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女の子が憧れる女の子
2022/12/31 22:12
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投稿者:えび - この投稿者のレビュー一覧を見る
こんな作品があったなんて!
なぜか『時をかける少女』を思い出しました。
(小説ではなく、原田知世ちゃんの映画のほう)
まさに青い若者が否応なしに大人になっていく残酷さみたいなものと
世界がめまぐるしく変わっていった時代の空気感が渾然一体となった
ノスタルジックなSFというか。
フーテンのエマノンは(かつての)女の子ならきっと一度は憧れるのでは。
ルックスもファッションも煙草も、そしてきっとスッピンというスタイルも。
質感ある彼女見たさに紙媒体で購入したくなりました。
あの邂逅は奇跡かつ緩やかなタイムリープといえるのかな…男のロマン?
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鶴田さんの漫画が好きなので買いましたが、原作を読んでいないので、是非読んでみたい一冊でした。
発想がいい。
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2008年6月12日購入
鶴田謙二のファンなので買ってしまった。
ちょっとキャラがたつような脱線?というか余計?な表現が少ない気がした。
逆に他の鶴田作品と比べると楽しいかもしれない。
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帯の煽りが「鶴田5年ぶりの単行本」ってのは例えどれだけ事実だとしてもどうかと思うのね…。メカも未来も関係ない、ただ一晩、船の中の会話だけで成立するSF。SFは一晩で成るが鶴田の本は数年がか…いや何でもないです。
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透明感。
輪廻転生。
幾度も繰り返される出逢いと別れ。
輪廻転生はとても好きな思想。魅力的。
性質はappealingとかfascinatingとかの部類かなぁ。英語はよくわからない…。
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「鶴田謙二」
絵柄、作風、ともに好きな漫画家なのであるが、
「完結させない」(できないのか?)漫画家であるので
そういう意味であまり好きではない。
(同じ理由で冬目景もすきではない。)
今回のは原作がある、1巻だけということで
まあ大丈夫だろうと思って買ったのであるが、
正解であった。
不思議な力(あえて書きません)を持った少女と
フェリーで会話する少年。
その力はいったい何なのか?
それは「思い出」何のである。と締めくくられる。
必要なことなのかどうは分からない。
しかしあったら良いものであることには違いないと思う。
「数時間一緒にいても、数十年間一緒にいても
好きだったという思いは私にとっては同じことなんだもの」
これがこの作品のすべてであると思う。
しかしその力をもたないわれわれとしては
同じことではない。だから悩み、苦しみ、決断をしなければならない。
SFの奥の深さをまたも鶴謙に教えてもらった感じである。
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なんとな〜く、題名は聞いたことがあるのですが、読んだことはなかったです。
梶尾 真治自体、読んだことがないです。
ということで、鶴田 謙二の絵に惹かれて、「おもいでエマノン」です。ただし、鶴田 謙二も、読んだことがないです。というか、知らない……マンガ家?イラストレーター?
思ったよりも壮大で、思ったよりも地味な、不思議な感じのSFです。
でも、人の記憶から消えることが第2の死だとするのなら、エマノンと出会えた人は、彼女が生き続ける限り、死なないのだなぁとしみじみと思ったりしました。
でも、ずっと残されて憶えていく方は、辛いのかも。
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Amazonにもレビューかいてますね、私。
鶴田さんの、この女の子の感じ・・・なんとなくあけすけで、自由で、それでいて深い目をしていそうな・・・が好きで購入しました。いわゆるSFで、結構有名な話らしい。まさにSFの王道というか、そんな感じ。
エピローグ部分の台詞の無い数ページのストーリーが特に良いと思います。
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鶴田謙二の絵が好きなのと、設定がストレートなSFで面白い。主人公とエマノンの会話も哲学的で面白いが、ラストが秀逸。
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生命が誕生してからの記憶を総て持つ少女の話。
生命全体の「おもいで」を持つ存在でありながらも、
(今は)人間として、迷い考えながら生きるエマノンが好き。
画が綺麗だよなー。
本日、飲み会後に衝動買い。
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コミックリュウは魔法を使ったのかな…たった1年で鶴謙に漫画を1個完結させてしまった。原作付きだからかなぁ…絵の精度じゃっかん落とし気味で、完結させることに全力を注いだ感じ。
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「永遠のヒロイン」とはまさにエマノンの為の言葉です。
この先何度も読み直すことになるのは間違いありません。
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絵師であり漫画家である鶴田謙二の最新作はもう最高!
ページを進める毎に私の目は輝き
変わらない彼の世界に感動し胸は高鳴った
彼の描く人々は益々魅力的になり、
漫画家としての魅せ方も上手くなっている
ぜひ一度手にとって読んでみて欲しい作品だ。
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一人旅のフェリーの中で出会ったのは「地球に生命が発生してから今までの全ての記憶」を持つ少女。
SF小説好きな主人公とフーテン娘の船旅って感じです。
鶴田謙二さんは5年ぶりの新刊だそうで、イメージが小説にピッタリ合っています。この鶴田さんの絵だけでも見る価値ありです。
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1967年の回想だけあって、画面からは昭和の匂いがする。九州からの船旅で出会った「emanon」と名乗るフーテン美少女に振り回される。読みながら「ぼく」と一緒に翻弄される。
ギルガメッシュ?メトセラ?八百比丘尼?不思議な不思議なお話。設定としては、突き詰めて考えると不自然なところも多いのだけど(記憶とは何か。原生生物の記憶って?遺伝?母親は全ての記憶を失うの?)、物語がもつ雰囲気は独特で何だか神秘的。最後の駅でのシーンはとても印象的。悠久の時を生きる人にとっての時間感覚は、刹那を生きる人と全く異なる、その違いに思いを馳せるのもまた面白い。
ハウザーの記憶、読んでみようかな。