紙の本
中学生に薦めたい本
2009/02/11 14:24
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BH - この投稿者のレビュー一覧を見る
学問とは何か...
それは、「物事を見るときの視点が技として身につく、あるいは役立つような武器を手に入れるということ」である。
重ねて問う。学問とは何か...
学問とは、「訓練していない人には身につかない、ある種角度のついたものの見方が身につくこと」である。
そして、その学問を身につけるための基礎として「読み書き」があるのだ。
これを学生に理解させることができれば、彼らの勉強というものに対する姿勢が確実に変わるだろう。いや、それどころか今後の人生が確実に変わる。「生まれてから五年で上手に話をする子はいますが、上手に書くことはできません。「読み書き」は、泳ぎを身につけるように意識的にトレーニングするべきものであり、そうするだけの価値のあることなのです。」と、あとがきの最後の文章にある。
齋藤氏は、本書を通して日本社会の知的レベルの底上げをねらっているのではないか。
紙の本
実践してみたい
2016/11/01 23:12
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投稿者:kazu - この投稿者のレビュー一覧を見る
実践してみたくなることがたくさん載っていました。
例えば、「ドラえもん」の1話を文章化するという課題。
漫画だからとっつきやすいし、面白そうだなあと思いました。
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作文指導に生かせる書籍である。例題、課題がわかりやすくまとまっている。
実用的であり、サクサク読める内容である。
私が生徒たちを観察して感じること。
読書をしている生徒=文章がすんなりと記せる活字慣れしていない生徒=非常に読解力が低い。手直しが多い。
学級においておきたい1冊である。
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読まないと書けない。 この事実がすごく素敵だと思った。私ももっと本を読みたい。もっとことばを知りたい。そう思わせてくれた。
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目次
1日目
「読むこと」と「書くこと」のつながりを見つけよう―基礎編
読書感想文ほど書きやすいものはない
「読めた」の基準とは何か?
足腰を鍛えるのはどんな本か ほか
2日目
「読み書き」をもっと極めるために―応用編
引用を使った「書く」練習
小説風に書いてみよう
テキストは想像力を喚起するものを ほか
3日目
今日から読み上手、書き上手になろう―実践編
「書く力」に必要な「読み込む力」
東大の国語入試問題にチャレンジしてみよう
エントリーシートを書いてみよう
おわりに
「読む・書く」は「話す・聞く」の応用バージョン
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読みが書きの根本。
書くときはその読みで得られた知識を、上手く織り交ぜる。
だから、まず読みがきちんと出来ていないと話にならない。その力をつけるために例題として東大の現代文の過去問や課題が出され、併せて解説もあり、実践的に学べる本になっている。
ただ、斎藤さんの本はタイトルは違えど、内容が大体同じなのであまり新鮮さは無かった。
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つまり、こうやって感想文もどきを書く事も「読み上手書き上手」への一歩って言うわけで、学生の頃から読書日記をつけておけば良かったなあ、としみじみと思う今日この頃なのであります。
これからエントリーシートを書かねばならない息子に「絶対に読め!」と強く薦めた。
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なるほど…唸ってしまった。
気鋭の齋藤孝氏が記した小論文講座。
ボブが受け持つであろう小論文の講義、日本語表現の講義の参考に購入。
本書の内容を活かすも殺すもボブ次第か…(≧ ≦)Ω
これからレジメ作りです((φ(..。)
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とりあえず本を読もう!文を書きまくろう!と思いました。
皆さんは毎日NNやFNなどで沢山文章書いているので
あまり参考にならないかもしれませんが…
今回は「読み上手 書き上手」という本を読みました。
著者は「にほんごであそぼ」の企画・監修を勤めている斉藤孝さんです。
私は3、4年前はほぼ毎日3チャンネルを見ていました。
あの番組は佐藤●さんも●で絡んでいてとてもカッコイイ番組。
こんなオシャレな番組を見ながら育っている
今どきの子供はどんな大人になるのかな、
うらやましいなと思っていました。
なので斉藤孝さんの本ってだけでウキウキしながら読めました。
更にこの本はただ読むだけでは無くて宿題が出てきます。
ドラえもんを小説風に書き直してみよう。とか
東大の入試問題を解いてみよう。など
入試問題は自分の考えを200字でまとめて下さい。
という問題で、やってみてインテリ気分が味わえて面白かったです。
文章を書くときは、読み手を意識して書く。
だから読む力と書く力は繋がっている。
色々な視点から読む力を書く力を育てる方法を教えてくれました。
まずちゃんと読む。
この本は何を言いたいか
読んで学んだことは何か
面白かった箇所はどこか
などを言えるくらいまで読む。
字に慣れ親しむ。
オススメの本10冊を選んでくれていて
山下和美の漫画や
舞城王太郎のなかなかグロい小説もオススメしていました。
テレビを見ながら読書ができるといっていたのにはビックリしました。
テレビなんてろくな情報が流れていないから、
キッチリ見るのはもったいないと断言していました。
面白そうなものにアンテナをたてる。
そうすると興味は芋づる状に伸びていくから
読みたい本がどんどん広がっていくそうです。
これは読み書きだけじゃなくて、
友達との会話も、仕事も、ものづくりなどでも
色んな場面でいいことがあると思います。
