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随筆。一部自分の知識不足でついて行けない部分があったが3人の個性あふれる感じられる。特にアメリカのアニメについては養老氏の辛口コメントはなかなか。
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3人の鼎談もさることながら、第1部の「「養老流」本の読み方」は脳の働きと読書という観点から語っていて面白かったです。お三方が挙げた本は、ごく一部を除いて読んでおりませんでした。
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こどもは、読み聞かせなどよりも、外遊びなど活動性が高い方が字を早く覚え、読んだ本の理解も早いとのこと。なぜなら外で遊ぶことによって感覚が脳に入力され、演算し、運動で出力される。この回転によって脳の発達がすすむとのこと。うーん、むずかしい。ついついうちの子はテレビ任せです。
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思春期の頃は有名な作家さんとか、ベストセラーの本を避け気味だった。特に意味はなかったんだけれど。たくさんの人が読む本はそれなりの理由があるんだから、普通に読めば良かったのに。と、今の自分は当時の自分にこう思う。
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この新書は読書術についての本ですが、あまたある類書とはかなり違っています。
冒頭、このように書き出されることからもわかるように、本書は読書術の本としてあえて王道を選ばない。
本書は二部構成からなるが、第一部では、養老孟司が脳の働きという観点から読書や書物のことを話す。なかなか目からウロコが落ちる内容である。
第二部は養老孟司ら三人によってAERA上で行われたテーマごとの本選びの鼎談。ブックガイドにもなる。
一部と二部の間には関連性がない。二部を書籍化するにあたって一部を書き加えたということだろう。
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バカの壁から始まるバカシリーズの一冊(?)。後半の知識人3名のおすすめ本の紹介は自身の知らない書籍に出会えるいいチャンス。
大きく2章構成で、前半は著者が本にまつわることをさまざま語る。後半は3名の対談をまとめたものでさまざまなジャンルの本を紹介している。
前半で気になったのは、子供と本の話。識字率は外遊びしている子供のほうが高い。これは、多くの刺激があったほうがより脳が発達するというもの。わかる気がする。また、同じような話で本ばかり読んでいても成長できない。これも同意で、行動につながらないと成長しない。また、アメリカの犯罪の話で、精神鑑定云々して責任逃れをするのではなく、起きた結果に対する責任を取らせるという考えは私も強くそう思う。精神的に異常な状態だったから無罪ではちょっと納得がいかない。
後半では今まで自身が気にしていなかった本に出会えたのがよかった。以下に気になったものを列挙するが、この中で何冊読めることやら。
・ハリウッド脚本術
・雪
・ユーザーイリュージョン
・脳のなかの幽霊
・怒りの葡萄
・引き裂かれた自己
・魔の山
・白洲次郎
・方法序説
・ソクラテスの弁明
この本は対談がベースだったり、口述筆記みたいな本なので、しっかり読むというよりも、気になったところを読む程度で十分
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養老氏の脳と読書の関係の部分は、新しい考え方が示されておもしろかった。しかし、後半の養老氏、池田氏、吉岡氏の鼎談は・・・あまり響いてこなかった。年代が上の方々なので30代の自分とは感性が合わないのか?
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3・こやつら賢すぎて、読む本が自分とは全然マッチせえへん。よって具体的にイメージもわかんし、何をはなしてるのかがみえへんまま終わった。も少し賢くなったら読んでみよう。てかでも、文学作品て僕には難し過ぎてチャレンジするものの現実進まんよね(^_^;)
バカにならない読書ってなんやったんやろ?わからんかった。
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読書術が知りたくて買った本だったけれど、そこから派生した社会的な問題と絡めた話題を述べていたりしておもしろかった。ただ方法を述べるだけの本ではないのが良い。最初の知育、徳育、体育の話はうなずけた。自分が本を読むときはこの本に書かれていたことを思い出しながら読もうと思った。
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この本どういう経緯で発行されることになったんだろう。後ろの対談を本にまとめたくて養老さんが前半の文章をちょろっと書き加えた形?
タイトルも好きじゃないけど、この本自体のコンセプトが破綻している。「私は若い頃はたくさん読書していたものの今はまともに読まないし、大学の教授も本を読むなと教えていたけど、私のオススメの本はコレだよ」って流れになってるもの。何がしたかったのかよく分からない。
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第一部の養老さんの一人語りの部分は他の著作で出ている内容とほぼ同じ。
第二部の3人がテーマに沿った本を紹介しているものは、気にあるテーマがあれば参考に読むといい感じ。
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都会でコンクリートにかこまれて、大切に育てられる子供よりも、田舎で土の上で遊びまわるほうが、脳にいいという話は、なんか皮肉に聞こえて面白かった。
後半の3人の談話が面白かった。
教養ある人同士が話すと普通の話がすごく、面白い話に聞こえて、紹介されている本全部読みたくなる。
池田先生のヘラヘラした感じすごく好きだな。
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第1部は「「養老流」本の読み方」というタイトルで、養老孟司が読書について語ったエッセイになっています。
本屋に本がたくさん並んでいるのを見て、精神家の待合室みたいだという感想を持つという言葉にはびっくりしますが、自分の理解を超えたものとのコミュニケーションとして読書を捉えるという見方には、教えられるものがあります。
第2部は、養老孟司、池田清彦、吉岡忍の3人が、お薦めの本を紹介する鼎談です。
養老孟司がミステリについて深い造詣があるのは知っていましたが、池田清彦が詩に深い思い入れのあることは本書を読むまで知りませんでした。しかし3人とも、専門外の本をこれほど幅広く読んでいることに驚かされます。
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読書術がタイトルになっているけど、前半は養老孟司のエッセイ、後半は読書案内になっている。実用的な内容かというと微妙なとこではあるけど、博識な養老氏の知識は読んでいて面白い。「日本語は脳を広く使う言語」「村上春樹文学は作家受けが芳しくない」「本を飛ばし読みしつつ、引っかかる箇所に気を止める」気楽に読めるし、知的なトピックスはためになる。
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タイトルと内容がかけ離れているような感じは否めないものの、とても興味深く読めた1冊。
養老孟司氏が以前インタビューでやはり自然の中で遊ぶことの大切さをいじめや自殺の問題を通して話をしていた。今の子供たちは、親・学校・友達 それだけの世界しか見る事ができておらず、その中で何か問題があるともう逃げ道がなくなってしまう。自分たちの頃にはそこにプラスして自然があった。そのことで世界が広がるし、逃げ道にもなるといったようなこと(かなりうろ覚えです。。。。)を仰っていたのを思い出した。
「あの頃は〜」的な考え方にも思えなくもないものの、個人的には納得できる考え。今回の本ではもっと脳の仕組みから外遊びの関連性を説明しており興味深かった。
知識人3人の対談がほおもしろかった。
誰かが言った1冊を「それはねー」とすぐに切り返せる博識ぶりにびっくり笑
以下抜粋
ーあるテーマを扱っている本があるとします。よくテーマを「切り取る」と言うでしょう。その人の切り取り方で落ちているものは何か。別の言い方をすると、そのひとの意見で見えてないものは何か、と絶えず考えながらその本を読むー
ー私は自分で考えるということを書物から教わろうとしたら、デカルトが一番教師として優れていると思います。「方法序説」はそのものモノの考え方をリードするための本なのです。それをデカルトは非常に素直に書いていますー
ー女性の寿命が延びたのは医学ではなく公衆衛生ー