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スペースオペラです。好きです、コレ。内容は
驚異の演算能力を誇り宇宙戦艦(及び艦隊)を司る「電子妖精」に選ばれたのは誰もが能力と家柄を認める巨大複合企業の御曹司と会場に居合わせたコック。
電子妖精が選んだ者は例え軍人ではなくとも望めば電子妖精の司る旗艦の提督として就任するという不文律で艦長になるコック
。それは激動の時代の幕開けでしなかった
ってとこか。
作者の人、この作品がデビュー作だそうです、ビビります、本作で1つの戦いは終わりましたが次作への振りで最後は終わります、そこそこ売れてシリーズ化されることを熱望!ヤンウェンリー似の彼がステキです。
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10.1.31 友人Hから借りる
10.2.17 読書開始
10.3.6 読破
こういうスペースオペラ好きです。
めったに買わないけど(ほとんど借りてる、星界の紋章もでたまかも)。
専門的な用語は最初苦労するけど、波に乗ってしまえばこっちのもんです。
しかし、後半の最後の決戦で、読まなくなってしまうもう大変です。
宇宙の座標定理とか、物理的ルールがスコーン!と気持ち良く抜けてるので、3行ごとに「あれ?なんだっけ??」と前のページを繰らなければならない。
今回もそれで、ちょっと大変だった。
主人公1・元コックが末恐ろしい!
こいつ、何考えてんじゃっ!!
どうも、感情移入できなかった。
オフィーリアとの絡みも少なかったのも残念。
主人公2・御曹司のほうは「頑張って!」と応援したくなるほど、活躍が少ない……こっちのほうが血の通った人間に感じるのに。
一番、花があって主人公っぽかったのは、敵将のアレティーノだったような……感情の描写の状況も一番同感できた。
全体的には、
1.主人公が誰なのか?
元コック・レンなのか、御曹司・ロイなのかが分からない。ふつうだったら元コックなんだろうけど、客観的な描かれ方ばかりで心理描写が少なく、主人公ぽくない、むしろ少なすぎて何考えてるんだか分からなくて怖い。ロイにしては、見せ場が少ない。
2.指揮官クラスの戦艦に就く電子妖精の良さって?
味方の戦艦一糸乱れず陣組めるってのはわかるんだけど、女の子である意味がわからない。いや、それ言ったらおしまいなんだけど。電子妖精も見せ場というかアピールの場が少なかった。一番、魅力的だったのがロザリンドだった……ああ、やっぱり敵だよ。
おいしい材料がそろっているのに、個性的なものばっかりそろえちゃって料理の方向性がとっちらかって、あれ?ってなことに。
このレビューもとっちらかってて言いたいことが、あれ?てなことに……。
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純粋な対象の能力だけを見極めて自分の主を選ぶ電子妖精。そして彼女たちに選ばれることはそのまま艦隊を率いる提督になることを意味する。そして今回選ばれたのは誰もが認めるエリートであるロイ、そして式典会場の給仕レンだった。
超面白い。スペースオペラでは銀河英雄伝説以来のヒット。電子妖精に選ばれた天才たちによる艦隊戦、それに伴う凡人たちの憧れ、反発、畏れ。第一巻では敵の英雄アレンティーノとの壮絶な戦闘が描かれる。次第に明らかになるレンの天才性。アレンティーノもとても魅力的で単なるやられ役などではない。
骨太な熱い作品。
蛇足ですが電子妖精といっても萌え要素はほとんどありません。悪しからず。
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艦隊戦がなかなかうまく描かれていて面白かった。敵も魅力的な人物だったので仲間にならなかったのが惜しい。
まだ主人公の性格が明らかになっていないので他の天才用兵家との戦いでどのように描かれていくのか楽しみな作品。
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不幸な生い立ちだが実は天才的な頭脳を持つ主人公が、電子妖精に選ばれたことをきっかけに戦場に身を置き、持ち前の頭で奮闘するお話。
設定が小難しくて理解しきれない所は感じましたが、レンが作戦を駆使して敵をうまいこといなしてゆく展開は良かったですね。