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〜抜粋
女が最も達成感を感じるとき
「女の喜び・・・、グループの中で自分が一番多くの異性目を集めながら、最高の(自分の意中の)一人から(ステディあるいは結婚の)プロポーズをもらえること、自分は餌を撒き(体のラインを強調してみせたり胸の谷間をほのめかしたりする、など)、獲物を待つ。そして目当ての獲物が引っかかったとき、そして言わせたいひと言を「相手の意思で」言わせた時の喜び・・・。これが女性がもっとも達成感を感じるゲームのストーリー、女の全能感のシナリオである。ああ、受け身の攻撃性。」
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常々、女性誌の「コーディネート1週間劇場」に添えられた小芝居とコメントに違和感を感じていたのですが、ベースには韓流ドラマとシンデレラストーリーがあったのですね。私は、キャラ設定に限りなく近い経歴の方々をよーくよーく存じ上げていますが、はっきり言います。「そんなやつぁ、いねーよ!!」もしかして編集者のコンプレックスの裏返しなのでは???
2008.02.05-10
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一般的に男性が弱くなった理由や女性誌への考察は興味深かった。ちょっと1ヶ月着回しにこだわりすぎるような気がするが。
それにしてもちょっとまとまりがないんじゃないだろうか。いきなりアメリカと戦争をもちださないでくれ。それは別の機会でもいいじゃないか。
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爆笑、そして痛快。
社会を観る筆者の観点が、痒いところに手が届く感じ。
なんだか自分まで頭がよくなった気がするのは、豪儀な論のためでしょう。
宇宙のような、女の子の頭の中。
女はわからん、という男の子が一度読んでみるといいんじゃないかしら。
一番響いたセリフは、男が戦争に行くときの覚悟の話。
「“父親が戦争に行くと、男は、よし次は自分の番だ、と思うのさ”
これを聞いて男とは何て愛しい存在なのかと思った。」
みたいなくだり。
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この手の本はいろいろ出ているが、もっとも冷静で鋭い気がする。巷に溢れる女性誌論の部分はいたく共感・・・。私もあの手のもの、すべて疲れる今日この頃。
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女性誌へのウォッチャー的視点に超共感。
最近の女子の「モテ」への執着心は、スゴイよね。嫌いじゃないけど。
そういう女子とオタクが、実は物凄く似ているのかもしれない、という部分も共感。
ところどころ、著者の思いのたけが熱すぎて?、ついていけない部分もあったけど…
買って良かった新書。
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女性は他者からの価値観で自分の価値観を確立する、そのために恋愛が用いられており、モテたい女の子は本当の意味での恋愛ではなく、自己価値観を高めるために恋愛を――。
――的な趣旨の本になる予定だったのでしょうか。序盤は確かにそんな雰囲気なのですが、後半に従って焦点が拡散して何が言いたいのかわかんなくなりました。主張が弱い、根拠が弱い、考察が甘い。言いたいことをフィーリングだけで書いても説得力はありません。まるで私の書いた卒業論文です(ぇ
致命的に甘いのが根拠となるデータ。先に読んだ「論理的な話し方が身につく本」の論に従うなら、まず提示するデータが片手落ちに等しい。女の子の動向を見たいなら女の子そのものにも当たるべきで、雑誌の傾向だけで女性達の思考を追えるはずがない――少なくとも、私を納得させるデータにはなっていません。雑誌の傾向が恋愛重視だから、今時の女性達が恋愛偏重だというのは短絡。その雑誌を購入する女性達、雑誌の勧めるファッションを好んで身につける女性達のナマの声くらい欲しかった。その子達が本心から雑誌に掲載されている「恋愛ストーリー」を信じている、と証明しきってはじめて、「雑誌に書かれる恋愛ストーリー」=「今の子の本気で信じる恋愛像」が証明できるのではないでしょうか。
オタク−腐女子をもうちょっと考察して、かつ、モテたい女性達を考察して、そこからはじめて論を組み立てることができるのではないかと思います。生きたサンプルが次々と飛び込んでくる環境ではないのだから、本を書くための情報収集くらいはしなければ。
