投稿元:
レビューを見る
階級制度の底辺にいる飛空士が、
次期皇妃の少女を乗せて単機敵中翔破。
二人ともその階級から
心を開ける相手の居ない育ち方をして
悲しいほどの諦観を持ち合わせているのに、
実際好感度は高くない子らかもしれないとも思うのに、
お互いへの感情はやたらキラキラしてるので
いつの間にか応援している。
彼らを抑え付ける人たちが分かりやすく嫌な奴なので
「ギャフン言わせたれや!」ってのもあるけど。
そんで空中戦は爽快。綺麗なアニメで見たい〜
飛空士にとっての空を描いてるからかなあ
でも多分空って遮るもののない爽快さを
感じる最たるものだよね、
宇宙は意外とスピード感出ないし規制多いし。
色々と爽やかで収まりがいい。
差別はぱっと円満解決にはならないだろうけど
ファナが皇帝を尻にしいて両国友好に努めるなら、
混血の飛空士の物語が熱狂で受け入れられるなら、
大丈夫なんだろう。
言葉にできない美形が出てくる話はイラスト無しがいい…
投稿元:
レビューを見る
どこまでも続く青空の下で繰り広げられるひと夏の恋と空戦の物語。
素晴らしかったです!身分違いの恋、決して結ばれない運命だということをわかっていながらも惹かれあう二人に胸が締め付けられます。
ラストシーンは美しいの一言、たった一冊にキレイに纏められている所も良かったです。
夏に読みたくなるお話です。
投稿元:
レビューを見る
せつないけれど、きれいな恋物語。
曇った雨の日こそ青い空の情景がより綺麗だと思えると思います。
雨の日に読みたい本!
投稿元:
レビューを見る
手垢のついたベタや王道でもやっぱし良いなあ。凄く丁寧に書かれている印象がある。
ただし60ページくらいまでは設定を詰め込んでいるだけで話があまり進まないので非常にだるい。でもそこから先は読ませるよ。
投稿元:
レビューを見る
傭兵飛空士の主人公が次期皇妃を水上偵察機に乗せ、二人きりで中央海を単機敵中翔破。という物語。
キャッチコピーは「ひと夏の恋と空戦の物語」
とにかく面白い。
物語の世界に引き込まれて読んだ後の余韻がはんぱじゃない。
身分の違いすぎる恋の行方や、空戦。ページをめくる手が止まらなくなった。本当に素晴らしい作品だと思う。
だまされたと思って読んでもらいたい。
投稿元:
レビューを見る
お姫様乗せて敵中単機突破とかやっていることはかなり派手だけど、全体的におとなしめな印象。
文章とか、僕という一人称がとても似合う主人公シャルルの性格とかの影響だと思う。
こういう抑制がきいた感じは嫌いじゃない。
ラストとか少し物足りなさは感じるけど、これはこれで。
空戦とか飛行機とかは分からないので、そのあたり詳しい人はもっと楽しめるかも。
投稿元:
レビューを見る
作者の想像の翼を可能な限り織り込んだ緻密な文章と読者を熱狂させる展開の速さ。
凄まじい語彙力だったけど、ちょっと自分には合わなかった、かな。
好きな人はどっぷりとハマるだろうと思います。
戦闘シーンは引き込まれて緊張感がこちらにまで伝わってくるほどだった。ページを繰る手が止まらなかった。しかし、如何せんファナに少し違和感が。恋より空戦のイメージが強く残ります。
(スカイクロラを思い出しました)
投稿元:
レビューを見る
文句なしに名作だと思う。
映画みたいな臨場感とドラマティックなラストに興奮感動しました。オススメです!!
投稿元:
レビューを見る
きれいな話だった。最近のラノベって描写力が底上げされているよね、心情と情景のまじった表現がうつくしかった
投稿元:
レビューを見る
姫を敵の真っ只中にたった1機で本国まで
送る作戦を任された主人公
旅を続けるごとに、二人は互いに打ち解けあい
お互いに惹かれ合っていきます
しかし、そんな楽しい旅も、終わりが来る事が
時が経つごとに現実味を帯びてきます
国の為に、旅を終えて、主人公と別れる道を選ぶか
個人の意思を優先して二人で逃げる道を選ぶか・・・
どうしようもない身分の差、超えられない壁を前にした
葛藤を描いた名作
ラストのシーンは鳥肌モノ
映画のようにきちんとまとまっていて
読み終わった後の心地よい余韻は今でも忘れられません
投稿元:
レビューを見る
若干キャラが薄いなーとかステレオタイプだなーと思ったりはしたのですが、大体楽しく読了。
ただラストだけが少し残念。「終章」は蛇足だと思う。
投稿元:
レビューを見る
この話はある戦闘機のパイロットとお姫様の話だった。この戦闘機の少年パイロットがお姫様を送り届けるのだが、そのなかでお互いに惹かれあっていくのがすごく王道であると感じながらもなにか心に感じるものがあった。また、身分違いの二人の恋にはここもまた王道でありながら強い切なさをひきつけてくるものがあった。特に少年パイロットが最後にとった行動は衝撃的でなおかつ王道的な要素が多かったこの話において意外だった。
投稿元:
レビューを見る
「光芒五里に及ぶ」と評される容姿をもつファナは未来のレヴァーム皇妃。そのファナを水上偵察機に乗せ単機敵中翔破することを命じられたシャルル。高い性能の飛空機を持つ敵を突破し無事任務を果たせるのか。
シャルルが仲間を思っていること、自分本位でないことが伝わってきて、なによりも空が好きだ。という気持ちがとても伝わってくるお話でした。自然体になれたファナの恋心はわかります。そのアタックに負けず冷静に対応をしつつ空戦も技と勘で乗り切っていくシャルルがかっこよかったです。段々とシャルルに心を開いていき、生き残るために頑張って成長していくファナも素敵でした。
イラストが自分のイメージと合わなかったのが残念。あと、水着や過去に実はつながりがあったというのはなくてもよかったんじゃないかなぁと思いました。
投稿元:
レビューを見る
空軍エースものは燃えます。空軍ものとしては、「天駆けるバカ」の方が好き(須賀しのぶさんの軍隊物は大好物だ)だけれど、ラノベとしては充分面白かったかなーと思う。
イラストに迫力がない(ヒロインが絶世の美女で、その美で他者を従わせるほどなのに、ちんまり可愛いだけ)とか、軍隊物なのに泥臭さがないとか、不満は色々あるけど、すべて終章の描写で私はトントンにしてしまうかな。
「こうした出来事は歴史の闇に秘せられ、長い時間が経った後に再び発見されてエンターテイメントとして再構成される」とかいうシチュエーションは大好物すぎる。私の萌えポイントは確実にここだと思う。これなかったら多分この本買わなかったなー。
投稿元:
レビューを見る
む。おもしろいじゃないか。
私は唯でさえ飛行機物に弱いというのに・・・
「美姫を守って単機敵中翔破、一万二千キロ。やれるかね?」
英雄でもなんでもない主人公と、だれよりも臆病ものな時期皇妃の
ひと夏の恋と空戦の物語。
こんちくしょー。おもしろいじゃないか!
つづきがあったら読みたいじゃないかー!
でも、続編は主人公がかわっているらしく・・・う~ん。