手あみのルームシューズ かわいいルームシューズ、ブランケット、くつした、レッグウォーマー…。あみたくなるおうち小物がたくさん。 みんなのレビュー

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投稿者：迷子の子猫ちゃん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　紅葉を感じる今日この頃、いつのまにかサンダルからシューズに、裸足から靴下に変化で、どこもかしこもすっかり秋冬モード。私にとって、この季節は、足の冷えと関節の痛みに悩まされる日々が、到来したことを意味する・・・。

　＜　今年はくつした2枚重ねじゃなく、足のためにもっと温かいのを履きたいなあ　＞　と心の中でつぶやきながら、いつも利用するジ○スコの店内でくつしたを探したが気に入ったのがない。仕方なく店内の本屋でカタログやファッション誌を見て探してみたが、やっぱりみつからない、とウロウロしていたら、センスのよいルームシューズの本を発見。
　この本には、手作りのルームシューズ（25種類）、くつした（2）、レッグウォーマー（2）、ブランケット（2）が載っている。スリッパタイプやブーツタイプなど多種多様なデザインだ。＜　自分で作るのもいいかな？　＞　と思ったのが、表紙になっている《ざっくり模様編み　ルームシューズとおそろいのレッグウォーマー》。これに一目惚れして、作成することが“足”への使命！　とばかりに、本を手に、店内の手芸洋品店に足を運び、「使用糸・その他の材料・用具」を見て揃えた。「用具」の手あみ針、両かぎ針、15年前に模様編みのセーターを作成していたので、持っているはずだから、「使用糸・その他の材料」の毛糸とフェルトを購入し、早速家に帰って、作成に取り掛かった。
　「用具」は揃えていたものが家にあったが（ホッ）、肝心の「模様編み」は、15年の時を経て、腕と脳は“衰え”ていて、うろ覚え。何年経っても（使っていなくても）用具は“役立つ”のに・・・。そんなわけで（？）、「編み方図」を見ても、チンプンカンプン。だが、うれしいことに、巻末に「編み始める前に」、「基礎テクニック」（編み方のイラストに解説入り）が載っていて、編み方がわかり助かった。もし、それでもわからなければ「手作り110番」というのがあり、「編み方など、本誌に関するご質問は、土、日、祝日を除く月曜日～金曜日の13：00～16：00にお願いします」と編集部直通の電話番号も載っている。心配なく編めるのは作り手（読者）として心強い。

　完成まで、あとわずか。編んでいると、やはり毛糸は暖かいなあ、と感動。ざっくりした編み目と、ナチュラルなオフホワイトは、やっぱりいい。完成したら、膝の関節痛のために、ブランケットに取り掛かるつもりだが、冬将軍はすぐにやってくる・・・急ピッチで編もっと。