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子を持つ親として号泣してしまった本。
10歳の時の人生における一日の重さと30歳の時の人生における一日の重さ、
単純に日数計算すると1/3650と1/3650×3であるから、年を重ねるごとに一日の重みが薄れていくという話しを聞いた事があるが、自分の死期を認識した時は分母がこれ以上増える事はないと考え一日の重さに気づくのだろう。
死期がわかると私はどうするか。
一番大切な家族と時間を過ごしたい。
自分の人生に終わりをつげるべく、様々な人に、今まで関わりたすけてくれた人へお礼を言いたい。
この本の主人公みたいにかっこ良くドラマ的でないかもしれないが、一人一人に話しがしたい。ありがとうと。
色々考えさせられた本だった。
悩みすぎて鬱になりそいな時に読みたい本。
2011.01.13 読了
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映画にもなってたんで、ちょっと期待して読みました。
素直に感動しました。
ストーリーとしては、余命半年の主人公が家族も浮気相手も愛しているという勝手な人なので、初めは何だよこの自分勝手は?って思ったけど、読み進めていくうちに、これはこれで分かる気がしました。
みんな不器用だけど、本気でぶつかっていく姿に感動しました。
最後まで読んで欲しい作品です。
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はわわ。こんなことってあるんだろうか。いや、あるわけないでしょう。最終的に死ぬということで全てを美しくしているつもりなのだろうか。酔っている。本人も家族も愛人も、みんな「死」へのカウントダウンに酔っているんだ、と思った。って思うしかないんだもの!主人公は、死を迎える前の生きる最後の場で誠実であろうとするのだろうけれど、発病後に彼の実行したことは、誠実なのだろうか。下手したら、ケータイ小説レベルになりうる。俺、もうすぐ死ぬんだ、お涙ちょうだい、ってとこが。死ぬという描写を安売りしないでほしい。
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幸せな息の引き取り方があるとしたらこういう形なのかな。「まあまあだった」と振り返る人生を選びたいと思った。何かを遺して死ぬ以上、きっとそうなんだと。
たぶん自分の人生ってそんなに長くないから、せめて大切な人たちと時間をともにしたいというこの気持ちに素直でありたい。
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同じサラリーマンとして感情移入ができた。
人生は無限ではなく、有限であり限られた時間をいかに過ごすか考えるきっかけを与えてくれる本だと思う。
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特に期待もせずに読み始める。こんなにモテル男ってのはどうも現実的ではなくって乗り切れないなぁ・・・・。
淡々と進むそのテンポは良いし、死ぬときにはそばにいてあげるという親友の言葉もすばらしいと思うけれど、やはりそんなにモテル男はなぁ・・・。
乗り切れないまま終わった本だった。
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映画化され話題になってたので購入。
死を前にして人生を振り返る話。
美しいとも何とも思えない。
こんな人生一つも憧れない。
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泣ける。
癌を告知され、残りの半生で遺書づくりをしていく男の話。
この人が、親父だったらどうだろ。
弟だったらどうだろ。
旦那だったらどうだろ。
友達だったらどうだろ。
上司だったらどうだろ。
最低だけど、最高だろうなと思った。
特に息子との関係はまさに理想だね。
あとがきで児玉清さんが生と死について語ってるのも、今となっては泣けるな。
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余命半年と宣告された48歳の主人公が人生を振り返り、納得のうちに死を迎えると言うストーリー。
主人公の過去遍歴が余りにも都合が良すぎストーリーに現実味が見いだせない。
過去だけを見ると薄っぺらい人生の男に成り下がる。
ただ、現在の彼に目を移し、死に対して向き合う姿には感銘を覚える。
お洒落なレストランや小物を使う構成のありかたが、古くさいトレンディードラマを彷彿とさせ興ざめである。
作者が、かの秋元康氏であるので、文章の軽快さや、上手さで一気に読ますチカラはあるが、内容に物足りなさを感じた。
いや、むしろ書きすぎたきらいを感じる。
不要なセンテンスをそぎおとせば、純粋に感動のみが残る作品になったのではないだろうか。
ただ、涙を流してしまった事は事実であるので、その部分をプラス評価として、星3個とさせていただく。
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末期の肺がんと宣告された48歳のサラリーマンが 残りの人生をどのように生きていくか という話でした。
文学的な表現ではなく、すごく素直な文章でした。
今まで関わった人たちに いろいろな形の遺書を残していきます。
「死ぬことより、忘れられることのほうが怖い」
すごくいい家族の中で最後を迎えていきます。
女性関係などちょっと??の部分もあります。
秋元氏だからこんなに女性関係があってもいいのか?
しかし電車の中で読んでいても涙が潤んできました。
映画がどのように仕上げられているのか、興味があります。
これも是非観たいとおもいます。
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余命半年と言われた男の、その半年の生きる姿。
半年を使って、今までの人生を振り返っていきます。
妻や娘や息子や…とのふれあいや
ところどころの一言一言が、
とても心に残ります。
きれいな話なんだけれども、人間臭いところもちょこちょこあって、
それがまたいい。と思います。
ラスト半分とか1/3くらいは、泣きます。
妻から夫へ、夫から妻への手紙のくだりは、涙涙です。
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余命半年の癌告知を受けた主人公が、
48才という人生の終わりを迎えるまでのお話し・・
死に行くもの側からの視点が、なんとも言えず・・
最後に、作者と児玉清氏の特別対談が書かれていますが、
今読むことで、またなんとも言えず・・死に行くこととは、
そういうものなのか・・主人公は、お疲れさまの言葉を聞けて、
もう、思い残すことはない。と・・
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終盤にかけてどんどん先が読みたくなる。心理描写はやや説明くさいものの、リアリティがあった。
(主人公の島耕作並のプレイボーイっぷりには引いたけど)
読んでいて思ったのは、秋元康は短い文章のほうがうまいということ。文章の積み重ねであって、文学ではないような気がする。
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余命半年を宣告されたサラリーマン。
自分だったら最後の時間をどう過ごすかなぁと考えてしまいました。
家族の優しさに、何度も瞼が熱くなりました。
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ラストはDVDでも泣いたけど、本でも泣いたー!
1番深く愛した人がいて、そのことが女にとっては重要。