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何だか不思議な感じでした。
ミステリーとかにありがちな勘違い(?)もあったりで、面白かったです。
ただ私的にはもう少しスピード感が欲しかったと思うので、★は3つですね。
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ミステリーYA!の新刊。
なかなか面白かったです。
人が殺されへんし。
ただ、主人公の兄が幼い頃亡くなっている。
それが物語全体をうすら悲しくさせてますね。
それがなければ実は明るいかも。
キッシュが美味そう。
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内容はそんなに。
よく分からない状況が起きてて、本人は記憶喪失なので周りでいろいろ調査したり推理したりするんだけど、最後になって本人の記憶が戻って、本人が真相を語り、なんだか分からないうちに最後のページ、って感じ。
それより印象的だったのが、あとがきの作者の言葉。
「表面に現れていることと、まったく違う事実、別のストーリーが存在するかもしれない、そういう疑いの目は、情報という名のもとに、切り取られた出来事や言葉に惑わされないための訓練になるのではないでしょうか」(あとがきより)
ちょっとお説教くさいけど、ミステリーに対する新しい発想で、新鮮だった。
この本の中では、そこが一番おもしろかったかな。
残念だったのは、物語の舞台は京都なのに、ほとんどの人が京都弁じゃなかったこと!
ときどき「烏丸御池」とか出てきて「京都なんだった」って気づく感じ。
一人だけ京都弁の人がいた以外はみんな東京な言葉。
そこがほんとに残念。
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最初は、謎が謎を呼ぶ!みたいな感じでよかった。
静海(しずみ)と純一(じゅんいち)の家庭環境も、同情したくなる!
ただ、
オチが微妙だった。
トリックは分かったけど、そこからもう少し展開して欲しいかな。
それと、あとがきにすごい共感した!
作中に山本武が出てきてなんか嬉しかった(笑)
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自宅に帰ると、違和感がした。
違和感の正体は色々あったけれど、一番の違和感は
母親がいないという事。
兄の誕生日を毎年祝うというのに、その時期にいない母親。
その時点で違和感を覚えましたが、それは予想通りの展開でした。
全体的に、それは一体どうなったの? という箇所が多々ありますが
何という事もないものでした。
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あっという間に読めてしまいました。
ほんと、あっという間でした。
う~ん・・・。
面白かったような、そうじゃないような。
文章が簡単だったから、かる~い感じだったし、
なんとなく物足りなさを感じました。
「どういう事だろう?」って考えながら読むよりも、
ただスイスイ読んでいくうちに登場人物達が解決。
ホントそんな感じの本でした。
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一週間の沖縄合宿から帰ってきた純一。久しぶりの我が家で待っていたのは、奇妙な置き手紙と、腐ってもいないのに捨てられたシチュー用の肉、そして、数日前から母親が家に帰っていないという事実だった。ひとつひとつは取るに足らない、小さな違和感が積み重なっていく。それが不安に変わるころ、母が発見された。記憶を失って…。知れば知るほど不可解な母の行動と、増殖していく謎。美人だが、いつも一言多い幼なじみの静海の力を借りて、純一は母が失った空白の過去をたどる決意をする…。京都の町を自転車で駆けめぐる、個性豊かな高校生たちの活躍が楽しい、爽やかな青春ミステリー。
突然な設定がひっかかるけれど読みやすいです。あちこちで登場するレシピが楽しい。「爽やかな青春ミステリー」ってなっているけれど、家族関係のせいか、どこか寂しい感じも受ける。
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「今日は、純一の誕生日。
今から、タンシチュー用の肉をはなやま屋へ買いに行ってきます。」
純二が一週間の合宿から帰ってくると、こんな置手紙を残して母は消えていた。
しかしゴミ袋の中には腐っていないタンが捨てられていた。
母は一体、どこへ何をしに出かけたのか・・・?
岸田さんの新刊は、理論社の「ミステリーYA!」シリーズの一冊でした。
講談社のミステリーランドみたいなものかな?中高生向けなのですかね。
そうとは知らずに読んでしまったので、物足りなかったです。
これまた、前作につづいて感想が書きにくいのですが・・・。
謎はとても魅力的。なのですが・・・。
・・・そんな偶然って!?
一応、青春物ということで、高校生が主人公。
視点が純二と幼馴染の静海なのですが、ふたりとも家族に悩んでいるのです。
純二は兄・純一の死をうけいれられない母のこと。静海は野良猫のような有名画家の父のこと。
その親たちの視点がないのが中高生向けなのかな。
たしかに、あの頃は親の言うことすることなんて理解不能でしたから、このくらい掘り下げていないほうがそれらしいのかも。
彼らの部活はとても楽しそうでしたね。
「マテリアルクッキング」というもので、原材料からなんでもつくるという料理クラブです。
おいしそうだったなぁ~。
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幼馴染の高校生男女、ただしあまり仲は良くない(と、当人たちは思い込んでいるが、実際はいいコンビ)二人。
どちらもかなりの美形らしいが、なかなか気難しく、付き合うのが難しそうなキャラクタなのは、ダイアナ・ウィン・ジョーンズさんぽくもある。
小中学生くらいの設定にした方が良かったかもしれない。
男の方の母親が記憶喪失になり、なぜそんなことになったのか、そしてつじつまのあわなさの謎を追いかける。
幽霊も出てきたりするけど、これはあんまり存在感がなかった。
女の方の父親は著名な画家で、なかなかおもしろそうなキャラクタだし、父娘関係のおもしろさもあるのだが、ストーリーとはあまりかかわってこなかったので、ちょっと残念。
これを読んだ人のほとんどはおそらく、ミステリの部分より、それとはあまり関係のない、主人公たちの参加する部活「マテリアルクッキング」の方に意識が行ってしまうのではないでしょうか。
これはかなりユニークで、おもしろい発想でした。
マテリアルクッキングが謎に直接結びつくような続編を期待したいところ。
(2008年07月14日読了)
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ん~、なんだかイマイチだったなぁ。ミステリとしてもだけど、メインキャラの二人がイマイチ好きになれず。
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中二病の抜け切らない高校生の純二が合宿から帰ると、謎の置き手紙と共に母親が行方不明の後、記憶喪失で見つかる。順次は幼なじみの静海と母の行方不明に至るまでや、置き手紙など不審な点の捜査を始める。 幼なじみ、友人、部活などをちょっと盛り込んだYA向けの本。謎解きは非常にあっさりしている。