いしたことがあります。この本に書いてあるとおり小柄でちょっとはにかんだような表情をしてらっしゃいました。ラガーマンとして、銀行員として輝かしい実績あげた人生でした。「負けず嫌い」「環境のせいにしない」「正面からいどむ」「チームの力を引き出す」「でも人見知り」。三井住友銀行の頭取の器と期待されていましたが早逝されました。読んでみて一編の上質な映画を見たような印象があります。著者の筆力を感じました。
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ビジネスマンとしてが8割、ラガーマンとしてが2割。ラグビー協会での挫折、頭取へあと1歩での急逝。彼であっても運は支配できなかった・・・。
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07年12月読 ラグビー日本代表監督であり三井住友銀行の専務であったスーパーマンの物語。大事を成す人は、本当に厳しい生き方をしており、それ故に運を支配したというのは非常に納得できる。
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単なるスポーツ功労者の足跡を振り返った本ではない。若くして三井住友銀の専務まで上りつめた宿澤氏の手腕の数々。むしろ
ビジネス書として興味深く読めた
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ジャパンの監督時は勝つ為の工夫を積極的に行い、当時無名だった梶原宏之先生もこの人に選ばれ活躍していったことを知った。
適材適所の人材選びから始まり、相手の分析、組織作りがすばらしいと思う。
当然そのスクラムハーフ、キャプテンとして、監督としてしてきたことは会社でも通用し、十分に生かされていたと感じる。
アメリカのカレッジスポーツが「プロ養成」であるのに対し、英国の「リーダー養成」の場という目的でスポーツをすることに関して、私も英国型の理念に賛成である。一人ひとりがリーダーシップに必要な「判断」と「決断」の能力を鍛えればその場、その場で個人が求められるその力は強くなる。もちろん、組織としてもそういう人間が集まれば強くなる。また、そういう組織にいる限り、どんな立場におかれようともスポーツをすること自体無駄になることはない。そして、違う分野で仕事をすることになってもその力は宿澤氏のように十分生かされる。
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「努力は運を支配する」
ラガーとして、バンカーとして、自分の信念を貫いた方だと思う。
リーダーとしての有り方やまっすぐに生きる事のすばらしさを再認識させられた。
宿沢氏の、勝つ事に対する美学、負けた時の潔さは、簡単に他人に真似できる事ではないけど、その示唆は後進に大きな財産になると思うし、そうあって欲しい、そうして行きたいと願います。
早すぎる死が残念でなりませんが、我々に残されたものは非常に大きいと思うし、その影響は計り知れない。
「二足のわらじ」を完璧に貫いた一人のビジネスマンとして、これから目標にしたい方の一人です。
直にお会いできなかったのが非常に残念でしたが、少し近い存在で居れる事が、ただ幸運だと思う。ラガーマンとしての情熱、銀行員としてのこだわり。プロとして勝負に徹すること。
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2007一番感動した本。 として父親が送ってきた。
かっこいい人。この人を知らなかったけど、かっこいい。『努力は運を支配する』が座右の銘。かっこいい。
けどこの本よんで気付かされたことは、自分にあまりにも経済界の知識がなさすぎる…結構やばいぐらいないかも。
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宿澤広朗
って知らなかったけど、書店で妙に気になったので読みました。
元日本代表のラガーであり
ラグビーの元日本監督であり
三井住友の幻の頭取・・・
「運を支配した男」
っていう言葉がものすごく心にしみました
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早稲田の天才ラガー、日本代表監督、そして銀行専務まで上り詰めて急逝した男。
目の前の幸せをつかむために常に自分のスタイルを出していたように思う。
成功したからこそかっこいい。
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宿沢さんが今のラグビー界で、惜しい人材だったのは間違いないと思う。しかし、この本は事実と著者の推測がわかりずらく交差している。JKの後は誰なんだろ?真下はいらない」。
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当行を代表する人物
その生き様、指針としたいと思える。
何かをやろうと決断したときは
とことん全てをやらないと実現しない。
指導者の中途半端な指針は無意味。
決めたことはだいたいできる。
間違いもある。肝心なのはそれを怖がらず
やり遂げること。
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身長160センチ、県立高校出身で、早大ラグビーのスクラムハーフ。
二年連続の日本一となるが、住友銀行に就職、為替Dealerとして頭角を現す。
2001年9月11日の大手町Dealing Room、陣頭指揮の鮮やかさ。
1ドル資金の調達 2お客様のドル資金要望にはすべて応える、そして、この機会のPositionを取って儲けよう、そして儲けた男。
55年の短い生涯を駆け抜けた、バンカー、ラガーマンの生き様が見えます。週末の赤城山での心臓麻痺に見舞われたとのことですが、長年の喫煙習慣が、心臓にどんな働きをしたのか、と思うところあり。週末の山歩きには睡眠と禁煙が必要か。