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こういう村上春樹が一番苦手で、もうなんと反応していいかわからない…羊男の出てくるヤツは、やっぱりあかんなあ(笑) むくどりが何かの暗喩だとか、そういうふうに深読みしていけばいいのか、あるいはそんなん知らんもんねーとただお話の不思議な雰囲気を楽しめばいいのか、どういうふうに向き合えばいいのかわかんなくて、言葉を失っちゃう。ついでに脳みその活動も停止しちゃいます(だからちゅうちゅう吸っても美味しくないよ)
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これは、過去の短編集から抜け出したリニューアルです。
うちで確認したところ、「カンガルー日和」の「図書館奇譚」の焼き直しですね。
男の子が図書館の地下にわけわからず閉じ込められて、
そこには羊男も囚われていて、おいしいドーナツを作ってくれて、
本を読んだら1ヵ月後に脳味噌を吸われちゃうから逃げなきゃいけない。
で、逃げ出すお話。 ものすごく意味不明な説明(笑)
前に読んだときも、だからどうなの?って話だったんだけど、
でも何気に印象に残っていた一編ではある。
(もしかしたら何回も読みすぎたから覚えてるだけかもしれないけど(笑))
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絵が多いので絵本に分類。羊がなんの隠喩だとか、じゃあむくどりや老人はなんだとか、そういうのをいちいちあてはめていくと、どうしても無理が出てくるように思う。
ただ「お、なんかこれ人生に似てるじゃないか」と私なんかは思った。どこがどうと全部説明はできないけど、たとえば、がんばって得られた成果を吸い取られるなんてことは、会社員にはよくあるもんですよねー(´∀`;)
イラスト素敵です。羊男かわゆい。
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ふと読み始めてしまったけれど・・・これ、めちゃめちゃ怖いやん!!夜中にたった一人で何となく、覚悟なしに読み始めてしまったことを密かに後悔しました。図書館に行く人が減ったらどうしてくれるねん(笑)
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なんか久々に春樹らしい作品を読んだ気がした。佐々木マキとのコンビも良い感じ。
絵本だけど絵本じゃない。絵本じゃないけど絵本だった。意味が深いようであっさりしている文章。その逆もしかり。
それが佐々木マキのヘンテコリンな挿絵とマッチしている。
読み終えて、奥歯にモノが挟まった間は残るが、そんなに深読みしなければ面白く読める。
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村上春樹さんのふしぎな世界に連れて行かれた感じなります。
淡々と進んでいくストーリーです。
考えるところが満載な作品だと思うのだけれど
何を考えていいのかわからなくなりました。
ただ1つ思ったことが、本は読み終わっても、まだ終わっていなく
どちらかといえば、最後のページをめくったときに、またスタートするような感じを受けました。
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図書館の地下で、老人にだまされて捕まる「僕」。本を読んで全部覚えたら脳みそを老人に吸われてしまう。その地下牢で「僕」の世話をしてくれる羊男と美しい少女。「僕」の運命やいかに…という話。
ファンタジー。
老人が知識を得るのに脳みそを吸うため人をだまして牢に入れる、という設定が面白い。ずる賢くて恐怖の象徴の老人。
なんとなく、村上春樹の作品を全部読んでいる訳ではないけれど、「老い」というものへの恐怖と言うか畏怖のようなものを、作者は持っているのではないだろうか。老いは誰にも訪れることだが、この本に出てくるようなずるがしこい老人になってしまう事は恐ろしい。
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本屋ですごく気になって、だけど買おうか迷って、結局全部本屋で読み切ってしまった本。(最低〜)
この挿絵を描いた人の絵、好きなんです。「ムッシュ・ムニエルをごしょうかいします」を読んだのが最初でしたかね。
絵と一緒に不思議な世界へ迷い込む感じで、楽しかったです。
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可愛いと思ってかりたのに、ところがどっこい。
怖いぜ。村上さんのセンスが活きている。
羊男ってどういう意味なんだろう。
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グロテスクな話とラブリーな絵。
失ったものを取り戻したい老人。
羊男はいつも暗い部屋に一人。
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6歳くらいのときに読んだのですが非常に印象深く、今になってまた読んでみました。不気味な物語と淡々とした文章がふしぎな雰囲気を出していて好きです。
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やっぱり、村上春樹はよくわからない。とらえどころがない。わからない、そのことによって掻き立てられる不安感。人々はこれを求めて読むのかしら。好きになれないなぁ。現代人として、教養程度には、読んでいたいのだけれど。
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絵本だけど、ダークです。
間違っても子供向けでは絶対ないのでご注意を。
一週間ぐらい図書館行くのが若干こわくなりましたw
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★〜あらすじ〜★
図書館に「オスマントルコ帝国の税金の集め方について、知りたいんです」
とたずねた『ぼく』に、老人の目はきらりと輝く。
そして、案内されたのは図書館の地下室。
そこには、羊のかっこうした男が・・・。
図書館の地下にふしぎな老人と羊男。
はたして『ぼく』は、ここから脱出できるのか!
★〜感想〜★
『ドーナツ』『羊男』『図書館』このキーワードで村上春樹さんを連想できる人は、
けっこう彼の作品を読んでいるのではないでしょうか??
村上春樹さんの小説は、正直よくわかりませ!でも、独特の世界観と表現が好きで、
なぜかついつい読んでしまいます!
佐々木マキさんの絵はかわいらしいのですが、内容はほんの少しグロテスクです。
よって、この絵本は子供向けではありません。
子供が読むと図書館に、怖くて行かなくなるかもしれません!
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絵本(だと思う、たぶん)なのですが、子供がコレを読んでどう感じるのか?(-"-;)
それともバリバリ大人向けなんでしょうか。
相変わらず結末のないお話でした。
これもドストエフスキーやフィッツジェラルドに影響されたという、淡々と事象を書く技法の結果なのかなぁ;^_^A