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表紙につられての、ジャケ読みしてみましたが…。「密室」状態で次々と友達?が殺されていくのに、登場人物があまりに淡々としているのがなんだかな。ちょっと消化不良。
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イメージ参照(http://blogs.dion.ne.jp/kentuku902/archives/6170391.html)
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舞台設定で読んでみましたが、ページは進んだけど物足りなさが残りました。百合表現や教師と生徒が関係を持っていたりと、人を選ぶ本かと。そしてグロいです。
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色々な問題を抱え持った生徒たちが集まる女子校の寄宿舎に、
夏休みの居残り組の生徒六人と教師二人が過ごす中、
夏休み中に一人の転入生を迎える。だがそれから、生徒たちが次々と失踪したり殺人が…。
結末はともかく、森の中の閉鎖的な学園にしろ
ノスタルジックな雰囲気がミステリ的に好きで、さくさく読めた。
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幻想的なホラーミステリ。閉ざされた場所での連続殺人、その真相は必ずしも論理的ではないけれど、後から思えば伏線はところどころにあったかな? ホラー的な真相のほうも、ミスリードに引っかかった感があるし。
でも魅力のメインはやはり、ホラーの部分かなあ。幻想的でぞくぞくする、耽美な雰囲気が抜群。ぐいぐいと引き込まれます。そしてこのラストも、さまざまな余韻が感じられて非常に素敵。静かな夏を過ごしたい人にお勧めの一冊です。
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小学生の時、図書館で借りて読んだ本。
女子だけの学校、吸血鬼?のお話です。
ミステリーだし、面白かったです。
友達にすすめたら、友達も面白かったと言ってました。
もう一度読みたいのですが・・・・
探し中です。
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寄宿制女子高校「ガリラヤ学園」。夏休みが始まったが、帰ることのできない5人の少女たちは厳格な女性教師蓼科と取り残され、うんざりしている。そこに何故か美少女の渚が転校生としてやってきた途端、次々と惨劇が起こり・・・という物語。ミステリーYA!から発売されており、「学園ホラー・ミステリー」とカバー折り返し部分に書かれいますが、これミステリではなくて、単にホラーだと思います。最初のほうは、一体どうなっちゃうんだろうとワクワクしながら読んだのですが、最後はあまり好きな感じじゃなかったです。展開が読めてしまったし。それと、結構残酷なシーンもあり、若い子が読むのはどうなのかな?と言う気もしました。非常に読みやすい本ではあったけど。
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■海辺にたたずむ寄宿制女子高校「ガリラヤ学園」。夏休みの学園に取り残されたのは、厳格な女性教師にうんざりしている個性的な5人の少女たち。だが、大人びた美少女・渚が転校してきた日を境に、謎めいた殺人事件がたてつづけに起きる。恐怖におののく少女たちの忘れられない夏が幕を開ける。奇談小説家・早見裕司が放つ戦慄の学園ホラー・ミステリー。
■■ミステリーとはたして分類してよいのかどうか・・・。ホラーではあったけど。結局、彼らがなにをしたかったのか、なにを求めているのか、いまいち不明のまま。ってか、これトリック違うしね。なんでもアリの世界じゃん。女の子ばかりの女子高を舞台にしてるんで、微妙にそっち系。それが好きな人はそこそこ楽しめるかも。自分はどちらでもない。ただ無性に神秘性を誇張した女の子キャラが生理的にダメでした。
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早見裕司ってあの「メイド刑事」の原作者だったのか。すいません本書のプロフィール読んで初めて知りました。
早見氏は現在沖縄在住で、ホラーやSFの分野で活躍し、アンソロジー「異形コレクション」にも作品を寄せるなど注目される作家の一人だ。
