投稿元:
レビューを見る
父の形見として遺された遺品が仲たがいをしていた兄から突然送られてくる。
こうして、それに纏わる旅がはじまる・・・
さだまさしさんのバァイオリンを巡るエピソードを軸に展開する
ロードムービー風な素敵な物語。
投稿元:
レビューを見る
さだまさしの小説は読む前は期待していなかったけれど、今まで読んだ3冊はいずれもよかった。読後感がいつも気持ちがスッキリとする。彼自身がスコットランドへ彼の父親が買ってくれたバイオリンを探しに行くドキュメント番組をテレビで見たことがあるけれど、その事実が元になったことは間違いない。
投稿元:
レビューを見る
借本。
やさしさがたっくさんつまった本。
少し消化不良なところもあったりなかったりするけど、おすすめ。
料理がおいしくなるおまじないは、「てしょーざら」で(笑)
投稿元:
レビューを見る
父親の残したヴァイオリンの作者を探すことで、自分の過去と向き合う男性の物語です。
この前作の「眉山」を含め「精霊流し」「解夏」と、すべての作品が映画化やドラマ化がされてきていましたが、
流石にこの作品は取り上げられませんでしたね。
確かに、感動作という内容ではないと思います。
私自身、さだまさし氏の作品の中では、一度読めばいいかという感じです。
投稿元:
レビューを見る
非常に読みやすく良い読後感が残る。
物語全体に漂っているやさしさやまじめさが心地よく、親子愛、兄弟愛、人間愛で満たされている。
「さだまさし」という歌手としての先入観があり、そんなに期待はしていなかったが、良い意味で裏切られた。面白い。
さださんの底知れない才能を感じる。
投稿元:
レビューを見る
優しい気持ちになりました。宿のおばあさんがすっごくイイ。泊まりにいきたいなあー。花子ちゃんがすごくいい。家族を大切にする気持ちがみんなに伝わってお墓にたどり着けたのがよかった。10.10読了。
投稿元:
レビューを見る
この本を、さだまさしの作品だからという事で避ける人が多いと思う。
特に若い世代には。
数年前の私なら間違いなく避けたに違いない。
しかし実はそこいらの有名小説家の作品より素晴らしい部分はたくさんあり、
本当に歌い手が書いたのかと疑うほどの代物です。
家族の在り方、人との出会い、色んな事が表現されています。
こんなに感情を揺さぶられた小説は久しぶりです。
現代に生きる人達みんなに読んで欲しいです。
読んでない人は是非。
****************************
☆あらすじ☆
四十八歳の真二は、二年前に編集者の仕事を辞め、妻とも離婚していた。
そんな彼の元に、半年前、父の葬儀で喧嘩したきりの兄・健一郎から、
突然父の形見のヴァイオリンが届く。
そのヴァイオリンを修理に出した直後、健一郎の病を知る。
兄の思いをはかった真二は、ヴァイオリンの作者を求めてイギリスを訪れ、
そこでガイドとして現われた響子に、初恋の女性の面影を重ねるのだった。
多くの人の親切に助けられ、ついに辿り着いた「父の背中」と、そこで真二が見たものは…。
投稿元:
レビューを見る
父親の遺品のバイオリンがキッカケでイギリスを旅する話。
途中までは良かったんやけど、、、。
最後の最後で展開早すぎで惜しい感じやった。
投稿元:
レビューを見る
さだまさしさんの本はあったかい。
ほんわり、ではなく、じんわり。
ささいな喧嘩で家族との亀裂を生じさせる主人公、真二。
父の形見として兄からバイオリンが送られてくる。
兄の重い病。
そして、真二はイギリスへとバイオリンのルーツを辿る旅に出る。
旅先で行動を共にするガイドの響子、
B&Bのマム、
哀しさを抱えながら、彼女達がもつ優しさ。
じっくり描き込まれたひとつひとつの場面によって
情景をありありと想像させられる。
家族と、人と生きるとは何か。
不器用ながらもコミュニケーションをとることの大切さ。
考えさせられた。
投稿元:
レビューを見る
「眉山」「解夏」に続き 3作品め。
やっぱり さださんの作品は 温かい。
読後感も ほっこり。 花子ちゃんがキュート♥
投稿元:
レビューを見る
著者らしさでは、読者の期待を裏切らない物語でした。
どの登場人物も温かくて味わいがあります。
読後はさわやかな気持ちになりました。
この本について、アメブロでも書いています。
http://ameblo.jp/waremoko-tadoku/entry-10661094078.html
投稿元:
レビューを見る
「茨の木」さだまさし。喧嘩中の兄から送られてきた父のバイオリンのルーツを探しにイギリスを旅する物語。最後がイイ!涙腺がちょいときた。 [楽天] http://a.r10.to/hBX8zD #dokusho
投稿元:
レビューを見る
脳溢血で急逝した父の遺品のヴァイオリンが半年経って
兄の健一郎から主人公の真二に届いた事から物語が始まる。
真二は、喧嘩別れして飛び出してきた父の大切な遺品
ヴァイオリンのルーツを求めてイギリス,スコットランド旅する。
通訳兼案内役の宗方響子を伴っての旅。
道中、色々な出逢いやハプニング。
著書の文面より、行った事もない観光地の情景も見えてきたりした。
ラストシーンでは、家族の絆もだけど、
「アメージング・グレース」の音色も聞こえてきそうで
思わず涙してしまった。
著者の人間性が感じられる温かい物語でよかった。
音楽っていいですね。
投稿元:
レビューを見る
意外にさだまさしの本を結構読んでる私。これで3冊目。
私にとっては刺激の少ない本だけど優しさがいっぱいあふれてる本。
投稿元:
レビューを見る
ヴァイオリンをきっかけに始まった旅を通して、家族への想いを再確認する物語です。
さださん特有の九州弁や情景描写を楽しみたい方は、ぜひ読んでみて下さい。
【長崎大学】ペンネーム:経済のラウール