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『表象文化論』と言います。
以前であれば『記号論』でしょうか?
眼に見えないものを捉え、識り、共鳴し、伝えることが、これまで以上に大切な世の中になってきます。
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建築・美術・映画・写真・文学・イコノロジー・モルフォルギー・・・。
瞠目すべき博識に基づき縦横に論じられた知、析出されたイマージュは相互に交通し重層化して、ひとつのトポスとなり「都市」となる。
ゆっくり読む本。理解できてないとこ多々あり。要再読。
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◉以下引用
地霊の所在とメカニズムを探るセンサーとなるのが、場所の記憶や徴候に敏感に反応する「徴候的知」である。
徴候とは、中井によれば、「何か全貌がわからないが、無視し得ない何かを暗示するもの」
不意に出現した動物たちや、木の葉のざわめきといった局所的な現象を通して、見えない世界、あるいは他界に接する
驚いて、ハッとして立ちどまり、立ちつくす。そのときそこに異様な、不思議なものにふれる。あるいは対面する。カサっと、積もった枯れ葉のなかに音がして、そこに蜥蜴が顔を出している