本書は理論社の「ミステリーYA!」レーベルでジュブナイルの姿を借りて、少女たちのひと夏のおぞましい成長が描かれる。
山奥に外界から隔絶されるように建てられた全寮制の女子高校「ガラリヤ学園」。夏休みが始まり、生徒たちはそれぞれの家に帰っていったが、問題のある5人の生徒だけは学園に残され、2人の職員と共に寮で共同生活を続ける事になった。そこに渚と名乗る不思議な少女が現れ、やがて学園内で惨劇が幕を開けるのだった。
惨劇の犯人は誰か?目的は何か?渚の正体は?一応ミステリー的な要素はあるものの、基本的にはホラーである。渚の正体についても普通の人ならかなり早い段階で気付くだろう。つまりそれが主題ではないのだ。
人はたくさん死ぬしかなり凄惨な描写も多いのだが、なぜかドロドロ感は少なく、なんだかあっさりしている所が逆に恐ろしい。謎の少女・渚の出現によって否応なく大人へと成長させられてしまうガラリヤ学園の生徒たちの姿が魅惑的であり残酷だ。
性と死―大人になる事で目前に突きつけられる現実に少女たちは戸惑いを隠せない。しかしそれは避けては通れない儀式。
本レーベルの対象である中高校生がこのダークな夏の物語を読んだ時、これに嫌悪感を覚えるだろうか?それとも魅了されてしまうのだろうか。
いかにも少女趣味という設定や、十代の繊細な成長の過程などにうんざり感を感じてしまう大人もいるかも知れないが、本来作者がこれらを通して描こうとしているのは、人間心理の恐ろしさと世の中に恐ろしい事をもたらしてしまうかも知れない自我の覚醒である。
夏の月光の中、電波も届かない山奥で展開される少女たちの陰惨な物語。ま、でも中高校生のうちにこういう物語に触れておけば今後の読書体験はグッと広がると思う。健全な本ばっかり読んでちゃダメだぜ。
笹井一個の装画も雰囲気にマッチしている。
文章についてだが、句点が2つ続けて打たれていたり(p125)、ひらがなにまったく関係ないふりがながふられていたり(p143)とけっこう校正が荒い所が見てとれたりして。次の版からは修正して欲しい。
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未佳子の高校2年の夏は、ミステリアスな転校生渚との出会いから始まった、、、。寄宿制女子高校ガリラヤ学園の寄宿舎で、さまざまな事情から自宅に戻れない5人の身の上に降りかかる惨劇。一人また一人と殺されていく。犯人はいったい誰なのか?そして、なぜ? オカルトと「高校2年のひと夏の物語」が見事に融合した恐ろしくも切なく、心惹かれる物語だった。少女から大人の女性へと変化する直前、異性に惹かれつつもまだ怖れや戸惑いが勝る時、まさに「未だ」の一瞬の時の少女を描いていて、とても印象的。この夏に永遠に留まるのか、それとも新しい夏を選ぶのか、、、。 夕陽に赤く染まる海の情景がとても意味深で、強烈。×××の解釈が、個人的には面白かったです。
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タイトルに惹かれて。
寄宿制、女子高から連想されるような脆くて耽美な、怖くて奇麗な雰囲気があると思います。ミステリとかホラーとかいうのではなく、その雰囲気を楽しむような作品ではないでしょうか。
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期待を少し裏切る書き方…何かあっちこっちバランスが悪いような。百合かと思ったら違ったしミステリと思ったら違ったし(ホラーだった…)。
要素は気になるものばかり。
血と水と海。そして女。
二度と戻らない忘れがたい夏。
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中学生の頃、あまりに衝撃過ぎて、二ヶ月くらい連続でずっと借り続け何度も何度も読み返していたら、図書館の先生に「他の子が借りれなくなるでしょう」と注意された記憶が。しかし、その後も誰かが借りている様子はなかったので、こっそり何度も借りました。
美少女、ほんのりと百合、キリスト教、人肉、寄宿制女学校、吸血鬼などなど、私の読書傾向に物凄く影響を与えてくれた作品です。当時は、百合も人肉も読んだことが無く、これが初めてでした。
高校の図書館には置いてなくって寂しいので、買いたいな。
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初めて買いたいと思った本。
ミステリーとして、設定とかはそんなに珍しい感じもしないけれど、空気感と設定が子供心に魅力的だった。
未だに手放そうとなかなか思えない一冊。