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小説の大半は、間接的な言い回し表現によって、読み手に感情のエネルギーを感じ取らせる手法を取っていることが多い。読み手が100人いれば100通りの感じ方がある。文系小説と言ったらよいか。
しかしこの小説は、キャラクターの感情のエネルギーを直接的な表現でしるし、そのうえ、なぜそう感じるのかを懇切丁寧に描いている。理系小説とったらよいか。
前者は宙をふわふわした感じで読むことが多い。それに対し、後者は地面を歩いている感じで読むと言ったところか。
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待ち待った文庫化です。
医療を扱った小説は今まで避けてきたのですが、『このミス』大賞ってことで興味があり購入。
医療用語はやっぱりよくわからないですが、気にならなかったです。
バチスタ手術中に起こる原因不明の連続死。
医療事故か殺人か・・・いっきに引き込まれていきました。
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やっと文庫化ですよ。長かった。でもこれだけ面白くて売れりゃあ文庫化延ばすのも分かるわ…。心臓手術を巡る病院もの…という難解なテーマですが、キャラは立つし話の展開はわかりやすいし会話は面白い。「破裂」といい「イン・ザ・プール」といい、この手の弁が立つけど性格破綻、狂言回しで乱麻を断つ的キャラは最近の流行なんですかね。
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映画化決定したこの本は、殺人犯が医者の中にいると言う、実に面白そうな1冊です
(*^ω^*)
この本は、上・下があるので、2冊セットで買ってみんなで読みましょー!!
読んだあとは、映画館へ!!
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教科書みたいにわかりやすい文章と、バランスのとれたストーリー、ドラマみたいな演出で読みやすい。上下巻。
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白鳥がインザプールの伊良部先生と重なるな、と思っていたら、映像はまた阿部寛ということでなんかうれしい。
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心臓移植の代替手術であるバチスタ手術専門の天才外科チームで、このところ原因不明の連続術中死。院長は、不定愁訴外来の万年講師に内部調査を依頼した。
そして、またしても、術中死が起こった。。。
上巻の本書では、登場人物紹介編といったところですが、天才外科医と対照的に、万年講師のキャラクターが光っていました。
(2007/12/21)
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前々から気になっていたんですが、文庫落ちを機会に読んでみました。装丁が印象的だったんですが、なかなか手を伸ばせなくて。
このミス大賞受賞とか。映画化されるとか。
過剰な宣伝が少し気になりますが。
そういった先入観はなしに読んでみたほうがいいかも。
医療関係の人の感想も聞いてみたいですね。
僕は医療に関しては素人なので、面白く読ませてもらいました。
不定愁訴外来とか本当にあったら面白いですね。
現役の医者が書いたというだけあって、かなりリアルです。
やっぱり、理系の人が書く文章はすごく論理的だと感じました。
僕は文系ですが、理系の人が書く文章は結構好きですね。
少し堅いですが、あまり気になりませんでした。
正しく日本語を使おうとしているように感じました。
小説と言うよりはドキュメンタリーのような感じがしました。
フィクションとノンフィクションが織り交ぜられているような。
作り物なのに、リアルな匂いがするとでも言ったらいいんかな。
とにかく、こういう話はなさそうでありそう。
現実と非現実のちょうど中間って感じですね。
この本は好きな人と理解できない人がきっちり分かれそうです。
理路整然とされたものが好きな人はかなりはまりそうですね。
ただ、上下巻に分ける必要性はなかったように思います。
下巻で一気に進展がありそうなので、早速読んでみたいと思います。
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医療専門用語がバンバン出てくるけど読んでて苦にはならない。
変に知識をひけらかすでもない嫌味のない作品。
どんどん次が読みたくなります。
そしてココで真実がわからなくても十分満足いく(笑)
下巻読まずしても十分楽しめます。
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医療モノは初めて読んだが、バチスタ手術の知識がなくても楽しめた。どんな結末になるのか予想はつかないが、どうなるのか読み進まずにはいられないストーリー。
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このミス大賞や映画化の大々的な宣伝が目につく中、純粋に精度の高い医療エンターテイメントなのでは。キャラクタ、人物描写、物語の展開、医療知識の見せ方、などなど節々にバランスの良さを感じる。
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う〜ん・・・言い回しが回りくどい感じがしてあまり好きになれなかったのと、展開が平坦な感じで物足りなく感じたのとで−2!
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前々から読んでみたかったのが文庫版になったので購入。
現役の医師ということだけあって現場の描写等は詳細。
ミステリーか?と思う部分もあるが面白い。
特に主人公のコンビの会話のテンポの速さのせいかいつも以上にハイペースで読了
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映画化されるということで買ってみた。
連続発生しているバチスタ手術の術中死は偶然?他殺?ってお話。
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病院を舞台にしたエンターテイメントサスペンス。登場人物のキャラクターがみんな個性的で最後まで面白い!専門用語がバンバン出てくるのもまったく気にならず、最後まで一気に読みました。こういう作品がもっと沢山出てくるとミステリーも面白くなるなー、と思いました。このミス受賞も納得です。