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二巻では、フミエとヤサコの仲が深まっていくのが微笑ましい。
それと同時に、フミエを含め様々なひとの過去が明らかになってゆく。
雲行きは怪しくなっていく一方だけど、節目ごとにある遊び心も楽しみたい。
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『身体が変わっているんだ。髪がのびるみたいに毎日』
イサコはダイチ率いる〈大黒黒客クラブ〉に、貴重な電脳物質メタバグの鉱脈を教えると持ちかける。〈コイル電脳探偵局〉の一員となったヤサコは、フミエと共にそのあとをつけていた。一行が向かったのは「バスの墓場」と呼ばれる不思議な場所だったーーーーー
メガネを卒業する、という思春期に思春期を上乗せするかのような設定を生かした、アニメより更に思春期真っ只中の切なさともどかしさが程よく乗っかった小説。これを思春期に読んでいたら危なかったなと思う。厨二病発症して卒業できなさそう。それくらい中毒性のあるストーリー展開だと思う。二人の“ユウコ“の対比がすごく良くて、読むのに間が空いたとはいえずっと惹きつけられる。フミエちゃんが男前すぎるな。アニメでは姉御肌な感じだったけれど、小説版ではサッパリして粋だ。
みんななにかを失って、ずっと取り戻したいと願っているのが切ない。
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小説は始めてなのだが、読むとアニメと内容は全然ちがうものの、それでもやはりアニメ放映当時のことを思い出し、毎週楽しみに待っていたなあとわくわくする。