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何か非日常なことがしたい――という理由で選ばれたインドのUMA「ウモッカ」を探す旅についてのエッセイ。何しろ目撃情報がひとつ、写真なし、あるのはスケッチだけで現物はサメカレーになって食われてしまったというのだから、恐るべしインドの胃袋!なわけですが、ウモッカとの対面を目指して現地の言葉を覚えてみたり、ほんとに似た魚がいないか水族館を一生懸命巡ってみたりという奮闘振りが楽しい。あ、こういうのは結果じゃないのです。プロセスを楽しめる人にオススメ。
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ムベンベの次はウモッカ。前作よりも文章がこなれているのはやっぱり歳月の流れというものですかね。話自体も探検に出発する前段階からの構成が効いていて面白いですね。
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今回の探し物はインドの怪魚ウモッカ。全身トゲトゲのサメのようなヤツらしい。現地の人はそれをぶつ切りにして普通に食べてしまう、それが今まで発見されずに来た理由なのではないか!シーラカンスもそうだったではないか!!と高野氏乗り気。で、ありとあらゆる準備をしていざ、インドへ!・・・・・そこからまたまた大どんでん返しが!!もう高野氏トラブルの天才。
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一般道を時速200キロで走っている人というのはたまに見かけるが、自分もその人の仲間入りをしたい!と思っても、真似は出来ない。
自分なりの時速が出るエンジン(好奇心のたね)を見つけなきゃーね!
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09/05/29読了。
表紙の魚に惹かれて表紙買い。UMA(?)ウモッカを探しにいくルポ!と思いきや…!!!
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あー俺ウモッカに恋してたのか!
半分くらい読んだあたりで、大層嫌な予感がし、読めば読む程それが確信に変わり、大爆笑をさせて頂きました。
高野さん、これはもう新しいジャンルですよ!
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高野秀行が39才から40才にかけての記録。インドの怪魚探しの旅を思い立ち、準備し、そして現地に向かうが、オチにもならないオチで終わる。トホホ感が満載だが面白い。軽く読める。
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高野秀行氏の怪魚探索未遂記。ムベンベのころから変わらず、ちょっとはちゃめちゃでありながら、所々に鋭い観察眼による見解が面白い。同じく著者のファンである友人からは、以前よりパワーが落ちたんじゃないか?という意見もあったが、個人的には楽しめた。続編を楽しみに待ちたい。
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発見どころか入国すらできなかったという前代未聞の探索記
読者の期待を裏切る展開!!いや結論!!
読み終えて表紙を見た時目に入ったサブタイトル
ーインドへの道ー
そういうことかと。
それでもいいっ♪と思わせる高い文章力!!
結果じゃなくてプロセスが大事ですね★★
人生無駄な時間は無いなと感じさせてくれる一冊です。
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とんでもない・・・・・結末。インドのUMA未確認不思議生物ウモッカの存在をネットで知り、・・ってこの当たりはトルコでのUMA探し「怪獣記」と同じような展開だが・・・・・インドにたどり着けないのである。何故か・・そのは「ビルマ・アヘン王国潜入記」の結末である。というわけで、ウモッカと格闘することなしに、まうインドの官憲との格闘に負けてしまうという展開。なんて本だ!
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怪魚ウモッカを探しにインドへ向かうのだが・・・・というお話
いつになったらインドに行くのかと読みながら不安になったけど
終盤にやっぱりそんなオチかよ!とつっ込んでしまった。
紀行文や探検記のつもりで読むと強烈な肩透かしをくらうが
これはこれでアリだと思う
高野秀行を読み始めるきっかけになった一冊
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探し物中毒の著者は、ある日、インドの謎の怪魚ウモッカの情報を入手、「捕獲すれば世紀の大発見!」と勇み立つ。ルール無し、時間制限無しの戦いが始まった。次々と立ちふさがる困難を砕き、著者は進む。地元漁民の協力を仰ぐための現地語学習、捕獲した時の移送ルートや鑑定できる学者の確保。ついに怪魚探しの秘密兵器を手にインドへ。しかしそこには予想を超えた展開が!奇想爆走ノンフィクション。
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高野さんの今回はターゲットはインドにいるらしい怪魚。とある日本人が見かけただけという本当に見つけたらシーラカンス以上の発見!というレアさに引かれて高野さんらしいバイタリティで情報収集、現地語習得などなどどんどん準備を進めます。で、事実は小説より奇なり、を地でやってるような本です。…ちょっとUMA探しに疲れました?高野さん。いや無理からぬことですが。いろんな意味で。でもある意味これを本にしちゃったこと自体が一番凄いことなのかもしれません。
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長いこと、積ん読本でした。
「読むものがないから、仕方ないこれを読もう」と、寝る前にほんの少しだけ…と読み始めたらおもしろく、1回布団に入ったのですが先が気になって気になって、結局起き出して深夜まで読みふけってしまいました……。
読ませる読ませる。
これもムベンベの時同様、探検隊を組んで現地に向かい、そこの人といろいろやりとりしながら、怪魚発見に向けて突き進むのかな……と思っていたら!!
ウモッカと、格闘してないじゃん!!
タイトルに「インドへの道」とある意味がわかりました(笑)
私はもう一冊、「アヘン王国潜入記」を持っていて、そっちを先に読もうとしたらなかなか話に入っていけず、断念してしまい、この本もそういう感じになるのかな…と今まで読まずにいましたが、大いなる勘違いでした。
おもしろかったので、早速本屋に行って「異国トーキョー漂流記」と「ミャンマーの柳生一族」を買ってきてしまいましたよ。
「探し物をしたい」という欲求、すばらしい。
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タイトルとは裏腹に、全くウモッカと奮闘していないのが残念。結局インドにすら行けず、日本でウダウダしてるだけ。
ハラハラドキドキの冒険を期待していただけに残念。
ただ、それでもこの人の生き方、考え方は嫌いじゃなく、むしろ憧れる。自転車で沖縄までいったってのも羨ましい。