広げるためにはとりあえず沢山本を読んでみようということでした。
広くたくさんの本を読んで、特別気に入ったものをじっくり読めばいいそうです。
読書感想文には引用文を入れる。
引用文を入れると読んでいて面白い文書になるし
引用文を何個なピックアップして、前後の順番を決めて、
それに服を着せる要領で文章を書くと、流れが正しい文章にもなるそうです。
ねじれ文章に気をつける。
主語と述語が繋がりに気をつける。
これは文章を沢山書けば、だんだん直ってくるそうです。
発問をたてて書いていく。
「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」
など発問をタイトルにして成功した本がいくつかあります。
これは「なんでだろう?」と思わせて
つい手に本をとってしまうからだそうです。
発問を立てるtp
文章は問いを立てて、それに答えていくのが基本なので
発問を立てつつ書いていくと簡単に書いていけるそうです。
発問が思いつかなければ書く題材の売りを意識して書いていけばいいそうです��
抽象的なところから具体的な場面を切り取っていれる。
そうすると新鮮な情報で感覚が刺激されていいそうです。
たとえば「格差社会ついて書け」だったら
「友人が菓子パンしか買えず、栄養失調で手に黄色いハンテンができた」
など盛り込みながら書くといいそうです。
キーワードを意識して読む。
キーワードは繰り返しでてくる言葉、もしくは本の帯、
まえがき.あとがきなどを見ればパっと気づけるそうです。
読むのが嫌いな人は文字の羅列していて、一様見えるからウンザリするそうです。
でもキーワードが見えると、その付近が大事なところとわかるので読みやすくなるそうです。
評論文のうまい書き方
二項対立式
最初にいいたいことをもってくる
いい文章には自分の感性を揺り動かされたもの交える
課題の対象
自分の経験
別のテキスト
課題を否定する。明確な否定ではなくちょっとズラす。
たとえば前座が面白い
という課題だっだら
前座は切ないくらいに。
そのときなぜ切なく思えたかも書く。
メモしてから文を書く
箇条書きなど
自分の影響受けた文章も書く。
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読むことの大切さや、著者が読書を推奨していることは良く伝わってきたが、一般書というよりも、試験対策やエントリーシートを上手に書くための、高校生や大学生向けの本。
たくさん読んでも覚えてなかったら意味がないとか、覚えていない、感想が述べれない本は読んだ内に入らない、というようなことが書かれてあり、全部は納得しかねる。
自分が読んで楽しいとか身に着くとかそういうことよりも、試験でどんなふうに回答すれば試験官が高く評価するか、という方向へ目的がいっているので、学生以外の人が読んだらつまらないかもしれない。
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「読む力」と「書く力」。これを対比させることに意味がありますね。
書き手がいて、読み手がいる。気がついたら、会社で若手に語っている自分がいました。
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読む力と書く力をつけるために具体的な課題が出されていて、実践的な自己啓発本。
「読むこと」と「書くこと」はイコール。
読むにせよ書くにせよ、力を着けるには、とにかく物事を深く掘り下げて分析することが必要。
読み手側、書き手側の気持ちになってよく考えなさいよと。
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たぶんこの国語のセンセが書いているのは、細部はさておきおおよそ正しいやりかただろうと思います。
書いてあるとおりを3日間で修得すれば、読み上手で書き上手になるんじゃないでしょうか。
つまりこの本、効果の見込める正統派「ハウツー新書」ですね、きっと。
個人的にあるあるネタでウケた箇所は「ここはポイント!と思って10何ページに渡り赤ボールペンで線を引いていったら、最後に全否定されてた。メルロ・ポンティ、どうよ?」
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私は、常日頃、自分の読解力と文章力に自信が持てないでいました。
たまたま、図書館に行った際、題名にひかれて立ち読みしたのですが、本作品が読みやすかったこと、
著者の主張をウィキペディアで見て、興味深かったこともあり、”即借り”でした。
この本の感想ですが、文章力と読解力は、センスではなく訓練によって鍛えられるものであるということです。
(当たり前のことと言えば、当たり前のことですが。。。)
その訓練は、
①読解力→たくさん本を読むこと。
②文章力→書く際は、しっかりとメモ、取材をし、一気に書く。
論理性、文章に問題をないかをしっかりとチェックすること。
(落しどころは始めから考えず、とにかく書き始めること!!!と書いてありました。)
他には、読む際も、文章を書く際も、自分が感じたことを大切にすることが大切だと感じました。
(やはり、当たり前のことですかね?!)
各章の終わりに課題がついており、演習ができるのはとてもよかったです。(全部やったわけではありませんが。。。)
入試前の高校生、レポート、論文に忙しい大学生、絶対内定をもらいたい就活生、仕事のプレゼンなどを
上手にしたい社会人と幅広い人におすすめです。
机の片隅において何度も読み返したい本でした。
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本を速く、たくさん読みたい
文章がすらすら書けるようになりたい
本好きな人やブログなどを書いている人にはそんな欲望があるものです
しかし現状は「読む力」や「書く力」は軽視されています
本来、書くことを考えて読むことは重要であり
人に読まれることを前提に書くことで「書く力」はブラッシュアップされる
「読む力」と「書く力」は別個の能力ではなくお互いが密接に結び付いています
就職や進学、出世…様々な人にとって読み書きの出来る人は出来ない人に比べて大きなアドバンテージを持つことに繋がります
この本に限らずこういう系統の本は知っておくべき必修科目でしょう