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「クラリネット」の綱渡りにも似た仕掛けは、ある程度予想ができたけれどなんだか笑ってしまった。コミカル。
「マリオネット」は反対に先読みできない展開で読後は半ば茫然としてしまった。シニカル。
乾くるみ作品の特殊な女性像は、またかよ!ってツッコミいれたくなる。
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乾くるみの書く女性はあまり好きじゃないのですが、今回の話は(実際はどうであれ)なんかアホな雰囲気で明るい感じだったので楽しかったかも。
「クラリネット症候群」はこんなに虫食いがあっても元の文章がわかることに変な驚き。
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なんとも突飛な物語! 「マリオネット症候群」と「クラリネット症候群」、似たタイトルでまったくネタは違うストーリーですが。突飛な点は共通してます。そして思いもよらない展開に予想のつかないラスト! いったいどうなってしまうのかはらはらしつつ、楽しめました。
どっちの状況に陥るのも嫌だなあ……(苦笑)。でも「クラリネット症候群」、案外と読めたのがびっくり。あれだけ抜けてもだいたいの文意は分かりますね。それが凄いぞ。
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マリオネット症候群だけ読了。
イメージしてた感じと違った。
イニシエーションラブとかリピートが衝撃的過ぎてこれはなぁ‥
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『マリオネット症候群』と表題作の中篇集。
『マリオネット症候群』は、ある夜突然男の子に身体を
乗っ取られた女子高生の物語。
自分の意識は、変わらず体内にあるのに自分の身体は
思うように動かせない、まさしくマリオネット。
そして、乗っ取った方もなんでそうなったのか検討がつかずに・・・
症候群とあるように、そんな状態がある条件の下、
どんどん連鎖していきます。この辺がちょっと変わってる。
ラストに向けて思わぬ事実が判明していくんだけど・・・
果たしてこれはハッピーエンドなのか!?
『クラリネット症候群』の方がどちらかというと好きだったな。
憧れの童顔巨乳の先輩に近づこうと、親代わりの人の大切な
クラリネットを持ち出したことがきっかけで、「ドレミファソラシド」
の音だけが聞こえなくなった高校生のお話。
そんなコメディに謎解きの要素も加わっています。
うーん、正直、暗号モノは苦手だなー。そこだけが残念でした。
もっと普通でよかったのに。
トリックや大筋のために強引に辻褄を合わせた感が否めない。
こちらも症候群とあるように、、、あ、この辺でやめとくか。
乾さんの本は3冊目ですが、発想がすごく面白いですね。
なんとなく彼女のスタイルが分かってきたような気がした。
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①マリオネット症候群
②クラリネット症候群
の中編ミステリー二本立て。
どちらもジョークっぽいノリの中にあっと驚く仕掛けがあったりとなかなか読み応えがありました。
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中編集。
さりげなく毒が入っていて、面白かったです。
乾さんの作品は余り読んでいないので、他の作品も読もうと思いました!
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暗号文、一つは解読できたけどもあとはダメだった。音楽好きなだけに楽譜の謎が解けなかったのはちょっと悔しかったなぁ(笑)
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マリオネット症候群、クラリネット症候群ともに設定の奇抜さに驚きました。結構奇妙な状況に陥る登場人物たちは、ひょうひょうとしている部分があって、読んでいて笑えました。
ただ、クラリネット症候群は文字が抜けて読みにくさでイライラしました。読んでいるこっちまで奇妙な状況に引きずり込まれました。賛否が分かれそうですが、とにかくイライラしましたね。
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不思議系ミステリー、中編二本収録。
表題作「クラリネット症候群」の音符の暗号は些か無理がある気がした。
最初の「マリオネット症候群」は人格転移もの。
ミステリー?という感じだが、ゆるさが嫌いではない。
実は間違えて殺しちゃいました!ごめんね!…みたいな軽さが許せれば楽しめると思う。
そうきたか…という感じ。いい意味で脱力した。
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「マリオネット症候群」も入ってました(以前読んだ)
「クラリネット症候群」は頭使わされましたー。
まぁつくるほうがよっぽど大変だったと思うけど。
「ドとレとミとファとソとラとシの音がでない~♪」というあの歌のように
会話でもその音が聞こえなくなるという「クラリネット症候群」。
本当に文章に文字が抜けてるから、頭使います。
勘を働かせなきゃ読めない・・・。
暗号ミステリーですね。
うーんおもしろい。
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表題作「クラリネット症候群」と
「マリオネット症候群」の2作品です。
どちらもそこそこ面白かったです。
クラリネット経験者や吹奏楽部だった方には
意味もわかってなお面白いんじゃないかな。
マリオネット症候群もハチャメチャで
読んでる時にはなんだかなぁ・・と思ったけど
後からの印象には残りました!!
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単に「クラリネット」というその一言のためだけに“読みたい”に入れてみた。
時間と機会があったら読んでみよう。ちゃんとした感想はその時に…
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表題作の他に「マリオネット症候群」も入ってます。
とりあえず自分の楽器なので「クラリネット症候群」の方だけ読みました。
暗号の解き方は相当マニアックだなと。。。
面白かったです。
でも、クララが壊れるのは読んでいて胸が痛みます…
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奇妙なSF。
前半のマリオネット症候群には、この言葉がぴったりだ。
SFの設定については、本を少し読めばつかみが分かります。
シンプルな設定から話がどんどん膨らんでゆく。しかし、功徳ならない。とても、コンパクトにまとまっていて読みやすい。
小説は苦手、活字が苦手という人にこそ読んでもらいたい作品です。きっと、これを機に小説が好きになるかも。
後半のクラリネット症候群はよく頭を使います。あまり気にせず読めばいいよですが、ちゃんと読むと少し面倒臭いかも。