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○2008/04/23
母親に読んでみれば、と言われて。
映画のノベライズだそうだけど、こう説明文が多い話で映画はきちんと理解に至ることができるんだろうか。
やってることとテーマは地味で動きがないけど、接点のまるでない2人がロマンチック…?に未来に近づいて行く過程はけっこう好き。
ラストは王道中の王道、という感じだったけど、真紀の未来を想像せずにはいられなかった。
話と運び方が平坦すぎて、ただの純な感じのする映画、というイメージが付いてしまったので、それこそドラゴン桜じゃないけど、何かしらインパクトが欲しかったかなぁ、と。畑違いか?
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設定に無理があっていまいち入り込めなかった。受験に際して主人公が住民票を移動させたりしたら生活保護費が減っちゃうので、こういったタイプの母親が放置するわけないじゃん、とか、東大に受かってもその後どうなの?なんて考えてしまって。感動的なストーリーに仕立てあげようしてるんだろうけど、逆にしらけてしまった。
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夢のようなお話。。。受験期に読んでたら、触発されて勉強してたかな?自分もっとやれたはずって思うけど、当時はいっぱいいっぱいだったんだ。
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小説の世界に引き込まれて一日で読んでしまった。
決して頭は悪くないが、恵まれない環境ゆえに高校も一ヶ月で中退、小学生程度の学力しかないヒロイン遠藤真紀。
東大受験のカリスマ五十嵐徹は、自力で東大医学部に合格し、医者にはならずに東大に9割を合格させる塾を経営して富を得た。
人生は順風満帆。
そんなときガンで余命1年半という宣告を受ける。
この残りの人生でヒロインを東大に合格させるさせようとする。
初めは受験のノウハウも書かれているということだったので、ドラゴン桜の小説版かと思ったが、全然違ってとても切ない物語だった。
流星ワゴンよりホロリとした。
映画のノベライズ版なので本の帯についた豊原功補の姿が常に五十嵐の姿として思い描かれたのも良かったかも。
作中に出てくる参考書や問題集がいつも娘が「プラチカ〜オリジナル〜〜〜マドンナ古文〜〜〜」
と呪文のように唱えている聞きなれたものなのもおもしろかった。
これは受験のモチベーションアップになること間違いなし!
高3の娘にも絶対読ませよう。
2008.7.11
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面白かった。
高校中退の少女が東大を目指してがんばるストーリー。
文章の書き方はイマイチだったが、内容は面白い。
また受験のテクニックというものが結構出ていて、これ、高校生の時に読んどきたかったって思った。
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出版社 / 著者からの内容紹介
精神科医が自ら執筆する同名映画の原作小説
毎年、東京大学に何人もの合格者を送り込み、「受験界のカリスマ」と呼ばれるようになった五十嵐透。富も名声もすべて手に入れ順風満帆の人生だったが、ある日突然がんで余命1年半と宣告される。五十嵐はコンビニで偶然出会った高校中退の貧しい少女・真紀の存在にひかれ、自分の持つすべての受験テクニックを注入して彼女を東京大学に合格させようとする。マスコミでも注目の精神科医・和田秀樹が自らメガホンを取った同名映画を、彼自身の筆で小説化。東大合格の受験テクニックとがん緩和ケアの情報もたっぷり詰った著者渾身の書き下ろし。
取寄せ
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切ない美談。
最初の半分くらいでその後のストーリー展開がだいたい読めますが、作品の本筋はその後半部。
受験参考書の名前がたくさん出ているのに、リアルさというか親近感を得られる人もいるかも。
ふつうの人向けの切り口を変えた受験テクニック本としてはなかなか。
著者の本職が小説家でないためか、いろいろ作中にひっかかる所があって、感情移入はできませんでした。
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テストが終わって、友達がレポート書いている隣で1日で読破。
すぐに先が読めて、さらーって読めました。
