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桐野夏生っぽいのが好きで、きちんと落ちのついた話が読みたい人に向いていると思います。あらゆるところに救いがない。解説で、このミス選考員が口々に「こんなの読みたくない」と言いつつ票を入れていたというのもわかる。
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人生悪く回転する時は、俯瞰して見たらこんな感じなのかという話。登場人物の行動だけが示されるので、読んでる最中はまるで共感がないのだが、一度各人物の気持ちをそれぞれにインタビューしたくなる。
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主人公に全く共感できません。
でも続きが読みたくて止まりませんでした。
面白い・・・とは違うけど、すごい引き込まれた。
もう読みたくないけど(笑)。
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狂った作品ですね。
2つのストーリーが終盤に繋がっていく。
一人の謎の少女。
狂った父親。
読んでてちょっと慌しく、辛くもなります。
それとは裏腹に一気に読んでしまう魅力も感じる作品でした。
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殺人現場シーンがリアルに描かれていて、その場の情景や匂いがありありと想像できてしまう…。
まだ冒頭の数ページしか呼んでないけれど惹きこまれてしまって少し恐かったので一旦休止中。
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加奈子を探す父親。加奈子は人をおとしめたりひどい事をしている子だった。担任に殺された加奈子。堕ちていく父親。
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主人公の狂気について行けなくなって、引き気味になりつつ、文体や構成は良かったので読破。主題は好きじゃないけど、カナコの動機は好きかな。
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ハードボイルドになるのかな?読んでいて気持ちのいいものではなかったです.好みにまったく合っていなかったです.描写がうまく,引き込むものがあると思います.読んでいて気持ち悪くなる場面がいくつかありました.
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果てしなかった。読むのが止まらなかったのが不思議なくらい、辛い話。人間はこんなにも堕ちてしまうのかと思う。
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第3回『このミス』大賞受賞作と言うことで読んでみたけど・・・・おいらにはちょっと合わないかな?感情移入もできないし、共感できるところもなし・・・疲れました・・
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久しぶりに読んだミステリー小説。
じっくりと読んだ方が面白いですよ。
登場人物一人ひとりの葛藤が面白かったです。
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2つの時間軸ででストーリーが進む。
読者のミスリードを誘うような仕掛けはないが、文章を一気に読ませるひきつける力がある。
ただ、登場人物の暗部がどんどん明らかになっていくストーリーのため、読後の爽快感は期待できない。
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こんなに救いようがない話だったなんて。読者を作品に強く引き込む力があるのは間違いないです。途中でページをめくる手も止められず、一気に最後まで読んだ。しかし、読み進めるにしたがってどんどん憂鬱になる。とにかく主人公も最低だし、その主人公が探す娘も最低だった。出てくる人物全てが最低で、好感を持てる人が一人も出てこない。面白くないのに、それでも先が気になって読まずにはいられない。いや、やっぱ面白いんですかね。人に薦めることはできない面白さですけど。
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期待しないで読んだせいか、予想以上に衝撃を受けとても楽しめました。
これも典型的なノワールでしょうか。「Jエルロイ」の作風を和風テイストにした感じです。
元刑事・藤島秋弘のもとに、失踪した娘の加奈子を捜してほしいと、別れた妻から連絡があった。家族とよりを戻したいと願う藤島は一人、捜査に乗り出す。一方、三年前。中学生である瀬岡尚人は手酷いイジメにあっていた。自殺さえも考えていたところを藤島加奈子に救われる。彼は彼女に恋をし、以前、彼女がつきあっていた緒方のようになりたいと願うようになるが…。二つの物語が交錯し、探るほどに深くなる加奈子の謎、次第に浮き彫りになる藤島の心の闇。用意された驚愕の結末とは―?『このミステリーがすごい!』大賞第3回受賞作。
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肉体的そして性的に不快になるほどの暴力的な描写が続き免疫のない人には薦められない。元暴力刑事の駄目親父が行方が分からなくなった娘を捜す為のバイオレンスな物語。これが好きな方は新堂 冬樹の溝鼠、毒蟲vs.溝鼠 を推薦いたします。こちらはもっと底なしにエログロイ。