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ベタな展開なんですが、泣かされました。
しかもまたしても立ち読みなんかしてたから、大変!!
本屋で恥ずかしい思いをしてしまいました。
純粋な恋愛小説を好まれる方にはオススメだと思います。
彼女がスケッチブックに書き加えていた一言にノックアウトされました。
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心の芯にじわぁっと広がるような作品。
言葉ひとつひとつが爽やかなのに、それ故に物悲しいです。
「珠玉の誓詞」は文字がとろけて自分の中に取り込まれてしまうまで読み返したい。
丁寧に紡がれていく二人の生活が幸せ感に満ちていて、なんだか好きでした。
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こないだ先輩を亡くしたばっかりだったので、考えることの多い作品だった。今まで読んだ中村航の作品の中では一番好き。
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これまた本屋で目について買った。
タイトルがなんて悲しいんだと思って手にとって、
始めをちょっと読んでたらおもしろくて読みやすいから。
あとはカバーとか気に入ったし、新しい作家さんを発掘しようと。
いやぁ悲しい話やった。どこで悲しいことが起こるのか
ドキドキしながら読んでた。
案の定なところで悲しいことが案の定起こって、まぁ普通やった。
ストーリー的にはふつーやねんけど、キャラが良い。
特に彼女が。おもしろいし可愛い。自由な人。
その彼氏、藤井君もいい。
たまに寒いカップルやけど、やりとりがおもしろくて気持ちが
ちょっとわかる。
しかし、大事な人が亡くなるのは悲しいね。
その悲しみを思うと本当に怖い。私は絶えられるのか………。
犬にしても、家族にしても。
嫌だな。怖いな。
私にとってこの本は、悲しみが待っていることを伝える本やった…。
いやだ〜〜。私は自分が先に死にたい派やな。
残していっちゃうのも嫌やけど、悲しみを受け止めて
生きていくのはかなり辛そう。
あと、私はなんとなくこのまま健康に生きて人生も人並みに
全うして死ぬんやろなと思ってるけど、
一方で癌になる様な気もする。
癌と解ったら絶対、治療はしない!!
早期発見なら治療するかもやけど段階?なら絶対そのまま楽しく
暮らして死ぬほうがいいー!
一生懸命手をつくして弱り切って絶望を感じて死ぬなんて
私は絶対後悔する。そんな辛い治療も絶えられない。
私は結局甘えたやからね。いいの。楽しかったって死にたい。
ってなんかそんなことを考える本やった。
この本が言いたいことは特になくて、タダの悲しい話やった
ように思うけど、それがまた悲しい。ただの悲しい本?
あとこの人は村上春樹の影響を受けているんじゃないだろうかと思った。
今気づいたけど、カバーが2重にかかってた!
2種類カバーがついてる!表になってるカバーでよかった。
下の方のカバーが上なら多分買ってへんわ。
まとめて古本屋で本を買っておくのはいいね。
3冊買ったけどもう全部読んでしまった。
通勤時間はいい読書の時間。仕事の本も読まなきゃね…。
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突如ふりかかる病とか、死 って
人として向かい合うべきとてもリアルな事柄なんだけど
物語に突然現れると「この展開かよ」って、がっかりしてしまうのが本音。
でもすごく好きな文章。好きな、人との向き合いかた。
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ちっ
どうして死んで行く人間(彼女)よりメソメソしてられんだか。
100回どころか一生泣いててください。
こんな話書くヒトでしたっけ??
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序盤の彼女との二人暮らしや日々の何気ない会話など、その「ほんわか」さ加減が羨ましすぎw
中盤から終盤にかけては、じわぁ〜〜っと沁みるように、またぐっと迫るようにストーリーが進んでいく。
スケッチブックに書かれた「誓いの言葉」を読み返しているところで、かなり込み上げてくるものありました。
彼女も藤井君も素敵だーー(><)
購20081018
了20081109
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純愛。「世界の中心で愛を叫ぶ」に似ている。
犬の話しが良かったな。
あたたかい小説です。涙が自然と出る感じ。
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帯に「うっかり新幹線で読んで号泣しました。透明な世界をあなたにも」と書かれていたので、出張帰りの新幹線で読んでみようと、駅の本屋さんで買いました。 新幹線の中は、爆睡してしまいましたが、乗り継ぎの特急の中で、ようやく読み始めました。 主人公は、「藤井君」。これで、相当感情移入できるかと思いましたが、号泣する前に、読み終えてしまいました。
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■ここが世界の頂点だと思っていた。こんな生活がずっと続くんだと思っていた――。
実家で飼っていた愛犬・ブックが死にそうだ、という連絡を受けた僕は、彼女から「バイクで帰ってあげなよ」と言われる。4年近く乗っていなったバイク。彼女と一緒にキャブレターを分解し、そこで、僕は彼女に「結婚しよう」と告げた。彼女は、1年間(結婚の)練習をしよう、といってくれた。愛犬も一命を取り留めた。愛犬→バイク修理→プロポーズ?? 幸せの連続線はこのままどこまでも続くんだ、と思っていた。ずっとずっと続くんだと思っていた。
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病気で、愛する人を失ってしまうというストーリーはありふれていますが、淡々とした文章で描かれる二人の姿に共感できます。
ドラマティックでも、劇的な展開があるわけでもないのですが、それだからこそ心に響いてくるのかもしれません。
前向きな二人の姿に感動し、彼女を失った後の彼の後悔に共感し、自分がその状況に置かれたら、どうなってしまうのだろうかと考えました。
やっぱり、酒を飲みながら、泣き続けるのだろうか・・・?
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健やかなる時も
病める時も
喜びの時も
悲しみの時も
富める時も
貧しき時も
これを愛し
これを敬い
これを慰め
これを助け
死が二人を分かつまで
共に生きることを
誓いますか
使い古された言葉はよく見ればいいこと言ってる
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彼と彼女の物語。
だけど、それぞれの物語ではなく、二人でつむぐ物語。
恋人のどちらかが病気になって先立つというストーリーはありふれているはずなのに、なぜか普通に思えない。
とても穏やかで、そして愛にあふれた素敵な物語。
涙を流すことはなかったけれど、たびたび出てくる哲学的な表現に胸を打たれた。
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うっかり人前では読めない本だ。
彼女が居る男なら主人公を自分に置き換えて涙するかもしれない。
彼女のために何もしてあげられない自分を悔やむシーンは切ない。
でも、彼女が彼氏のことを「藤井君」って呼ぶのは如何なもんかな?
そこが★を-1した理由。
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・叶わないことを願い、受け入れられないことを受け入れるのが生だとしたら、人はどうやって生をやりすごせばいいんだろう。