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2007/10/18 Amazonにて購入。
2015/4/25〜5/1
2巻になってとうとう殺人事件が起こる。が、ダリアの宴の謎は引っ張ったまま。紛れ込んだ少年は今後どういう役割を果たすのであろうか。また、江南はいつ正気に戻るのか。
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幻惑される。
なんかがっつり世界観に飲まれる。
暗にディレクションされていることがあるけど、それをどう処理したもんか。
本格ミステリだとするとそれはありかと思うけど、館だしなあ。
過去のあれこれもあるし、綾辻さんホラーも書くし。
とはいえ過去の作品の詳細は綺麗に忘れていて、解説で示唆されたあれこれに、そういえばそんなものがと思う始末(笑)
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ついに起こる事件。屋敷と浦登一族に関する謎は深まるばかり。
嵐が露わにした屋敷に眠るとんでもないものとは。(3/14)
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期待通り大分面白くなってまいりました。
あいかわらず中也は操り人形で語り手の都合のままに右往左往しているだけで若干じれったいのですが、話が動き、<外部者>の視点が中也・江南・市郎の三人に増えたところもまた読みやすくなった一因かな。
いいところでいつも視点が動くんだ、これが。つーか「視点」ってなんなんだ。納得のいく説明されるんだろうな。
ここにきて登場人物がみんな気味悪くなってきました。いや、一巻の終わりのにーく!にーく!たべろ!コールで充分怖かったけど。
あの<宴>は、あの肉はなんだったのか尋ねるとみんな不吉かつ思わせぶりな発言をしながら「玄児に聞いた方がいい」と言う。
これらの騒動には初代玄遥の妻ダリアや十八年前の事件が関わっているらしいぞ云々という匂いを残しながら続く。
あと見取り図が小野さんの手によるものと知って仰天したら、講談社ノベルスの下巻にいたってはカバーデザインが京極さんであった。
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館シリーズ
暗黒館に迷い込んでしまった少年・市郎。市郎を助ける少年。蛭山の事故から一夜。何者かに絞殺された蛭山。事件を事故として処理しようとする柳士朗。少年時代、十角塔に幽閉されていたという玄児。玄児の失われた記憶。行方不明になっている首藤利吉。望和の演奏。双子たち部屋。二人が可愛がる猫・チェシャの秘密。密室で殺害された望和。暗黒館の初代当主・玄遥を殺し自らも自殺したとおもわれる玄遥の息子で柳士朗の父親・卓蔵。
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この暗黒館が読みたくて館シリーズを読み始めました。
シリーズ一気に読んだので、読み終わったら元から悪かった視力がさらにとんでもないことに・・・
書くまでもなく最高でした。
読み終わった後しばらく興奮状態にw
ん〜
でも、もっと後に出して欲しかったかな。
館シリーズの〆として最後にとか。
この話を読んで私の中の中村青司の印象がガラリと変わってしまったので。
なんて言ったらいいのか・・・
もったいない かな?
私の中に宿った中村青司へのこの感情
最後の話だったならこの感情を持ってまた1から読み返して楽しむことができたのに。
今じゃまだ早すぎるよ。
もっとたくさんの巻数を2度楽しみたかったかな。
まだまだあると思われる青司の手掛けた館で起こる事件。
たくさん出して欲しいけど、出れば出るだけ
私の中の「もったいない」が大きくなっていくよ〜
あ〜
だけど
読んでよかった〜w
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◆あらすじ◆
食したまえ、この肉を……浦登家の面面が唱和する、<ダリアの宴>に参加した中也の身には何が?
激しい嵐で下界と途絶された中で、ついに勃発する不可解な連続殺人。
その被害者は?その犯人は?その動機とは?……謎は複雑怪奇に絡み合い、暗黒館の闇とともに、ひたすら深まりゆく!!(全四巻)
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『十角館の殺人』に続く、館シリーズ7作目。 2巻
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内容(「BOOK」データベースより)
食したまえ、この肉を…浦登家の面面が唱和する。
〈ダリアの宴〉に参加した中也の身には何が?
激しい嵐で外界と途絶された中で、ついに勃発する不可解な連続殺人。その被害者は?その犯人は?その動機とは?…
謎は複雑怪奇に絡み合い、暗黒館の闇とともに、ひたすら深まりゆく。
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長かったです。
文庫版で読みましたが、1巻〜4巻で2000ページを軽く超えていますからねえ。
最後まで読めるかなあとやや不安でしたが、飽きることもなく読み進むことができました。
過去の館シリーズと思わぬ形で絡み合っているわけですが、シリーズは全部読んでいるとはいえ、かなり昔のことであまり覚えていなくて、あとで「ああ、そういうことだったのねえ」と気づいたり。
読み進めるうちになんとなく感じていた、というか、もしかしたら?と漠然と思っていたことが、あながち的外れなことでもなかったのですが、すっかりすべてをさらけ出す最後ではありませんでしたねえ。
まあ「闇」は「闇」として「闇」の中に……ってことでしょうかね。
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「視点の移動」が、非常に読みにくさを感じてしまうのだが、まぁ、そんなに気になるものではない。
ダリアの宴といい、謎だらけの二巻。やっと館の説明が一通り終わったという感じ。
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まだまだ謎が。。。美鳥と美魚の発した言葉「成功」「失敗」。剥製にされてなお飼いならされている?猫。 沼に大量にでてきた人骨!背無視男の死。。。そして、第二の殺人・・・
三巻に続け!
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閉ざされた館の中で殺人がおこる。
あちこちに伏線がはりめぐされてるのだろうけど、2巻の段階では、その糸が見えていたり見えてなかったり。
ま、よーするに暗中模索といった感じか。
にしても、語り手で<中也>と呼ばれる青年の記憶と、事故で記憶が曖昧になっている江南の記憶が、妙にシンクロしている、もしくは混濁していて惑わされる。
そもそも、こういう立場になるなら江南の存在そのものが不確かであり、必要性も感じられない。
ただ、建築家中村青治とのつながりとして、そして彼が建てた建物で起こった悲惨な事件へとつなげるための存在である、という風には思えない。
…萩尾望都の「ポーの一族」の中で、事故にあい記憶をなくしたエドガーに薔薇のお茶を飲ませて、「早く元気になって。思い出して」と願うメリーベル、あのシーンが妙に思い出されてしまった。
ともあれ、外からやってきた中也、江南、市朗少年、この3人が物語を動かしていくのだろうと…。
3巻はもうちょっと謎の整理をしてもらえるんでしょうかねぇww
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■訪れたが最後、もう戻れない!続発する不可思議な惨劇……すべてを呑み込む黒き異形の館
食したまえ、この肉を……浦登家の面々が唱和する。〈ダリアの宴〉に参加した中也の身には何が?激しい嵐で外界と途絶された中で、ついに勃発する不可解な連続殺人。その被害者は?その犯人は?その動機とは?……謎は複雑怪奇に絡み合い、暗黒館の闇とともに、ひたすら深まりゆく!!
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「館シリーズ」第7弾。
全4巻からなるうちの第2巻。
暗黒館にまつわる様々な謎は明かされないまま、殺人事件の幕が下りる。
この巻の終盤で発生した第2の事件を巡って全ての“視点”が混ざり合う。
さらに恐ろしく、深まり行く謎を残して物語は続いて行く…
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いよいよ始まった連続殺人事件。
記憶を失った青年の運命は・・・
さまざまななぞをだいたまま物語は3巻へと・・
館シリーズの第2巻。