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もともと作者の絵がすきなので表紙に惹かれて購入。
期待よりちょっと内容が薄かったかなー。
でも面白かったです。
原作を知ってると比較できて面白いかも。
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部活の人が勧めてたので購入。夏の爽やかさ+幼き日の思い出+殺伐、といった感じの話でした。原作のトムソーヤーの冒険読んだことないからアレだけど、今度読んでみようと思います。
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坂道ばかりの街を、汗を飛び散らせながら駆け回った。
これは、彼女の「少年時代の最後の夏」の物語。
と書いて、手が止まった。
高橋しんがかきあげた、あざといまでにキラキラしているこの物語が、名作でないわけがない。
けど、登場人物が深く書かれない部分に、どこか行き当たりばったりのストーリーに、不満がないわけではない。
どう受け止めていいのか、迷っているのかも。
でも、それはこの物語が若いスタッフたちの(?)共同作業で作られているからなのだと思います。
多分、高橋しんが、一人でつくりあげたなら、もっと計算され尽くした物語になったはず。
でも、それでも、いいのかもしれないという気がしています。
主人公が、少年ではなく、くわえタバコの大人の女性であるという、ささやかな悪意(?)だけに、なんとなく高橋しんの存在を感じたりするのですが。
だって、多分、行き当たりばったりだったんです。自分のこと以外は、それほど深く考えてたわけではなかったんです。
でも、大切な物のことは、わかっている気がしていた。
少女マンガだったとは、あとがきを読むまで気づかなかった。
メロディという雑誌は、ふところが深いなと思います。
あぁ、なんだかとっても、とりとめもなく。
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絵にもフォントにも統一感が無く、正直読みづらい。
ストーリーも独白や回顧で構成されている部分が多く曖昧だが、原作を読んでいればもっと細かい部分がわかるのかもしれない。
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一方的な主張だけれど、高橋しんとは馬が合う。高校生のときに「最終兵器彼女」を読んで、21の大学生の夏休みに「トムソーヤ」を読んで……。まだ、それだけの話だけれど、わかるんだから仕方ない。どうしようもない高校時代や、どうしようもないこの夏休みを、わかってくれた――本当は、こんな風になりたかったの、という高橋しんシンドロームです。マンガの話でした。
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夏の教科書。
正しい夏の過ごし方。
可愛いとか切ないとかそういう問題じゃない。
キラキラしてて、まぶしくて、恋しくなる。
夏がしたくなる。
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大好きな高橋しん作品。
うわ。すごいきれいな表紙。
本屋に並んでるのを見て、迷わず購入。
なんだかね。夏の匂いがします。
そして夏の終わりの切ない感じ。
「トムソーヤ 君は、 あの夏の名前。」
2007読了
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本家トムソーヤは未読ですが、こどもの頃を思い出しました。
色々と忘れていました。
いつの間にか成長していたんだなあ、自分。
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夏になるとすごくすごく読みたくなります。
年月が経つごとに、読める視点も変わって新しい発見があったりもします。
忘れそうになっていた大切だった物事を思い出したり、懐かしく少し切ない気分にさせられます。
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未レビュー消化。ずっと夏のまま宝物を探して生きていたいような人たちの話。高橋しんの描く夏はどの作品でも光り輝いていて太陽や水、草花など綺麗な背景が彩っていて大好きです。内容で一番印象に残っているシーンは最終話。子供時代の輝いてた季節からの卒業を描いた最終話ではハルの旅立ちを示唆した絵のシーンで甚く感動した記憶が残っています。
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大人になって、中学生の悪ガキに「仲間」って言われるのってどんなに嬉しいんでしょう。このひとの登場人物ってどんなに設定がシリアスしてよーが現実離れしてよーが、親しみやすくておばかで抜けてて憎めない。
色んな心模様が、子供の必死さと大人の歯がゆさ、二人の人物によって描かれていて胸がぎゅっと締め付けられてしまう。子供の目線で大人ってわかってくれない!と思ったり、大人の気分で子供って残酷だなあ!と嘆いたりできちゃう。
この本一冊が丸々夏休みのボリュームです。ぎっしりたっぷり、でもあっという間で儚い。またカラーの青がね、鮮やかです。
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いつから、大人になったんだろう。
リスクを想定して、それに対応する方法も考える。
そんなんじゃなかったなぁ。
行き当たりばったりで行動して、後の事なんて考えてなくて、
怒られて大人は卑怯だって愚痴った。
大人なんて年齢じゃない。だからこそ線引きがわからない。
変わっていないと思っていたのに、いつの間にか大人になった。
いつから、大人になったのだろう。
そんなことを考えさせられた。
グッとくるね、この懐古主義。ノスタルジーは永遠に。
―あの夏は、あたしの、最後の夏
本で読んだような小さい頃なれるとうたがいもしなかった
くり返すことのないあたしの少年の季節
さよなら。
トムソーヤ
君は、
あの夏の名前。
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夏が来ると読まなければならないような気になる作品。
どきどきとわくわくと、現実が入ってる。
まさに、夏。
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高橋しん氏の作品は大好きな私ですが、本作に関しては残念と言わざるを得ないと言うか・・・。
他の「高橋しん作品」に比べれば、明らかに完成度が低いかなぁ・・・。
主人公【ハル】に関しては割と丁寧に描かれているけど。
相対するメインキャラである【タロ】とか、そのガールフレンドである【ハナ】のキャラ付けとか立ち位置が
どうしても中途半端に感じる。
「作品の持つ空気」みたいなのが、あまり感じられないのも、そのせいなのかなぁ・・・。
詰め込みすぎなのかもしれない。
もっとページ数があって、丹念に描かれる部分が増せば違ってきたのかも。
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一人暮らしを始めたころに買った本。
引越しのさなかに出てきて、実家に戻ってきてからあらためて読み直した。
美大生ハルと中学生タロの、ひと夏の冒険の物語。
ほんっとに、「夏休み」という感じ。
一冊完結ということもあって手ごろ。読了後の爽快感もなかなか。