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うーん、わかりやすいのかどうかもわからねえwwもうちょっと勉強が必要ね。。。まあちょっと期待してた内容とは違ったけど。
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資本論を齧ろうと殊勝な気持ちで読み始めたけど、本当に概要しか判らなかった。大著を横着して読もうとしては「イケナイ」思い知りました。感じた事だけ書いておくと、サラリーマンはエリートコースに乗ろうと労働力でしかないので、会社に対して共感を持つ必要はないということ。サービス残業なんて、止めよっと
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カールマルクスの対策です。
資本主義・社会主義。
いろいろと意見があるかもしれませんが。
よんでみると面白いと思います。
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難解すぎる。。。
ただ、価値とは何か?という哲学的問いをしたければ読むべき。
見えない価値の測定、人間・社会との関係性について知っておくべき理論。
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マルクスの資本論の解説書。資本論の翻訳ではなく、またマルクス主義の解説書でもなく、あくまでも「資本論を読むための入門書」という位置づけで書かれている。
『資本論』を読んでいないため、ここに書かれている内容が入門書として正しいかどうか判断はできないが、『資本論』でマルクスが主張したことがこの通りだとするなら、本当にすごい人だったんだと思う。
昨今の資本主義経済はあきらかに限界を迎えているが、その原因は一部の金融機関の“誤った”行動によるものと多くの人が考えているように思う。しかしマルクスの分析が正しければ、むしろこのような崩壊は資本主義が本質的に内包するものであって、必然的な結果ということになる。
経済体制について資本主義が事実上唯一の選択肢となってしまった今後の世界は、どこへ向かうのだろうか? 私たちはより良い世界を求める努力を諦めて、より良く利益を掴む努力に転じざるを得なくなっている。その先にあるものは、どう考えてもユートピアではない。
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【読む目的】
資本主義を学ぶため。
【感想】
ストーリーがあるからこそ、
初めて理解できた。
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(2009.10.08読了)
ダーウィンの「種の起源」、マルクスの「資本論」などは、永遠の課題図書で、読んでみたいとは思うけれど、なかなか手が出ません。
先日、「柄谷行人 政治を語る」を読んだら、以下のようなことが書いてありました。
●「資本論」の構成(41頁)
「資本論」の第一巻、流通過程。第二巻、生産過程。第三巻、信用過程。
ふつう「資本論」というと、第一巻、第二巻しか読まないですね。面白いと思ったのは、信用過程ですね。
資本主義は信用の体系です。ある商品が、実際に売れるまで待っていたのでは、つぎの生産ができない。だから、売れたことにして、事を進める。その時に、手形が使われます。これが信用です。
まともに第三巻までたどり着くのは、至難の技で、資本主義の根本となることが最後に書いてあるとなると、とりあえず簡略版でいいから、第三巻にたどり着きたいと思い、この本を選びました。
題名が「超訳『資本論』」となっているので、縮訳番かと思ったのですが、「資本論」を読んでもらうための要約書ということです。
ところどころに、「資本論」からの抜き書きがあり、その前後で、的場さんの解説が付いています。的場さんの文章は分かるような気がするのですが、「資本論」からの抜き書き部分は、???。
「剰余価値」「不変資本」「可変資本」「労働日」、余りなじみのない言葉が並びます。
「労働の二重性」、「使用価値を作る労働」と「価値を作る労働」、これってどう違う?
●資本主義の勃興期(321頁)
1349年のイギリスのエドワード三世の労働者法と1350年のフランスのジャン王の勅令は、賃金の上限を決め、それ以上の賃金を受け取るもの、支払うものをともに罰する法律です。最低限の方は決められていなかった。(いまは、最低賃金が決められていますが、最低生活を保障するものではありません。)
●資本の本源的蓄積とは?(335頁)
資本の本源的蓄積とは何か。それは畢竟、直接生産者―自己労働に基づく私有―の解体そのものだということです。
(全員、雇われ労働者となって働くしかないようにする。)
著者 的場 昭弘
1952年、宮崎市生まれ
慶応義塾大学大学院経済学研究科博士課程修了
一橋大学社会科学古典資料センター助手
東京造形大学助教授を経て
神奈川大学経済学部教授
(2009年10月8日・記)
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授業で習う割に「資本論」て何が書かれているか知らなかったので、新書でダイジェストで読めるなら〜と軽い気持ちで手を出してヤケドした本。だって何言ってるのか全然わからない。経済原理は過去も現代も普遍なのでは?と予測して読み始めたものの、説明の例えが古くて直感的に理解できなかったり、そもそも私が経済の知識が乏しすぎたり。日本語で書かれているとは思えないくらい頭にまったく入ってこなかった。。
