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軽くて薄味過ぎ。ちょっと、新興宗教ネタはおもしろいかもと思ってたところだったから、設定はすごくおもしろかったんだけどな。10歳の彩乃ちゃんは、もしかしたら新・教主様になるかもしれなくて、決まるまで家を転々としてるという。その家主たちが主人公になる連作短編なんだけど。なー。
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不思議な雰囲気と少しだけ残る切なさが良かったです。
そして、ほんのりと幸せになれる3つのお話ですね。
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一時間ぐらいで一気に読み終わりました。新興宗教の教主様、「彩乃ちゃん」に関わった人たちのお話。短編集でしたが、特に「夏花火」がお気に入りです。宗教関連のお話なので、もっと重いかと思ったら案外アッサリしてました。読み易かったです。
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とある教主の孫である彩乃ちゃんは小学5年生。その彩乃ちゃんのおばあちゃんが亡くなってしまい、一時のごたごたから避けるためにさまざまな家に預けられることに。その家での様子を綴った3つの短編を収録した本。礼儀正しい彩乃ちゃんにはある秘密があって・・・小さなきっかけによって、幸せを得ようと試みる人々の物語(2007.11.18)
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3つの短編から構成されている作品。すべての話に共通して出てくるのが、とある新興宗教の教主さま・小学5年生の彩乃。彼女は不思議な力を持っていた―――。
ストーリーはとても斬新で面白い!けど、彩乃ちゃんの不思議な力をもっと駆使?して、心にぐっとくるドラマ性が欲しかった。うまく言えないけど、1人1人の物語が短編で終わってしまうのがちょっと残念だった><
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読みやすいけれど、軽すぎて味気ないな。設定がメルヘンすぎて、深みがないかんじ。宗教中心じゃなく、人とひととのつながりやしあわせの在り方なんかを意識して読むと、また違った感想をもつかもしれない。
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3編からなるストーリー構成。
特に盛り上がりというかアクションもなく、静かに物語りが進行していきます。
個人的に石階段が好み。
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彩乃ちゃんが振りまく心がほっこりする3編。迷った時困った時にそっと現われてくれる彩乃ちゃんをわたしも待ってる。
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良かった。お話が3篇入っているけど、もっと読みたいなぁと思った。彩乃ちゃんは他人の人生にほんのちょっとだけ、ほんとささやかにタッチして、その人を良い方向に導いてあげるのだけど、彼女自身は宗教団体の教主様であるが故に、団体内の主導権争いから逃れるため、色んな人の家を転々としてる。そんな彩乃ちゃん自身の幸せについて考え語りかけたのが、3篇のお話の中で最も若い主人公(小学5年生…だったかな?)だけだったってのがまたなんとも…。他者の幸せに貢献しながら、一方で彼女自身は「彩乃」という一人の女性としてではなく、「教主」としての人生を受け入れて生きていこうとしている姿がすこしだけ哀しくなった。
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教主様である前に、小学五年生の彩乃ちゃん。
祖母である教祖様が亡くなったことで、
教団内紛争が起こり、彩乃ちゃんは転々と預けられる。
滞在した先で、彩乃ちゃんと関わった
三人の、ひと夏のお話。
これ、読んでみたかった本で
実際、想像以上にサクサク読めて楽しかったというか
三人の様に彩乃ちゃんに少し助けられた感じになり
読了後は、癒しでありスッとする。
自分の定められた運命を受け入れ、
自分の事より他人の幸せを願い、いじらしい言うか
セツナクさせる子供っぽくない彩乃ちゃんだけど、
彼女もまた、出会う人物に助けられ
相乗効果的、上向きな物語だから良い。
私も是非、彼女に会いたい。
と言うか、こんな子になりたかったんだよね。
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学校の図書館にいれてもらった本!
友達に薦めたら気に入ってくれて、それがとてもうれしかった。
小さな少女から、前へ一歩ゆくための勇気をもらうおはなし。
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不思議な「力」を持つ一人の少女の物語。
その少女、彩乃ちゃんが色んな人の前にふと現れて、何かを与え、また去っていく。それがまるで「野に咲く〜花のように〜♪」的な感じがしたのは、私だけだろうか。
三つの話の中で「夜散歩」が好きかな。雰囲気がふわふわと、やわらかい。
少女の性格や物腰だけでなく、物語全体から素直さのようなものが感じられる小説。
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素晴らしい…。なんて和むんだ。
「綾乃ちゃん」をめぐるハートフルなストーリー3編。素晴らしかったです。
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あらすじで恩田陸さんの某作品を思い出してしまったのですが、全然違う優しくて少し切ない物語でした。彩乃ちゃん自身の物語も、ちょっと読んでみたかったです。(2008.08.10読了)
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ある団体の教主である、不思議な力を持つ「彩乃ちゃん」のひと夏を描く短編集。
ええ〜宗教!?
と思いながら読み始めたけど、柔らかいあったかい話でよかった。
橋本紡さんの作品を読むのは3作目ですが
この人の雰囲気、かなり好きです。
ちょっと読み漁ろうかと思います。