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読み終えた後、すっきりした感じが全身に広がる。
正しいと思ったことは、自信を持ってやり遂げるべし。少しでもやましいと思ったことは、すべきではないし、お天道さまに背くようなことは、絶対にしてはいけない。
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大学で講義してくださったある会社の社長さんおすすめの本。
京セラの社長さんが書かれた本で、社長としてどう経営していくのかを学ぶには最適です。
ずっと現場で働きたいと思っている私は、社長になりたいなんて願望はないけど、
リーダーとしてありかたを学べました。
そして西郷のすごさに圧倒されました。
西郷のような、こんな素敵な人間になりたいと思いました。
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書店で本文の1ページ目を見て、即、購入しました。
「かつて日本の社会のいたるところに、上質な人間がいました。
たとえ経済的に豊かでなくても高邁に振る舞い、
上に媚びず下には謙虚に接し、
自己主張することなく、他人に善かれかしと思いやる―
そんな美徳を持った日本人がたくさんいました。」
「動機善なりや、私心なかりしか」を常に自分に問いかけ
後進の方々を育成してこられた稲盛京セラ創設者の
著書です。お薦めの一冊です。
(ペンネーム モンテ、クリスト伯)
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京セラの稲盛さんの西郷隆盛に関する名言集。これからの将来への人生へのアドバイスとしては最高の書籍です。特にたくさんの名言が出てきますので、若い世代には大変参考になります。
これを読めば読むほど、また西郷さんの見識にはびっくりします。こんな偉大な人も時代の流れに翻弄されてしますのですから、我々は何も悩む必要はないかもしれませんね。
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■リーダー
1.リーダーの本質として、人格は、才覚にもまして重要な要素である。その人格を高めるには、素晴らしい哲学を繰り返し学び、常にその実践を図るよう努める必要がある。
2.試練とは、苦難だけを言うのではない。成功もまた、試練なのである。一時の幸運と成功を得たとしても、決しておごり高ぶってはならない。
3.最高の知性というのは、例えば温情と非情、利己と利他など、相矛盾する両極端の考え方を持っていながら、それを局面に応じて矛盾なく正しく発揮できる人のことだというわけである。
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『人生の王道 西郷南洲の教えに学ぶ』(著:稲盛和夫)
1月のビジネス読書会の課題本
課題本にならなかったら、多分手に取る事はなかっただろうなぁ
そこがまた面白いところであります(笑)
京セラやKDDI代表、最近ではJALの再建も果たした稲盛氏が
西郷隆盛の南洲翁遺訓をもとにリーダーとはこうあるべきだという姿を書かれた本です
稲盛さんの著書をお勧め本として紹介する人も多く、ビジネスマンとしても稲盛さんの
生き方を尊敬している方も多い・・・日本を代表するリーダーです
正直ちょっと私には理解が難しいところが多かったかなぁ(笑)
この本の中で稲盛さんが一貫して語っているのは
「私利私欲を捨てる」「正道を歩む」
確かに、確かにそうだと思うんだけど・・・
私利私欲を捨てるってそんなに簡単にできることじゃない
私は欲にまみれてるから、なおさらそう感じる(苦笑)
どれだけの人が私利私欲を捨てられるのか? どんな人が捨てられるのか?