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廣松さんの本に比べるとベースになるはずの概念の説明がわかりにくく、そこだけはもういっそとゆうことでさっさか読んでしまった。
ただ資本論にそって解説していく本ってゆうのは初めてで、資本論一巻にどのようなことが書かれているかとか、どうゆう流れなのかとか、そうゆうことを知ることができたのはよかった。
また後半部の社会の実態の分析については、近代社会の底辺がどうだったのかとかを知るうえでも役に立った。
またマルクスが未来をどう見たかとゆうことも書いてあり、やっぱり細かいところはわからんけど大まかなところではおれはマルクスの予見に共感するところが多いことを再確認した。
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[ 内容 ]
教育を受けた若者が、定職もなく街にあふれ、庶民のなけなしの預金は減る一方。
景気が伸びても、給料は上がらず、物価だけ上がった。
悲しいかな、これが、資本主義の本当の顔である。
『資本論』をいったん遠くに放り投げた日本人は、いま再び拾い上げ、ページを開く必要に迫られている。
この書には、剥き出しの資本主義が、驚くべき洞察で描かれている。
資本主義の実態は、二一世紀になっても何ら変わっていない。
今回、待望の『資本論』第1巻の超訳をお届けする。
どうか、大著のエッセンスを味わってほしい。
[ 目次 ]
『資本論』第1巻(商品と貨幣 貨幣の資本への転化 絶対的剰余価値の生産 相対的剰余価値 絶対的剰余価値と相対的剰余価値の生産 労働賃金 資本の蓄積過程)
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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『資本論』は現代の労働者の問題を理解するために読み直されるべきという問題意識の下に執筆された『資本論』第1巻のエッセンスを解説した『資本論』入門書。
原文(日本語訳)も適宜引用しながら、噛み砕いて説明されており、確かに『資本論』はどういうことを言っているのかを掴むには良い本だと感じた。
しかし、個人的には、『資本論』の根底にある労働価値説に納得がいかなかったので、全体として『資本論』の内容は腑に落ちなかった。洞察として役立つ部分はあるかもしれないが、著者の言うように『資本論』が現代の労働者の問題を理解するよすがになるとはあまり思えなかった。
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的場昭弘著、超訳「資本論」を読んだ。
あの佐藤優の著書の中で何度もでてくるマルクスの資本論だ。
いつか読まなくてはと思い、5月に購入したものの、目を通すのに3ヶ月かかった。
理由は、他の読みやすい本にすぐになびいてしまうことと、
仕事がここのところ忙しかったからだ。
仕事柄、私はもちろん労働者であるが、所属部署の関係で経営・使用者側に立った規程や文書を起案することが多い。社長だったらどう判断するか、どう書くか。といったことを日々気にする。だからなんとなく、唯物的なマルクスは、縁が遠くて、真逆の考え方だとい“先入観”を持っていて、これまで読んだことはなかった。
あるとき、マルクスをかじったと思われる一部の方に、「歴史的にみて、階級闘争・労使交渉はしないといけない。」といわれた。そのときは、正直、不勉強で聞き流していた。
佐藤優の国家論の流れで、いよいよトライしてみようと思いが固まったが、
軟弱な私には原書にあたれず、この超訳をまず見てみることにした。
超訳といえでも、少し難解だ。
もう一度よまなければならないが、
気になったところを抜き書きする。
人間は、利己心の動物---類的動物
富を生んだのは、勤勉---略奪
労働者は、対価---搾取 歴史的事実が対照化されている。
マルクスはブルジョワの立場で労働者の社会を分析した。
同じレイヤー同士で正しいと思えても、
それ以外の階級に説得できなければ理論的に負け。
資本主義社会の細胞は商品
商品は使用価値(具体的に有用な価値)を持って出現
交換価値は互いの妥結によって決まる
相対的価値形態:偏差値、比較
金・銀は商品としてそれが産出される地域での労働により価値が決まる
背景に労働がある
商品はすべて価値として対象化された人間労働
P.140
不変資本=C、可変資本=V、剰余価値=M
商品価値=C+V+M
Vは労働者に支払う賃金、
Mは資本家が獲得する剰余価値
VとMの比率が搾取の度合となる→M/V=剰余労働/必要労働
P.148労働日の標準化するという闘争
P.181
たいていの労働者には競争が生まれ、
自ら活力(anmal spirit)が生み出され、
個々人の個別的生産能力が高まる。
本来人間は社会的動物/政治的だ。
ポリテクニック(実務中心の高等教育)や農業経済の学校をつくることで、
ブルジョワの子に教育を与え、
プロレタリアには職業教育のものしか与えない。
P.254
出来高賃金に注意!
