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この作家のは初めてだったので、どうかハズレじゃありませんように...と祈りつつの読書。
思ったより良かった.....何が良いかって、ヒーローの悶々さが面白い。
自分で弟の為の婚約者を決めときながら、実は彼女に切実に恋い焦がれる伯爵ヒーロー( ̄m ̄〃)
弟をスキャンダルから守ってあげたいって言う愛情から、自分とヒロインの気持ちを踏みにじっちゃうのだけど、その後の後悔とか、諦めようと努力しても気付けばそれと反対の行動を衝動的に取ってしまうところとか......好いッス!!
悶々&HOTで楽しいけど、もうちょっと切なさが高じるシーンとかモノローグとか欲しかったナ。
.............(あらすじ)......................................................
教区牧師だった父を亡くし、天涯孤独となったフローレンスは、ある計画を胸にロンドンを訪れた。忠実な使用人リジーとともに暮らすことを許してくれる夫を見つけ、ささやかな生活を手に入れるのだ。
一方、グレイストゥ伯爵エドワードは、従僕との恋の噂が絶えない弟、フレディの花嫁を探していた。条件は“女” であること、弟の“男”との噂を知らないこと。
田舎育ちのフローレンスはぴったりだ。だが、思惑通りに弟とフローレンスの婚約が決まっても、エドワードの心は晴れなかった。いつしか彼はフローレンスを想うようになっていたから―。そしてフローレンスの心にも、優しいフレディでなく、ぶっきらぼうなエドワードが忍び込んできて―。不器用な伯爵の熱い恋。(「BOOK」データベースより)
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オーロラブックスからメッチャ似た題名の作品『偽りの婚約者とくちづけを』アン グレイシーが出てて、混乱しそうになった。
そっちも書評は良さそう、読んでみようかな....。
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アン・グレイシーの「偽りの婚約者とくちづけを」と間違えて読んだ。けど、これはないわ~。
ヒーローの伯爵が、ゲイ(当時は犯罪)の弟のために世間知らずの嫁探し。牧師の娘のヒロインは、生活のために婿探し。
ゲイの弟は感じが良くて面白くて明るくて社交界の人気者だけど最初から最後までゲイ。ゲイになった経緯とか勉強にはなったけど、ロマンス小説のサブキャラのエピソードとしては描写が濃いよ。
そしてヒーロー。弟の婚約者としてヒロインに白羽の矢を立てておきながら欲望に負けてディープキスをかまし、青か……遠乗りで二人きりになると純潔を奪う直前まで手を出し、サマーハウスでは引き出しに常備されていたベルベットの紐で緊縛して(ヒロイン合意のもと)結ばれる。でも毎回毎回事後に「このことは忘れよう」って馬鹿じゃないの。
ヒロインはヒロインで生活のために結婚相手を見つけたいと言ってるわりに、ヒーローの弟と婚約してからもヒーローに積極的に協力して関係を深め、なのに自分は「牧師の娘」とよく分からない苦悩をする。
もうさ、二人とも苦悩するより自分達はそれを我慢できないんだって認めちゃいなよ。ゲイだからってヒーロー弟を裏切ってもいいなんてことはないと思うよ。(いやヒーロー弟も婚約者であるヒロインを裏切って道ならぬ恋をしてるけどね。)
あと気になったのが緊縛の紐ですが、人が使った(多分)ものを使うとか嫌じゃないのかしら。それともベッドリネンと一緒に洗濯係がきっちり洗濯してくれてるのかしら。(それもやだ。)
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伯爵ヒーローx弟の婚約者ヒロイン
ひとめぼれのち我慢の子ヒーローが超お気に入りです。
(いや、そこそこ・・・結構おいたはするんですが。
なので伯爵の元カノとか弟の性癖とかどうでもいいや。
嗚呼、美しき兄弟愛哉。
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「偽りの婚約者に口づけを 」弟の花嫁候補に選んだ女性を好きになってしまった兄…恋の行方は?
http://youyou-bookmovie.blog.so-net.ne.jp/2015-11-17