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3分くらい。
きつねが穴を掘っているねずみに話しかける。ねずみは、巣穴に逃げ込むが、きつねは穴をほっておいかける。
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独特な絵が素敵な絵本だと思います。絵に一目惚れして買っちゃいました。
登場するねずみやきつね、とっても可愛いです。
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土の中のようすを、横からスパッと切った感じの絵が、おもしろいです。
キツネとネズミの表情が…。
巡回図書
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図書館で借りてきた本。
天敵を前に冷静なねずみ。
だからかのんびりした時間が流れる本。
そういえばきつねものんびりだわ。
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母親の読書記録より転載。
二歳の時に読んでいた本。
なぜか私の書棚には、旧ソ連の作家の本がたくさん並んでいたのだけど、ビアンキの名前が出てくるのはこの絵本が最初だったと思われる。
2007年に絵描きさん替えて出ているけれど、絵は断然こちらはすばらしい。
(ページめくるたびに広くなってゆく、ねずみの巣穴とか!)
……これはあとあと、小学生になって理科や社会を学習するときに重要になってくるのだけど、土台となる知識がないと、文からその外見や様子を「想像する」ことが出来ない。「雪がすっぽりとおおう」とあっても、雪がたくさん積もったところを実際に見て、記憶していて、思い出すことができないと、その有様を想像することはできないのだ。
同じ絵本を繰り返し読む、ということは、そうした知識の蓄積と、思い出すことのよい訓練にもなっているのでは、と今になって思う次第。
読み聞かせているときには、きつねの「じろっ じろっ」というのがお気に入りで、声をあげて笑っていたという。
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ねらうきつねとねらわれたねずみ。強そうなきつねとかしこいねずみのやりとりが面白い。地下のねずみの巣穴の様子も子どもたちの目をひきそう。きつねの表情もいい。
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2012年度 幼稚園年長
お話の途中は、とても興味を持って聞いてくれましたが、
最後のところが、子供たちにはあまりにもあっけない幕切れで、
みんな「えっ!? これで終わり??」となってしまいました。
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ビアンキを薦められて最初に読みました。
きつねとねずみの自然な会話のやりとり、
けれどそこには動物学的な二匹の行動が描かれている。
その自然な流れを絵本に落とし込めることが素晴らしい。
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自然な感がよい。キツネのせりふとねずみのセリフのよみわけをしないといけない。きつねのいうごちそうってねずみのことでいいのかな。
C8798
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ずる賢そうなキツネが、穴を掘っているネズミに近づきますが、一枚上手のネズミ。言葉巧みに、ひらりとかわし、逃げおおせます。
短いお話でも、絵も、会話も可愛いです。
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「あおいにくさま」
きつねとねずみ。いつも一緒にいる二人だけど、心はいつもすれ違い。行き会いたくない二人ってのも、いるんですよね。
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4月某日、4歳児クラスの読み聞かせ。
きつねとねずみの繰り返しのやりとりに、
次はどんな策かな?と期待が膨らみます。
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きつねの
だんなが
やってきた。
からはじまる、ねずみときつねのだんなの知恵比べの話です
とにかく絵の魅力がすごく、ねずみの地中の巣穴を断面図で見せてくれるシーンでは、潜んでるもぐらの別の巣穴や、冬眠中のヤモリなんかがいて、話にはとくに絡まないけど描き込まれてる絵本の絵っていいよなーって思います
ねずみときつねの知恵比べは、小さい捕食される側であるねずみが勝利するのですが、話としてはそれだけの話です
しかし、この物語におけるきつね、役割としては悪役で負け役なわけですが、すごく素敵な作画をされてるんです
ちょっと擬人化したような動作をしていますが、ほぼ現実のきつねそのままの体躯で、ねずみの巣穴を覗き込む仕草や、どう追い詰めるか思案する様子、時々見せるニヒルな表情、すごく格好いいんです
そもそも、“きつねのだんな”っていう呼び方がもう素敵です
話はきつねがしてやられる内容だけど、作画コスト的に一番こだわって描かれているのは、きつねのだんなの様々な姿や表情だし、悪役らしい描かれ方もされてないし、きつねのだんなが描きたかったから話なんざ飾りですよってことなんかなと空想しました
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オチそこでいいの!?というのが読み終わって最初の感想。ちなみに手に取ったのは福音館書店から出ている版ではなく、ヴァスネツォーフさんという海外の方が絵を担当した方の版。
舞台劇っぽいリズム感のある言い回しでテンポよく場面が進んで行くので声に出して読んだらより楽しくなりそうです。
私がこの絵本を読んで惹かれるのは、野に咲く花々の主張の強さやその生命力。断面図として見せてくれるねずみくんの家の中にある小さな家具の愛らしさなど絵の部分でした。
きつねくんは基本的に阿呆です。ただ迷惑をかけるだけの阿呆。なんとなく思ったのは、この本を誰かに読み聞かせたり、誰かと読んだあと、「この続きはどうなると思う?」なんて問いかけたら、楽しそうだし想像力が刺激されそうな気がしました。
私ならそうですね、さらにねずみを追いかけたきつねはどんどん自我を無くしていき、身体も巨大化、ねずみたちは力を合わせて決戦兵器を用いて対抗。きつねを冷凍させることで辛くも難を逃れるという話が見たいです。タイトルは『シン・キツネ』にしましょうか。これはうけるぞ〜。
3月27日追記
本国版?を先に読んでいたのですが、気になったのでこちらの山田三郎さんが絵を描かれた方も読んでみることに。
わーお、なるほど確かに点描に近い描き方をされたきつねくんとねずみくんの毛並みが、ふんわりとした質感や温度感をよく表していて素敵です。きつね愛を感じるなあ。
穴の中の様子が断面図からわかるという楽しさは共通しているけれど、こちらはすべてを一度には見せず、必要な箇所を少しずつ見せていくので、ページをめくった先にサプライズが残されていて楽しい。絵柄については比べてみると本国版はだいぶサイケデリックだったんだなあという気がしますし。
てか一番最後のページで子ぎつねが3匹くらい出てくるんですが、これにより「してやられた」感よりも、「子どもに餌をあげられない切なさ」みたいなものの方が強まっていて、だいぶ違う読後感に。次回は子きつねたちにちゃんと食べ物を与えられると良いのだけど……。