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やっぱり、医療ものはおもしろい。一日で読んでしまった。まだ、下巻がのこっているので楽しみでしょうがない。
上巻を読んだだけでは、本当にミステリーなの?と言ってしまいたくなる。主人公田口が淡々と調べていっているようにしか見えない。私が知っているミステリーとは、やはり違う。
バチスタ手術の失敗は果たして、事故なのか事件なのか、それとも失敗は不可避なことだったのか。
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文庫本化されるのを待ち焦がれていた。 「このミス」大賞受賞作でもあるので否が応でも読書欲が湧いていたのだが、ハードカバー版は高いだけでなく重いので敬遠していた。
医療小説の先駆けである「白い巨塔」がドラマ化されてから、医療関連のドラマや小説を良く見るようになった。 本当の医療の現場を知らないので真偽の程は分からないが、手術のシーンはドラマに良く出てくるため、イメージが湧きやすい。 特にこの「バチスタ」は「医龍」でも取り上げられたテーマなので、この小説もすんなり入ることが出来た。
上巻なのでまだ半分だが非常に面白い。 通常の医療小説は難手術へのチャレンジや大学病院などの腐敗構造などを軸にして語られる。 この小説の面白いところは、今まで語られたその様な軸は、本小説をリアリティあるものに仕上げているだけで、"なぜバチスタ手術の術中死が連続して起こったのか?"というミステリー的な切り口で語られているところである。
術中死は偶然か、殺人か? その解明に窓際講師の主人公が持ち前の観察力をもって挑む姿が、小説の構成として魅力のあるものにしていると思う。
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医学用語が頻出・・・
はっきりいってイメージがつかみにくい・・・。
でも、複線がいっぱい張ってあり、ラストへ続く重大なキーワードばかり。
ただ、術野はリアルに描かれていました。
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071118、四街道の大和屋で購入。大学病院ものって、「ブラックジャックによろしく」的などろどろっとしたイメージしかなかったんだけど、これはわりとさらりとしている感じを受けました。
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東城大学医学部附属病院には、国内最高の技術を誇るバチスタチームがあった。臓器制御外科の助教授である桐生が率いるこのチームは、26例続けてバチスタを成功させていた。しかし、異変は27例目の手術中に起こった……本書は「このミス」大賞の冠にたがわぬ傑作だ。久しぶりに満足感のある推理小説を読んだ。
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医療系の専門用語が飛び交いますが、あまり気にならずに読めます。
意外な視点から書いてある本で、今までに読んだことのないジャンルです。
どんどん気になり、はまり込みそう。
下巻が楽しみです。
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読んだ時期:2007年11月
上巻読みました。(下巻読書中)
成功率の低いバチスタ手術における術死解明のストーリー。
リアル感があり読み応えがある。
事実解明をしていく、ノンフィクションのような仕立てであるが、下巻はミステリーならではのスピード感、犯人の心理に迫る展開がありそうな予感。
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文庫化待ってました。 おもしろい!! 医学用語などわからない言葉も出てくるけど、主人公「田口」は違う世界の住人感の強い大学病院の中にあって庶民な私でもちょっととっつき易い。
上巻はそんな「田口」が割りと淡々と進め・・・そして下巻へと引っ張っていく
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ここ最近、考えさせられる系の本(こういうジャンルをなんというのか分からない)が多かったのでミステリーでも…そして、前々から気になっていたバチスタの文庫化ということで割りと迷わず手に取った。
元は一冊の本なのに上巻と下巻で丁度よく分かれている。上巻では、主人公によるカウンセリング、下巻では、ロジカルモンスター白鳥によるカウンセリング。下巻は上巻の倍速ぐらいで読みきれたんじゃないかな?とにかくテンポが良い。やめたくても続きが気になってなかなか止められない。
さらに、医療系ミステリーは初めてだったけど、心理学や人間行動学についてうまく載せられていてとても勉強になった。
『俺は、動物で言うなら何なんだろう?』
こういった種類の違う本もたまには読むのも大事だったり。
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ハードカバーで買うか否かをずっと迷っていたシリーズ。
「このミス」大賞という事で期待しまくりで勇んで読んでみたものの…。
面白くないわけじゃない!でも凄く面白いわけじゃない。という微妙な結果に。
前評判が良すぎるのも問題です。
上下巻に分けたのは、ベストセラーの文庫化だからなんだろうなぁ。と思うと非常に微妙な気分。
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小説の大半は、間接的な言い回し表現によって、読み手に感情のエネルギーを感じ取らせる手法を取っていることが多い。読み手が100人いれば100通りの感じ方がある。文系小説と言ったらよいか。
しかしこの小説は、キャラクターの感情のエネルギーを直接的な表現でしるし、そのうえ、なぜそう感じるのかを懇切丁寧に描いている。理系小説とったらよいか。
前者は宙をふわふわした感じで読むことが多い。それに対し、後者は地面を歩いている感じで読むと言ったところか。
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待ち待った文庫化です。
医療を扱った小説は今まで避けてきたのですが、『このミス』大賞ってことで興味があり購入。
医療用語はやっぱりよくわからないですが、気にならなかったです。
バチスタ手術中に起こる原因不明の連続死。
医療事故か殺人か・・・いっきに引き込まれていきました。
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やっと文庫化ですよ。長かった。でもこれだけ面白くて売れりゃあ文庫化延ばすのも分かるわ…。心臓手術を巡る病院もの…という難解なテーマですが、キャラは立つし話の展開はわかりやすいし会話は面白い。「破裂」といい「イン・ザ・プール」といい、この手の弁が立つけど性格破綻、狂言回しで乱麻を断つ的キャラは最近の流行なんですかね。
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映画化決定したこの本は、殺人犯が医者の中にいると言う、実に面白そうな1冊です
(*^ω^*)
この本は、上・下があるので、2冊セットで買ってみんなで読みましょー!!
読んだあとは、映画館へ!!
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教科書みたいにわかりやすい文章と、バランスのとれたストーリー、ドラマみたいな演出で読みやすい。上下巻。