結論。本の視点、本の主張は理解できたけど、納得、共感には至らないかなぁ……。
身近に、そーゆー「モテたい女性」がいないせいもあるのでしょうが、いまいちピンとこなかったのです。
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赤坂真理さんの名を聞いて3冊ほど注文してみた本のうちの1冊です。女性から見た「モテ」の位置づけ、重要性、などが分析されます。男性にはない視点の本でしたので非常に参考になりました。
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女が最も達成感を感じるとき
女の歓び……。グループの中で自分がいちばん多くの異性の目を集めながら、最高の(自分の意中の)一人から(ステディあるいは結婚の)プロポーズをもらえること。自分は餌をまき(体のラインを強調してみせたり胸の谷間をほのめかしたりする、など)、獲物を待つ。そして目当ての獲物がかかったとき。そして言わせたいひと言を、「相手の意思で」言わせたときの歓び……。これが女性が最も達成感を感じるゲームのヒストリー、女の全能感のシナリオである。ああ、受け身の攻撃性。
だそうです。本文より抜粋しました。
本の内容は上で挙げたように、女の昔から今についての変遷、男の保守(しかし時代が変わっている)についてなど。
でも論点飛びすぎ。徒然なるままに書いている印象。最終的には著者の生い立ちになってしまっている。
それでも前半部はちゃんとタイトル通りのことを書いていて、皮肉たっぷり、痛快に最近の女性の行動や考えを斬りまくる。
素直に読んでいて楽しい本でした。
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男も女も、読むべき。という書評で読んだが、
まさにその通り。男も女も、読むべきだ。
実に鋭い。
その鋭さは、世界を見事に、
特に女と男の世界を包んでいる
虚大な皮をすっぱり斬り捨てて、核をあらわにする。
それだけに、痛みを感じる。
虫歯菌が強固なエナメル質を溶かして、
神経に達したように。
世界は実に、痛い。人間って、痛い。
目から鱗というより、
うすうすわかってた事(けれど誰も言わない事)を
さっぱりと解説してくれている。
ちなみにこの本は、「モテる技術」とか
そういうハウツーセラピー本ではない。
「モテたい」と思う人間の、特に女性の
心理、生理、そして抗えない絶対の不幸を
観察したものだ。
少しばかり、文脈がアヤフヤになるところもあるが、
その荒さやライヴ感も「著者の個性」という言葉で
何となく誤魔化しが効きそうなところが、
男性のわたしからすると、「女性的」な著作だと思ってしまう。
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「モテなきゃ意味ないんだよ!」
自己満足より、見られることを意識する。
…というのがLEONの新鮮さだったらしい。
だんだん「普通の男」(そもそも「普通の男」って何?)が生きづらくなっているんだなあー
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著者が前に日経PLUS1で連載していた「うらやましい悩み」というコーナーが好きだった頃、この本を見つけたので購入。文体が好きです。
女性ファッション誌の熱烈な読者「でない」人、
(それらの中吊り広告を見てなんかちょっと笑える人とか)には面白いかも。
男女問わず。
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総じておもしろいけど、最終章だけ別のテーマのよう?つながっているのかもしれないけど私にはわからない。残念。
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女性が女性誌などを元に女性の性向について分析した本。
最初は女の考えていることと当たっているようで笑って読めるが、途中から自分のトラウマやあげくは戦争とアメリカ論まで語り出し、カオスとなる。
それぞれポイントはついているようでなるほどと思う点も多いが、全体の構成が大変整理されておらず、読み終わった後に要点を人に説明しようとしたら何も説明できなかった。
勢いで書いたブログの記事を読んでいるような本。
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女は自己中な生き物。
自分の卑しい心理を確認するようで読んでて気分が悪くなった。それも真実だからか。