能力給は資本主義の生産にとって好都合
お互いに賃金を引き下げ会うシステム
非正規雇用者は専任職員からも搾取される仕組み
=末端の労働者から搾り取る仕組み
(結論の引用)
この収奪は資本主義的生産自体の内在的法則の作用によって、
資本の集中によって実現される。
つねに一人の資本家が多くの資本家を滅ぼす。
この集中とともに、つまり少数の資本家による
多数の資本家の収奪とともに、
ますます大規模になる協業的形態、
科学技術の意識的な利用、土地の計画的利用、
共同的にのみ使われる労働手段への労働手段の転化、
結合された社会的活動の生産手段として使用されること
で起こるすべての生産手段の節約、
世界市場全体への世界の国民の組み入れ、
およびそれとともに資本主義の国際的性格が発展する。
こうした転形過程のあらゆる利益を収奪し、
独占する大資本家の数がたえず減少していくとともに、
窮乏、抑圧、隷従、堕落、搾取の度が増大するのだが、
一方でたえず拡大する資本主義的生産過程の機構そのものによって
訓練され、結集され、組織される労働者階級の抵抗も増大する。
資本の独占はそれによって、かつ、そのもとで開いた生産様式の障害になってくる。
生産手段の集中と労働の社会化は、
そうした資本主義の枠と調和しなくなる点にまで至る。
そして、その枠は破壊される。
資本主義的私有の最後を告げる鐘が鳴る。収奪者が収奪されるのだ。
私は残念ながら、一読して、パーっと興奮しながら読める読解力はない。
いつかもう一度読まないと。。。。
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書評は
http://www.algorism.jp/review/20090213040900.html
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難しかった。。。。 古典を読み返そうとしたが、半分も理解できたかどうか甚だ疑問。 説明はAmazonで、、
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■全体として何に関する本か
マルクスの「資本論」を現代の言葉に置き換えて分かりやすく解説した本である。資本論の中でも特に重要な第1巻の後半部分に重点を絞って解説している。難解と言われる資本論の考え方を現代の問題を例に取り上げて解説しており、理解しやすい。
■何がどのように詳しく述べられているか
「商品と貨幣」「剰余価値と搾取」の2つのテーマについて詳しく説明されている。
資本主義社会では商品W(Ware)と貨幣G(Gold)の流通が当たり前のように行われているが、我々はこのことに何の疑問も抱かない。しかし、この商品Wと貨幣Gの存在があるからこそ資本主義社会が自然と成り立つのだとマルクスは言う。
本来、貨幣Gは商品Wと商品W’の交換のために作られたものであり、
「商品W→貨幣G→商品W’」
の交換関係が成り立つはずであるが、資本主義社会では
「貨幣G→商品W→貨幣G’」
の関係になっている。つまり、商品Wと商品W’を交換するために貨幣Gが存在するのではなく、貨幣Gを商品Wに交換して、そこから新たな貨幣G’を得るというのが資本主義社会の構造である。(資本を機材などに投資して、新たな利益を得ようとすることをいう。)
これは結局、貨幣Gを新たな貨幣G’に交換していることになり、このGとG’が同じ価値であれば交換する者は誰もいない。よって得られる貨幣G’の価値は元の貨幣Gの価値よりも必ず高くならねばならない(G’>G)。
この差分の余剰価値は資本家が労働者から搾取することで得られるのであり、これが資本主義社会の構造で、資本家が労働者から搾取するのは必然だという過激な考え方が本書には書かれている。
■その本は全体として真実か、どんな意義があるのか
我々労働者は資本家から気がつかない間に搾取されているのだと警鐘を鳴らしているのが資本論であるが、これは今の時代に必ずしも当てはまるとは思わない。
資本論とは経済論というよりも、資本家は敵だとする一種の「思想」だと本書を読んでいて感じる。それでも、一昔前の労働運動が起きる以前の過酷な労働条件を考えれば、それらの非人道的な搾取や酷使は許されるわけもなく、労働運動を活性化させ労働者の権利を考えるきっかけを与えた本として、マルクスの資本論が重要な一冊であることは間違いない。
■一番面白かったのはどこか、なぜ自分は面白かったのか
本書は、現代で問題になっているワーキングプアや失業者、フリーターの人々を励ますための本だと著者自身が言っているが、私はこの本を読んでいてあまり共感はできなかった。
豊かな者は貧しい者が見えないと著者は言う。たしかにその通りで、資本家は過酷な労働条件で搾取されている労働者の気持ちを完全には理解できないであろう。
それと同じで、私が今いる労働環境は世間一般を見ても非常に恵まれており、むしろ恵まれすぎているというのが私の正直な考えである。今の職場で資本家に搾取されていると感じる者は周りを見渡しても誰一人いないのではないかと思う。
しかし、世の中にはまだまだ問題は多���存在している。そういった世の中の問題が見えないようでは駄目だと本書を読んで感じる。今自分がいる環境だけではなく、常に広い視野を持って世の中を見るようにしていきたい。
資本論は資本主義社会を強く否定する内容であるが、私は、資本主義やビジネスの新たな可能性に魅力を感じている。