ホントに捨てなきゃいけないのか・・・考えてしまった
高い理想として、とても大事なものだと思う
そこに辿り着けるよう、掲げ続けないといけないと思う
そうなりたいと思い続けることが、きっと大事なんだろうな・・・
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無私とは究極のスタンスと思うが、現在の考え方を覆してくれた良本。仕事に対するスタンスについても(おそれ多いが)思い悩んでいたことに合致しており、方向性がみえてきた。しかし「征韓論」はこれまで誤解してたな。
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「日本を知る」ということが、現代の日本人にはとても希薄に思えます。
戦後(西郷によれば、明治も)の欧米崇拝が日本文化の軽視を助長
してきたのでしょう。
この軸足がないために、日本の政治的な弱さ、企業の規範の弱さが
顕在化してきていると私は思います。
孫文の「西洋の物質文明は、科学の文明であり、武力の文明となって
アジアを圧迫しています。これは中国で古来言われている覇道の文明
であり、東洋にはそれより優れた王道の文化があります。王道の文化
の本質は道徳、仁義です。」という発言が引用されています。
これは、日本が表面的に欧米諸国を真似するようになって、失われてしまったものの大きさを実感させてくれます。
今後、日本人は、国民が徳に根ざして生活することを実践していかねば
なりません。
更には、政治や企業の経営も、徳を中心に据えて実践していかねば
ならないと感じた。
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習慣とか真心とか勇気とか っていう言葉が残っている
ひびくときにはひびくしひびかないときにはひびかないと思う。
平易な言葉で稲森氏の哲学が書かれています。
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西郷さんが入水自殺をしようとしていたとは知らなんだ。
挫折の先にあった人生は凄みを感じる。
一度死を覚悟した人間は死を恐れず、また生きていることに
感謝して日々、一時一刻の大切さをわかっている。
これは大病をわずらった人も同じ。
薩長同盟もまさにそのあらわれ。
やることは決まっている、それをどう実現するか。
西郷さんがいまでも日本人に好かれるのは人間臭いから。
えらくなってもスパッとやめてしまうし、いく必要ないのに
西南戦争に参戦。
自分の愛する鹿児島の武士のために死ぬ。
これ普通できねーぜ。
ひとのためにつくせるひとはそう多くない。
だから西郷さんは日本の誉れ。
西郷さんの生きた道。興味ありませんか?
人生の王道。
道はたくさんありますが正しい道、
人の道を歩みたいものです。
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「命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は仕末に困るものなり。この仕末に困る人ならでは、艱難を共にして国家の大義成し得られぬものなり」とか「人を相手にせず天を相手にせよ」とかは有名な言葉だ。
ただ今の自分には、僧 月照が死に、西郷が生き残った後に生き残ってしまった恥辱を受けて耐えて生きたこと。仏教の「六波羅蜜」にいう「忍辱」が心に染みた。
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稲盛さんの人間哲学を位置付ける、南洲翁遺訓のお話。人として、リーダーとして、日本人としての行動規範を謳う。時代は変わるとも今だしっかりと通ずるものあり。
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本書で一番印象に残ったのは次のフレ-ズです
「相矛盾する両極端な性格を併せ持ち、それを矛盾なく機能させられる能力の持つ人のことを最高の知性の持ち主という」
経営には利他の心が必要とのことは本書意外にも書かれている内容ですが、とはいえ本業の事業が利益を上げられない状態で利他の心といってもそれではただのボランティアになってしまいます。
ビジネスで収益を上げるという一見自己中心的な考えも持つ一面もありつつ、他人の役に立つということも忘れない。そうした絶妙の感覚を持つことが必要な点を痛感しました。
後もうひとつ印象に残ったのは
「総じて人は己に克つを持ってなり、自ら愛するをもって敗るるぞ」
この言葉も戒めにし、まずは自分の行動できることを行動したいと思いました。
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かつて、とびきり美しく温かい心をもった、ひとりの上質な日本人がいたことを思い起こすのです。それは西郷隆盛です。西郷の生き方、考え方こそが、日本人の持っていた「美しさ」「上質さ」を想起させるのです 成功も又試練。一時の成功は成功の持続を約束しない 利他は現代の処方箋 欲望、怒り、愚痴の三毒を意思の力で抑える 人を相手にせず、天を相手にせよ 策略でもなく、機略でもなく、そのあまりに純粋な真心が多くの人々を動かしたのです
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目標までの長い道のりを前にして呆然と立ち尽くし、自分にはとても無理だと諦めて前進を止めてしまうのは、甘えであり、逃げであり、卑怯者のすることだと西郷言います。どんなことでもまず強く思うことから全てが始まるのです。そうありたいこうなりたいと言う目標を高く掲げて強く思う。それも潜在意識に浸透するほど強く持続した願望でなければなりません。