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2007/7/15アシーネダイエー甲南店にて購入。2007/8/14読了。同じような内容が繰り返されているのがちょっと難点。基本的に湯浅氏の考えと近いので読んで違和感はなかった。外国人との考え方の違いを痛感している部分は私も滞米時に感じたことで、やはり行ってみないと本当の意味でわからないこと、というのはあるものだと思う。
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日本サッカー界についてまわる「決定力不足」についてをコーチの経験があり、なおかつドイツのブンデスリーガについてコラムを書かれているサッカージャーナリストの湯浅健二氏が自らのサッカー留学の経験を元にその原因にせまっている本です。管理人は、この本を読んでサッカーの見る目のレベルが上がったような気がします。
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シュート に焦点が当たってそうな題名だけど、「走る」ということにもっとも重点が置かれている本だと思う。
・サッカーは不確定性が高いのスポーツ
・自分にパスが回ってこなさそうでも、少し可能性がある限り、最高のポジションニングまで走る必要がある(回ってきたらチャンスやし来なくとも囮になれる)
・積極的なチャレンジはすばらしいこと
等々。人生や社会人にも通じるなぁという本でした。
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【要旨】
攻撃の目的はシュートを打つことであり、ゴールは結果に過ぎない。いかにシュートまで持っていくかが重要である。その中で永遠の課題として残るものとして、組織プレーと個人プレーのバランスをどのようにとっていくかということがある。個人プレーは全体のリズムを狂わせるからである。
では組織プレーの中で何が重要かというと、個々が積極的に動くことで、それぞれのプレーが有機的に結びついていくことである。
攻撃では、パスを出す側と受ける側の仕掛けのイメージをうまく共有させなければいけないが、まずは人が動き出すのが先決である。多くはムダ走りとなるが、繰り返されるフリーランニングが重要である。続いて守備について。現代では全員守備、全員攻撃(トータルフットボール)と言われ、殊更、守備が重要となっている。しかしながら受身なものではなく、ボールホルダーへのチェックや周囲のマークなど、相手の攻撃を制限する積極的な守備が望まれる。個々にも個々の連鎖が必要である。
【感想】
↑うまくまとめられなかった。
日本では、ミスをしたら怒られるという認識があるが、リスクを負うのは当然である。チャレンジするべきだ。むしろ、するべきチャレンジをしない方が怒られるべきである。海外の方は、非常に手厳しい。海外で活躍する日本人は意識からして、違うのだろうと思う。
湯浅氏のサッカー論は学ぶべき点が多く、サッカーの観方も変わってくる(観方・視野が広がる)。サッカーをより好きになれると思う。お勧め。
【目次】
第1章 ボール周りだけで勝負を決めてしまう天才たち
第2章 有機的なプレー連鎖の集合体1
第3章 有機的なプレー連鎖の集合体2
第4章 サッカーは本物の心理ゲームである
第5章 サッカー監督という心理マネージャー
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あー完全にタイトルに騙されたね。
サッカーは心理戦です。って言いたいストーリーなのか?
サッカー教本、それもレベルが低い内容で、それに精神論を加えた感じ。
実際にあったらしいやり取りもなんかうさんくさく感じられちゃう書き方でした。
期待外れの一冊。
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09年9月13日開始
09年9月27日読了
某所ではネタに使われているけど、サッカーのプレー経験のほとんど無い身でも面白く読めたね。
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サッカーはミスをする。チャレンジしなければ失敗はしない。
有機的な動きなど、納得の話は多かったし、勉強にはなった。
しかし、題名に対する結論は書いていない。
まあ、題名を見た時点で結論は予想できたし、実際に
読んでいれば結論は分かるが、最初か最後に結論を述べるべきだ。
それがないので、結局何が言いたかったの?と言う事になり、
本文が結論構築に向けて行くステップではなく、ただの体験談や
事実の羅列にしかなっていないように感じた。
結局何が言いたかったの?と思いながら読んでしまったからか
著者のドイツ留学時代の体験談(これがかなり冗長)に
自慢かよ!と突っ込みたくなった。
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結局、タイトルに掲げた命題に著者が完全に敗北している。
何の説明もできていない。その代わりに自らの生い立ちを書いているだけ。
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決定力不足に悩む日本人選手に潜む心理的病魔について、もうちょっと突っ込んで書いてくれてるかと思っていたが、それについてはさらっと流して書いてあるだけであとは監督、コーチ論。それを目指す人は読んでもいいのかも。
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標題は気にせずに、サッカーに関する評論。
ドイツで修行された著者の、さまざまな視点を披露している。
海外から来た日本チームの監督に関する情報もある。
新書として軽く読むにはお勧め。
理論的に勉強されているはずなので、参考文献があるとうれしかった。
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ドイツのサッカーコーチライセンスを持ち、ヴェルディでもアシスタントコーチをいしていた湯浅健二氏の著書。
ドイツでのサッカー経験から、自分で責任をもって、リスクを負って、プレイすることから、その精神的な部分で、日本人は弱い。それがシュートを打たないことにつながっていると説明する書。
氏の著作は何冊か読んだが、サッカーは相対的なスポーツであるということが一番記憶に残っている。相手を見て自分をどのように貫くか、そして相手に合わせるのか、ある意味、サッカーの他の分野にもあてはまることだと思う。
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まあまあの内容です。
本のタイトルに対する答えはわずかな記述しかなく、ほとんどが著者の海外で経験した日本人とのギャップが書かれています。
ワールドクラスのスター選手がでてくるわけでも、日本の人気選手がでてくるわけでもないので、物足りなさはあります。
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湯浅氏は、日本では数少ないきちんと解説ができるサッカージャーナリストだと思う。コーチライセンスも持っているのだから(本来コーチが本業?)、どこかJのチームの監督をさせてみたら面白いと思うのだが…
著者のサッカー論は基本的にオシム日本代表監督のそれと近いように思われる。サッカー論だけでなく、独特の言い回しという点でもオシム監督に近いが。
そのサッカー論について解説しているのが本書だが、著者自身のドイツでのプレイヤーとしての経験から、選手(特に日本人)の心理状態に迫っているところがタイトルに結びついている。そこに限らず、技術論や戦術論以前の心理的な要素(精神論ではない!)に着目しているところが、興味深く、説得力がある。
サッカー好きであればおススメの一冊。
どうでもいいことだが、「湯浅」というとどうしても真っ先に湯浅卓氏を思い浮かべてしまうのは私だけ?(苦笑)