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えーこの人はどっちの味方なんだっけ、と頭の中で確認しながら読み進めるのだが、昨日の味方は今日の敵。よーく整理していかないと分からなくなってしまう。これだから公安とか外事ものは…
でも面白かった。
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第53回の江戸川乱歩賞を受賞した作品であった。
初めて読んだ曽根氏の作品であるが、最後まで飽きることなく一気に読むことが出来た。
作品内における刑事たちの表現も確かなもので良かった。
ひとつ感じたのは、中国等ではなく、国内の話であればよりわかりやすく、良かったのではないかと?思った。(相手が中国でなければ話の展開ができないかも知れないが・・・・)
しかし、現在の社会情勢を十分ふまえた十分に内容のある、読みごたえのある作品であった。
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半分くらいまで、政治色が強すぎて、読者おいてけぼり感がハンパない。
ラストまでいって、ようやく面白くなってきたところで、あっさり終わる。
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公安やスパイ関係の小説なので、
今の気分とはかけ離れていたが
読み始めたらついつい読んでしまった。
やっぱり面白かったんだろう。
読んでもあまり感想が浮かんでこないけど。
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★2014年6月5日読了『沈底魚』曽根圭介著 評価B+
第53回江戸川乱歩賞受賞作
公安部外事第二課の不破が主人公。中国諜報機関、日本国内での内外諜報機関との虚々実々の駆け引き、そしてそれらへの協力者特に沈底魚マクベスと呼ばれる大物の実在を追う不破に立ちはだかる組織の横槍、壁、さらには警視庁の主流、反主流の争いなど様々な伏線が張られ、オセロゲームのように話の真実が白黒どんどんとひっくり返る面白さがある。
ただし、話の基本線はそれ程大きくあっちこっちにブレるわけではないので、非常に絞られた世界で緊迫した筋書きが続く。結局、組織の論理に翻弄される諜報部員たちと人間の権力に対する欲望と虚しさが次第にクローズアップされる。
一気に読めるのであれば、面白さは持続するが、飛び飛びで読むと話が非常に入り組んで、攻守ところを変えて進んでいくので、わからなくなってしまうきらいはある。
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前読んだアンソロジーで面白かったので借りてみた。江戸川乱歩賞受賞作。公安警察のお話。正直、逆転につぐ逆転というか、誰が誰を騙してるのか、とよく分からなくなった。中国とアメリカと。戦争をしていなくても、情報戦は続いてるんだなぁ。しかし、公安警察って大変だね。騙しあいで神経が持たないわ。
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日本の公安が巻き込まれたCIA, 中国の秘密警察、日本の公安の三つ巴のだまし合いのお話です。江戸川乱歩賞受賞作なので買ってあったが、なかなか面白い作品ではありました。心の機微とかそういう物はほぼ全く描かれていなく、ただただ複雑怪奇なだまし合いを描き込む事で見事にお話が成り立っている。ある意味人間お個性なんか必要の無い世界という事か。スパイゲームがお好きな方には是非。終わりの予想が全くつかない巧く出来たお話でした。
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第53回江戸川乱歩賞受賞作ということで、読んでみた。なかなか面白く、ストーリーも楽しめたが、いかんせん、ちと暗い。著者の性格なのかな。もう少し明るさというか、華が味付けとしてあっても良かったんじゃないかなと思った。まあ、好みの問題だろうけど。スパイ工作というネタ自体が、地味なもの、にしては、ストーリーが、二転、三転、最後まで惹きつけられた。むしろ、途中で下手に休みながら読むと、ちょっと混乱してついていくのが大変かもしれない。
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ジャイアントスイング
ブンブン振り回されて
くらくらしてるうちに
かけた方はお昼食べてる
みたいなおいてきぼり感
色々モヤッとしました
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一体誰が「モグラ」なのか、一癖ある人物が次々登場。読み手の猜疑心を煽り続ける。国家の騙し合いに唸った1冊。面白かった!