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建築探偵桜井京介の本編13作目。
前回で、薬うたれたり、催眠術かけられた、蒼は深春と会員制の避暑地へ保養でいくことになる。そこで、蒼は家族が惨殺された事件の生き残りの少女と出会う。そして、恋に落ちる…。
表紙のカバー裏に「最終コーナーはすでに回った。フルスロットル」と作者の言葉があったが、ま、そのまんま。
前半は、延々と蒼と少女の避暑地の恋物語。
しかし、少女と云々の前に、蒼が京介との過去を回想するんだが……。これは腐女子へのサービスですかい?
なんぞで、この作品の登場人物は皆そういう関係じゃない、と書いてたのを見たんだけど、作者自身が煽ってるっていうのはどうなんでしょ。
ま、確かに、保護される、保護する気持ち、と恋愛感情はとても近いものではあると思うんだけどね。
で、一応謎解きはあるんだけど、最後の、えええええええええ、ってページのお陰で、ふっとびました。
ま、これはその一行のための物語なんだろう。
つか、そのための物語であると、納得させていただきました。ええ、その辺はきっちりやります、篠田真由美。
なんか、前の「聖女の塔」の時も書いたような記憶があるんだけど…続きを読むのを待てる人は、もうちょっと待ったほうがいいかもね。
次で、京介の過去話だそうです。
ってことは、その次で現在になって、完結か。
いっそ、京極夏彦みたくなごっつい本でOKだから、さっさと出していただきたいもんです。はい。
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どんどん「建築」探偵ではなくなっているのが、すこし残念。
このシリーズ、精神を病んだ浮世離れの美少女が登場する話の割合が多い気が。どの子もみんな同じに見える。
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蒼君初の恋人。
ただ、すっごい不健康な感じで。
なんというか違和感がありますね。
でも、最後は京介を選ぶよね。やっぱ。
某御人との決着は一応着いたことに。
そして京介の決別。
ちなみに今回は深春と某嬢のCPにときめきました。年貢の納め時ということで。
さあラスト二冊楽しみですね
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六月の緑の森の、白い花の咲く木の下でぼくは君と出会った。人の姿をした美しい一角獣と。放火殺人の生き残りである少女に、宿命のように心惹かれていく蒼。しかし少女の母は、眼窩をイッカクの牙に貫かれて無惨な死を遂げる。すべてが明らかにされたとき、桜井京介の下した決断とは。
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本編15冊で完結予定の13冊目。ゴールが確実に近くなってきていますが、1年1冊しか出ないので、完結は再来年ですね。今回は蒼の初恋編。でも、すみません。私、蒼のことそんなに好きじゃないんで、あー、そうなの?って感じでした・・・。一応殺人事件は起こるし、ミステリと言えなくもないけれど、これってミステリなのかな?という気もしました。まあ、このシリーズのメインは桜井京介という人物の謎なので、殺人事件がメインじゃないのでしょうね。次巻は、京介の過去がわかるのでしょうか。とりあえず、完結まで読み続けるつもりではいます。
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益々、目は離せない、桜井京介。いったい、君は、何者なんだよー。蒼はいいや。よく分かるし。深春だって、健全でしょう。次が気になります。
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建築探偵シリーズ 第17巻
蒼が運命の女性とめぐり逢う?
他人を操作することに愉悦を思う
犯罪者 松浦(宿命のライバル?)
謎のお父様も発動!
・・・松浦?
那須の事件?
・・・第10巻か!(未読)
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学生時代に読んでいたのを再び手にとっているシリーズ。
なぜか母親も嵌っているのが不思議といえば不思議。
さてシリーズ終盤のこの巻、桜井さんがわりと空気でした。
私は深春がすきだからいいんですけど、なんかねぇ…。
作者が言ってるように、蒼や深春がワトソンで京介がホームズっていう役割だと、もうこの物語進めづらいよね…蒼も成長してるし。
個人的に催眠術で操って殺人、というのは反則だと思っているので、推理部分は流してよんじゃいました。
個人的には深春とお嬢様でくっついていただきたいです。
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■家族惨死事件の生き残りの少女と蒼の宿命的な恋――
6月の緑の森の、白い花の咲く木の下でぼくは君と出会った。人の姿をした美しい一角獣(ユニコーン)と。放火殺人の生き残りである少女に、宿命のように心惹かれていく蒼。しかし少女の母は、眼窩をイッカクの牙に貫かれて無惨な死を遂げる。すべてが明らかにされたとき、桜井京介の下した決断とは。シリーズ最高潮!
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早く次を読みたい、それのみ。
とうのむかしに、どこが建築探偵やねん、という突っ込みもむなしくなりました。キャラクターなんですよね、きっと。
完結まで、あと二つ
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ロジックはボロボロだが、かなりきちんとしたトリックのあるミステリであることに驚く。少なくとも、前作よりはちゃんとしたミステリ。とはいえ、ミステリ部分はもはや付けたりだろう。クライマックスでの松浦との対決が伝聞形式で、さらっと流されるのはさすがに残念。ここまで来ると最後まで読むしかないなあ。