参考書も知ってるのがいくつか出てきた。
余命がわずかとなった時、私はどうするだろう。
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まさに小説版ドラゴン桜。
ドラゴン桜より人間性があっておもしろかった。
映画も見てみたいと思った。
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映画の存在を知らなくて、古本屋で見つけて、購入。
やばい、通勤電車の中で読みながら泣いちゃいました。読み終った後、映画を観たくなって、DVDを借りようとしたが近くのGEOで置いてなかったそうです><。
おすすめです。
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東大受験を目指す貧乏なフリーター少女と余命1年半のカリスマ講師の話。
受験前に出会えばよかったなぁって思う1冊です。
受験のための勉強ではない、というのは定説ですが、それでもやり方は効率を求めたいし、実際効率的なやり方で能力を身に付け、どう活用するかは生きていく中で見つけるものだと思うので、本当にもう少し早く知りたかったなぁと。
最後は思わずうるっとしてしまいましたw
人がここまで変わるとは…と感じました(少女がじゃなくて、先生を見て)。
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受験技術には、素直に感心するけど、小説としてはどうかねえ。文章は読みやすく、まあ、面白かったです。でも、別に小説にしなくてもいいかな。
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ドラマとして10年近く前に人気が出た「ドラゴン桜」は、一般的にも知名度があると思うので、ストーリーの流れは似ていると最初に伝えておきます。
しかし、フィクションとしての内容は個人的には本作の方が好きなんです~。
理由としては、
・ドラゴン桜より、リアリティを感じられるストーリーと受験対策の内容
(作者の和田秀樹さんは、灘高→現役で東大理科Ⅲ類合格、家庭教師としての実績を持ちつつ、精神科医でもある)
おそらく、本編を読んで頂ければすぐに感づくと思いますが、
主人公で中学生レベルの学力から東大合格を目指す真紀に、受験の真髄を教える五十嵐は、作者本人と似た経歴を持っています。
さて、個人的な想像ですが、和田さんからは2つのメッセージが含まれているのではと思います。
ひとつは、世の中はやり方を知っている人が世間的な勝ち組になれる社会だけども、和田秀樹さんが持っている現状を打開する方法論は、誰にでも有効だから頑張ってくれ!
というメッセージと、
主人公の1人、受験の真髄を教える五十嵐は、ストーリーの最初では自分が世間的な勝ち組であり続けるために、和田秀樹さんが持っている方法論を使い続けています。
しかし、余命宣告をされることで、貧乏人で高校中退の真紀を東大に入れて人生を変えさせるために、和田さんの方法論を駆使するようになります。そして、真紀との二人三脚によって五十嵐はそれまでとは違った形で満たされていきます。人生は、観ようと思ったものが目の前に現れてくるものなのかな??と思いました。
ちなみに、本作は同じタイトルで映画化もされています‼
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やればできる。
そう思わせてくれる小説です。
とても読みやすい文章で書かれています。
この著者の「数学は暗記」には大きく影響を受けました。
ちなみにその方法で割とうまくいったと思っています。
そんな著者の小説か・・・なんて思いで読みました。
そして読み終わった後に,高校生の時に読みたかったなと思いました。
実際はこんなうまくいかない・・・
とかは思わずに,主人公のサクセスストーリーを追ってあげましょう。
これから受験勉強を始める高校生にぴったりです。
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スイスイと読めたので一日で読破。個人的に元気が出る本だな、と。勉強は嫌いではないが、苦手。そんなところに共感しつつ、私も出来るのではないかと淡い期待を抱いてしまう。受験などもう終わっているが(笑)五十嵐も真紀もとてもイキイキしてるように感じた。もっと細かく色々なことが書かれていたら、私的に満足だったかもしれない。でも、返って良さが損なわれたかもしれないと思うとこの中途半端なような終わり方なんかもなかなかいいのかもしれない。頑張ろうと思った時、勉強頑張らなきゃって時、自分のために読みたい本。