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原油は余っている!にもかかわらず価格は上昇を続けるのはなぜか?
?資源ナショナリズムの台頭
?原油先物取引における市場テクニカル
?環境問題のための環境規制
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1.新興経済発展諸国による石油需要の増加
2.米国最大油田地帯プルドーベイ油田の瓦解
3.中東情勢の先行き不透明に伴う地政学リスク
4.ニューヨーク原油先物市場への投機資金流入
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去年、ガソリン価格の高騰が僕らの生活に打撃を与えましたけど、原油問題は世界レベルで考えていかないと、また同じようなことが起こるんでしょうね。
原油価格の高騰とともに小麦とかの食料も値上げされましたが、からくりがよくわかりました。
輸送費用が膨らんだからだけではないんですね。
環境問題や国際政治を絡めながら、エネルギー問題も世界規模で解決すべきです。
そのためにも、官僚にエネルギー政策のプロを置かないと!!
ところで、道路特定財源はどうなったんやったっけ・・・?
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[ 内容 ]
2003年以降、原油価格が高騰している。
原油の在庫は有り余っているのに、値段は下がらない!
なぜ、原油価格は上昇してきたのか?
原油価格はどのようにして決められているのか?
メディアで取り上げられている“資源ナショナリズム”とは何か?
エネルギーに関するさまざまな問題についてやさしく答える。
[ 目次 ]
第1章 原油価格はいかにして上昇したのか(原油とは何か? 原油は何でできているのか? ほか)
第2章 地政学リスクと高まる資源ナショナリズム(地政学リスクとは何か? 古くて新しい資源ナショナリズム ほか)
第3章 原油の市況商品化と市場のねじれ(原油は余っている!? 原油価格高騰のカラクリ ほか)
第4章 資源小国ニッポンの未来は暗い(米国では非常識なガソリン税 資源小国の悲劇 ほか)
第5章 「日の丸資源」確保を急げ(日本のバイオエネルギー元年 石油精製元売り業界のジレンマ ほか)
[ POP ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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2007年の書物なので当時話題のバイオエタノールやメタンハイドレートなど夢のある内容が記載されているが2019年11月末現在、残念ながらバイオエタノールスタンドは普及せず、メタンハイドレートのニュースも聞かれない。
書物としては読みやすくお勧めできる。
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毎週5000円近くガソリン代を支払ってる身なので読んでみた。
ガソリンの値段のからくりがわかり易く書いてあっていろいろ解った。容易に持ち運べる巨大エネルギーはガソリン(石油)しかないという今の現実も...。
「ガソリン(石油)にかわる持続可能でかつ地球に優しいエネルギーを考えなくては!」
って強く思うのだけれど
「今の自分に何ができるのか...?」
を考えると難しい...。