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<内容>
退屈な"日常"はいらない。 欲しいのは、"異常"――。
西尾維新が今再び放つ「きみとぼく」本格ミステリ!
時計塔が修理されない上総園学園の2学期の音楽室。
そこから始まった病院坂迷路と串中弔士の関係。歪な均衡を保つ学園の奇人三人衆、串中小串、童野黒理、崖村牢弥。そして起こってしまった殺人事件。迷路と弔士による探偵ごっこの犯人捜しが始まり、崩れたバランスがさらに崩れていく……。これぞ世界に囲われた「きみとぼく」のための本格ミステリ!
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時計塔が修理されない上総園学園の二学期の音楽室。そこから始まった病院坂迷路と串中弔士の関係。歪な均衡を保つ学園の奇人三人衆、串中小串、童野黒理、崖村牢弥。そして起こってしまった殺人事件。迷路と弔士による探偵ごっこの犯人捜しが始まり、崩れたバランスがさらに崩れていく……。これぞ世界に囲われた「きみとぼく」のための本格ミステリ!
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会話が楽しくてしょうがなかったです。
微妙に後味悪いようなストーリーですけど、これはこれで楽しかったかな、と。
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前作「キミとボクの壊れた世界」に続く
病院坂一族の探偵ごっこシリーズ第二段。前作登場の黒猫さんの従姉妹である迷路さんの通う学校で起こる殺人事件をテーマにしてます。
主人公は串中弔士くん。
縦書きすると一本筋が通ってます。まさに串だね。
学校という囲われた世界で日常を生きる彼は非日常を望み
「お弁当を忘れてみる」「誰かに告白してみる」
など、小さな変化を起こしては日常の変革を望んでいた。
そんなある日学校にある分針の壊れていた時計台の分針が動き出した
その小さな変化に何かを感じた彼が向かった先にあったのは姉の飛び降り死体。他殺か、自殺か?
好奇心から探偵役を買って出た彼の先輩、病院坂迷路。
動き出した時計から暴かれた殺人のトリックとは。
そして連鎖的に起こる第二、第三の事件。
それは用意周到に長い日数をかけて準備されたドミノが少しのきっかけで倒れるかのように仕向けられたことだったのだ。
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普段ラノベ読まないからいろんな意味で衝撃的だった。
まず登場人物の名前に圧倒される。
将棋の駒に見立てたキャラ設定も独特で面白い。
弔子クンが、寡黙というか一言も発さない迷路チャンと会話出来てるのがすげぇ。
ってゆーかどんでん返しがすげぇ。
「どーゆーこと!?え、どーゆこと!?」後半の目まぐるしい展開の早さについていくのに必死。涙目。
こんな狭い世界のなかで、よくもまぁこんな複雑な相関関係が出来上がるもんだ。
弔子クンあなた、一体何者なんだ。笑
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サクっと読めました。残念ながら「ああ、きっとどんでん返しがあるわけだからアレであれだろうなぁ…」と第二の事件があったあたりで展開が読めてしまいましたが…そういうのが好きな人には良いかも。トリックはちょっと、すごすぎです(笑)とってもラノベラノベしたラノベで安心して読めました。
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前作のくろね子さんが好きだったので、珍しく購入。相変わらずキャラ小説だった。ミステリにしてもちょっと無理がありすぎ…。
迷路じゃ黒猫さんには勝てなかったな…。
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おそらくラスト一行が最初にあって、そこから話を組み立てたのだと思う。片手間感(いや片手間じゃないだろうけど)を感じさせるところが、才能。
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読後の感想を一言で言うと、「怖い」。序盤のライトな学園もののような雰囲気から、あのラストに繋がるというのがなんとも怖い‥。あっと驚く怖さと言うより、不快感がじんわり残り続ける怖さ。西尾作品はほとんど好きなのですが、前作(きみとぼく〜)もあまり合わなかったなぁ。こういう内容を書ききれるのは凄い、と思います。
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「ミステリー小説だったらわかるんだが」
僕が主に問題視してるものど真ん中。
自身が推理小説であることに意図的である作品というのが僕がミステリ論を語る上で一番気にしていることであって、この作品からいろいろ考えれそうで楽しみ。
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ミステリって書いてあるけど、別にミステリじゃないような…時計塔のトリックはなかなかよかったけど、考える暇を与えられずに解決されちゃったからなあ。犯人が誰かとか、なんというか、ずっとこっちが考える暇を与えられなかった。キャラ萌え本のわりにはキャラ萌えせずに終わった。
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イラストも観たかったのです・・・。
今気付きましたが、あとがきは流石に文庫とハードカバーとで違いますね・・・。
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今回は吹きだしを使わずに喋るのが特徴なのか、というのが第一印象。推理自体は簡単なもの。ただ、動機(…というよりむしろ悪意)にやはり一癖も二癖もあるなと感じた。
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これも西尾維新らしい作品ですね。ブラックジョークで出来てる。会話のテンポがいいので読みやすい。うーん、相変わらず好きだなぁ、この人の作品。
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西尾維新の物理トリックは新鮮な感じがするが、ミステリー度は前作より低め。 主人公の悪戯につまらない日常を打破したいという思う人は共感できるだろう。 会話文のおもしろさは戯言以上化物語未満といったところか。 ただ各編の冒頭にイラストを付けるのはやめて欲しい。 特に最後の話を読む前にイラストを見たせいで驚きが減ってしまった。 実にもったいない。