紙の本
可愛い子には旅をさせよ!?
2023/11/19 09:35
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投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る
わがままでわんぱく、大人の言うことなんてまるで効かない主人公のニルス。そのニルスが思わぬ冒険の旅に出発する羽目に。それに旅の仲間は動物たちばかり。さてどうなることやら。
紙の本
北欧の国スウェーデンを代表する古典的名作
2015/10/29 10:05
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投稿者:タンスの角に薬指 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ノーベル文学賞を受賞したスウェーデンの女性作家セルマ・ラーゲルレーヴの代表作です。
福音館書店から上下巻で出版されています。これはその上巻です。
お話の主人公は農家の息子ニルスで乱暴者で動物を虐める悪い子です。
ある日のこと、ニルスは妖精トムテを見つけ虐めますが、そのお返しにトムテに魔法で小人にされてしまいます。
途方に暮れていると、家で飼っているガチョウが雁の群れについて飛んでいこうとします。ニルスは必死でガチョウを止めようとしますが失敗し、ガチョウにしがみついて空を飛んでしまいます。
そして、ニルスはそのままガチョウと一緒に雁の群れについて旅に出る事になり、その過程で色々な事を体験し人として成長するという物語です。
日本ではテレビアニメが制作されました。
お薦めの物語です。
紙の本
ニルスの翻訳はこれで
2015/02/24 08:43
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投稿者:本すき - この投稿者のレビュー一覧を見る
ニルス 翻訳本 ほかも読みましたが、これが良かったです。
語りがやわらかい。
ベッドでの読み聞かせには おすすめです。
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子供の頃アニメを見ていたので懐かしさから図書館で拝借。当然趣は違ったけれど面白かった。
もちろん違って当然なのだけど、これを原作にしたアニメは良い出来だったな、と再確認。
NHKもこういうのを再放送すればいいのにな、と思った。
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我が子の一番のお気に入りである。
北欧の自然をリアルに描きつつ、ファンタジーとして十分に楽しめる作品である。
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(上下巻まとめての記載です)
アニメの再放送を見たので9歳の次男に読ませた、私も読んだ。
アニメ感想はこちら。
https://booklog.jp/users/junsuido/archives/1/B002UNEEC0
次男には簡単な版を読ませるつもりだったのですが、アニメも見たからせっかくなら完全版で読めるかなと渡してみたけれど、上下巻各250ページあるので次男は「さすがに長すぎーーーー((๑˘・з・˘))」とぶーたれながらなんとか読んでいるところ(笑)
というわけで、私の「次男を読書家にしよう計画」は進行中です (笑)
(長男と娘は諦めたorz)
アニメは50話もあるのでエピソードはオリジナルが多いのかと思っていたのですが、案外原作に忠実にアニメ化していました。
引き離されたリスの親子、ネズミの対決を笛の音で解決、100年に一度海の底から浮かび上がる呪いのかかった島、キツネに狩られる羊たちの群れ、ガンに育てられた鷲との交流、などなど。
しかしアニメでは普通に生き残ってているキャラクターたちが、原作では死んでいてちょっと私がびっくりした。そのエピソードもキリスト教精神に基づく物となっています。
さて。原作者は、女性初・スウェーデン人初のノーベル文学賞受賞者のセルマ・ラーゲルレーヴ。
そもそもこの物語が「スウェーデンの子供たちに、この国の事を知ってもらうための児童文学を書いてもらいたい」ということで女史に声がかかったという成り立ちだとのこと。
そのために、スウェーデンの土地の成り立ちや歴史や言い伝え(巨人がこの山を作ったんだよみたいな)も多く出ています。
途中で「将来に迷っている時に小人のニルスに出逢い、小さくなった少年のお話を書こうと思った女性」が出てくるのですが、作者は書きながら迷うことでもあったのか?と思ったり(笑)
原作のニルスは最初は考えが足りなかったり、物事の表面しか見ていないような感じで、後半に連れて精神的にも成長しているのが感じられます。
もっとも原作のアッカ隊長も威厳がある…というかいかめしく、「出身地を言えないような者とは口を利きたくない」というようなある意味権威者。100歳越えてて、もう子育ては終了して若いガンたちの養育に当たってるならそのくらい厳しくていいですけどね。
まあこのニルスとアッカ隊長が、徐々に心を通わせ、最後の「アッカからの言葉と品物の贈り物」「人間に戻ったニルスが答える」に繋がるのは素敵ですね。
また原作はキリスト教精神に基づいていますね。
嘘をつく、約束を破ることは禁忌、
立派に生きた人が死んだら立派な葬式を出してみんなで見送る、
家族の大切さ。などなど。
これは「ニルス」に限らず、欧米児童文学の根本に感じられます。欧米で子供たちに伝えたいことなのでしょう。
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こんなに長旅になろうとは。
そして、結構簡単に失われていく命。
自然界だからね…。
だけどしぶといキツネのスミッレ。
旅はどこまで続くのだろう。
灰毛の話が何とも言えず、印象的。
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り。1122
5y8m
じ。484
3y
難しくったって、面白い本なら読めるんじゃないか、と、借りてみたシリーズ
まだ読めてないけど面白そうだからまた借りよう
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2016年12月「眼横鼻直」
https://www.komazawa-u.ac.jp/facilities/library/plan-special-feature/gannoubichoku/2016/1201-4659.html
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ピノキオを読んだところだったので、
14歳にもなっても、家族か頭を抱えるなまけもので、勉強はしない、乱暴者で、動物をいじめたり、人に意地悪をしたりする、これまた悪たれ息子にため息でしたが…
小人にされてしまってからは、自分の愚かさにきづき、いいことをすこしずつしていくようになるのが、早かったので安心。
旅の途中に、それぞれの土地土地のエピソードは昔話のようにとても面白く、他の動物たちを助けるようになったニルスも、とてもたのもしいのだ。
「いいか、ニルス・ホルゲション。こうなっては自分でなんとかするしかないぞ。この三週間、野の暮らしで学んできたことを見せてやれ」
って。
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小人にされたニルスががちょうのモルテンの背中に乗ってスウェーデンを旅していく。
ちょっと教訓めいているかな…
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「トムテという妖精に悪戯をしたために小人にされてしまったニルスは、ガチョウのモルテンやガンのアッカたちとスウェーデンの空を北に向けて旅をすることになります。旅の途中、仲間のガンの命を救ったり小さな動物たちを護ってあげたりするうちに、役立たずのただの悪童だったニルスが、小鳥や動物たちに好かれ、仲間に信頼される少年に成長していきます。昔話や伝説や実際にあった出来事が、物語の本筋に巧みに織り込まれているので、読者はニルスと一緒に空と地上の両方で「ふしぎな、すばらしい」体験ができます。」
トムテという妖精に悪戯をしたために小人にされてしまったニルスは、ガチョウのモルテンやガンのアッカたちとスウェーデンの空を北に向けて旅をすることになります。旅の途中、仲間のガンの命を救ったり小さな動物たちを護ってあげたりするうちに、役立たずのただの悪童だったニルスが、小鳥や動物たちに好かれ、仲間に信頼される少年に成長していきます。昔話や伝説や実際にあった出来事が、物語の本筋に巧みに織り込まれているので、読者はニルスと一緒に空と地上の両方で「ふしぎな、すばらしい」体験ができます。