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ありそうでなかった民主党について書かれた本。ボリュームもあり、中立的な立場から民主党の歴史や特質、その主要な立場にいる人物像が研究されている。
ただ、大半が小沢一郎という政治家についての分析に語られているのは仕方がないのかもしれない。民主党自体に在籍している期間は短いものの、政界再編のきっかけを作ったのが同氏だと考えれば納得はいく。
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二大政党制がいいのかどうか分からないが、自民党に取って代わる可能性が一番高いのは民主党ではないだろうか…
という考えが、本書を読むキッカケとなった。
民主党の目指している方向性が見えない、内部の統一感が見られない、詰めが甘い…などなど、そういった疑問が少しではあるが解けたような気がした。
最近は政党が「政局」に走っているような気がしてならないが(総選挙を意識しているのであろうが)、国民は「政策」をきちんと見ているような気がしている。
国会議員の先生方、官僚の方々は、国民を愚衆と思っているのではないだろうか…
《寄り道》
政策を立案する上で、各政党はどのような情報ルートで現状を分析し政策に活かそうとしているのか?
アジェンダセッティングをどのようにして行っているのか?
これはボブの疑問であるが、この辺を明らかに明らかにしないといけないのでは?
情報源を官僚と圧力団体と支持者に頼っていたのでは…???
官僚も何を見て政策を作っているのか???
疑問に感じることが少なくない。
って自分で調べろ!ということか…
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うーん。つまらなかった。政局中心の叙述で政治家の証言を時系列的に並べただけという感じ。民主党の新自由主義政党としての側面はほとんど語られていないし,選挙分析も具体的ではない。なにより,民主党の支持基盤がどこにあるのか,主権者から見えているのかなど,ろくに描かれていなかった。政治ルポとしては及第点なのだが,政治学の資料としては,各政治家の発言を確かめるだけのもの(それもどのような文脈の中での発言かは不明)にとどまるだろう。
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政権交代と騒がれているので、ちょっと勉強しようと思って読みました。
議員さんの経歴などについて主に書かれています。
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2008年に読んだ。
事跡を並べただけ。研究という割りには、「レポート」という意味合いが強いのではないか。
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昔は2大政党制になるなんて夢にも思わなかった。
よくここまで大きくなったもんだ。小沢はえらい。
民主党が政権とったら、小沢は「維新の英雄」か。
細川政権が誕生したのは高校生のとき。えらく興奮したのを憶えてる。
あの興奮がまた味わえるかな。
政党が政策を競う時代がすぐそこまで来ている。
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選挙を前に民主党のことが気になり図書館でかりた。
結論からいうとほとんど読んでいない。内容が時系列に経緯を説明してるので読む気にならなかった。
もっと体系的にまとめてほしい。
思想とか支持母体とか。
最後の政権交代したらの検証だけ流し読む。
政権交代は情報公開の意味がある。つまり、交代したら前の政権の問題を自分達のミスにしない為に公開するだろうとの記述があった。これだけでも交代の意味がある。
余計なことはしなくてもいいのでいろんな膿を沢山だして欲しい。
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"第21回参議院選挙から始まる本書。民主党の設立から参議院第一党になるまでの歩みをまとめたもの。衆参ねじれと言われて、安倍さんから福田さん、福田さんから麻生さんへ総理大臣はころころと替わってきた。
このねじれのおかげで明らかになってきたことも多々ある。一党のみで運営してきた国会。そろそろ限界なのだと思う。
行き過ぎた世の中を変えていくには、総理大臣が替わって実現するのではなく、政党が変わって実現していくべきもの。今まで幻想を見せられてきたことに国民も気がつくべき。"