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非常にショッキングな内容です。
環境危機をあおるだけの本かとも思いましたが、巻末でキリスト教的な終末観が環境をないがしろにする下地になっている、などもちゃんと論じられていてまずまずのレベルの本か、と思います。
予防接種の防腐剤が原因で自閉症が増える、というのは…ほんとうならひどい話です。
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第5章 自閉症の急増 を流し読みのみ。
自閉症の急増 (1/10000→1/166 対20年前 by U.S. newswire April.5.2006)は、予防接種の増加による保存剤「チメロサール」によることが一因とのこと。
訳者あとがきにもあるように、この種の本にみられる「客観性の欠如」「取材の偏り」「感情的なトーン」を否定しないながらも「疑わしきは罰せず」ではなく、こと命や健康に関しては「疑わしきは罰す、回避する、遠ざける」が必要なのだろうか。
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新年第一弾の本だが、衝撃的な内容だった。
水道水(アメリカのね)、ツナ、インフルエンザの予防接種、マンモグラフィ、パラベン入りの化粧品、たばこを避け、重曹、ホウ酸、コーンスターチ、レモン汁で掃除をするということだ。
癌で死にたくないもんな。
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ちょうど NHKの 爆問で化学物質の研究をしている先生の回を見ましたがほんと 化学物質っていうのはぐるぐる まわってしまうのねとりあえず 食物連鎖の あがり の 部分ではなく 入り口の 部分の 生物を選ぼうかな 食べるなら といったような。しかし アメリカ人の書く本って言うのは なにかと キリスト教 が出てきて げっつり します。
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ツイッターで知り、関心を持ち読む。
既に知っていた事、初めて知った事、両方あったが、
全体としてとても興味深い内容だった。
脇に塗るデオドラントが、乳がん発症要因の一つとして考えられている
事を知り、今後は、重層等の天然素材で賄っていこう・・とか、
いろいろ考えるキッカケになりそう。
しかし、今の日本政府の放射能汚染の後だしでもそうだが、米国政府の
隠蔽も酷い。
政府っていうのは、結局、どこの国も似たりよったりなのだな~と、感じた。
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『アメリカの毒を食らう人たち』というタイトルだけど、毒を食らっているのはアメリカ国内にいる人だけではなく全世界にいる人。そしてアメリカと変わらないライフスタイルを送る日本はアメリカと同様、毒を撒いていることに変わりはない。
病気を防ぐだと思っていたワクチン、生活に欠かせない水、検診で使用する医療機器などが原因で鬱病、自閉症、乳がんなど多くの病気を引き起こしている。経済を優先させる社会のシステムがこんなところでも影響しているとつくづくと考えてしまう。
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何が本当なのか、わかりづらい世の中です。さまざまな調査結果がどのように捏造されているか、利用されているか、詳細に書かれています。アメリカに起こることは、日本でも大概起こりうることでしょう。何を信じるかは個人の自由ですが、自ら調べたり確かめる姿勢が大切と思いました。
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久しぶりに読み応えにある本だった。
「昔からの生活をしているエスキモーの母親の母乳から信じられない値の(安全基準の500倍)の化学合成物質が出て、こども達の病気が急増している。」
そんな事実から始まる。
知っていることもあったけれど、
「基地の周りの水が汚染させている」
「予防接種の増加と自閉症児の増加の関係」
「製薬会社がいかにして乳癌をつくっているか」
と、特に興味深く読んだ。
「一本も煙草を吸ったことがない女性が肺癌になる」
…煙草を吸わない友人が肺癌でなくなったこと
貧困が蔓延している国で、煙草会社がこども達に煙草を配っていること
女性のほうが肺癌が進行しやすいこと
隣りの部屋に住む男性がベランダで煙草を吸って煙がうちの部屋まで入ることと合わせて、心底ぞっとした。
あとは原発と同じ。
問題になったら「全然基準値」を上げてうやむやにする。
決して因果関係は認めない。
科学者を、検査結果を「買収」する。
でも、どうして命よりもお金が大事なんだろう、と思う。
どうして、破綻が来るのに「今だけ」なんだろう。
第一章『誰も逃げられない』地球規模の環境汚染
第二章『死を招く水』
第三章『食品汚染』
第四章『大気汚染物質の循環』
第五章『自閉症の急増』
第六章『乳癌産業』
第七章『肺癌の世界的進行』
第八章『子どもたちを救うために』
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おそろしい本だった。訴訟大国のアメリカで これだけの汚染が隠ぺいがされ 苦しんでいる人が大勢いる。
日本はどうなんだろ。こんなに広範囲なケースは少ないにしろ 基本的に日本はアメリカやヨーロッパの安全基準を後追い。自分で気をつけないと。
もとは汚染や排出 エコ調達に関心がよりがちで「食べたらいけない◯△」みたいな本は そこまでヒステリックにならんでも…的なスタンスだったんだけど 身体の汚染にも意識を向けなきゃ。乳がんや自閉症の発生率の上昇の数字は 病気の認知が進んだ だけでは片づけられない。
ちなみに化学会社の兄貴にこの本のことを話したら「そうですね〜 身体に悪いものも禁止のギロンもありますなあ」と。マクロでの機能付与とコスト管理×安全確保と代替素材ってのは トレードオフだものね…。確かに汚染は少ないけど泡だち悪くて高いシャンプーって…たぶん売れないよね。
以下こわい物質メモ(^_^;)
塩素化炭化水素
→DDT PCE TCE
チメロサール 水銀
→自閉症や発達障害
→神経障害
パラベンやフタル酸エステル(可塑剤)
→エストロゲン様のはたらき 乳がんなど
ラウレス硫酸ナトリウム(ナトリウムってのは基本安定してない)
→泡だちをよくする
ジェラノールアミン
→乳化剤