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子どもが発達障害かも?と健診で言われたときに出会った本。
子どもがどういう時に発達相談を受けたら方がいいのかの目安がわかりやすい。
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過保護はOK。過干渉はダメよ。という主張。
まあ、ヤバい経済学でも書いてたけど、育児方法なんてそもそも効果が測りにくくて、十年もすればメジャーな説も消え失せるようなエリアなんで、眉唾モノで読んでみたけど面白かった。
子供にはそれぞれに必要な愛情の量に差があって、それが満たされれば勝手に自立していく。だから傍目には甘やかしすぎに映るかもしれないが、とにかくたっぷりワガママを聞いてやること。
ただ、子供のやることに口出すのはよくない。絶対ダメ。
だそうな。
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「かわいがり子育て」で自己肯定感を育てるための子育てを書かれていた佐々木先生の専門分野「発達障害」の本だと思って読み始めたが、「発達障害」に特化したというよりは、子育てについて、より深く書かれていた本だと感じた。
「この子はわがままを言い出すとおさまらない」
「よその子と比べると、育てにくい」
と感じることは、子どもを育てている親であれば、誰しも経験があると思う。
「子どもが手がかかるのは当たり前」
「手がかかる子の方が自立が早い」
「だから、子どもにはたっぷり愛情を注いで、その子の望むことをしたげるのがいい」
ということが述べられているが、この考え方について、自分自身がそれとは180度違う育てられ方をしたせいもあり、発想の転換を与えてくれて、いたく腑に落ち、非常に共感を覚えた。
私自身共働きで子育てと仕事との両立で、日々の生活の中で、どうしても「自分子育てで時間を犠牲にされている」と思ってしまいがち。
そんな考え方を一掃してしまうような箇所もあって、自分が子どもを育てるということについて、考え方を改める良い機会にもなった1冊だった。
子育てに悩んでいる人、しつけをどうしたら良いだろうと思っている人には、ぜひ一度読んでもらいたい。
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子育て本をまた何冊か読んでみようと思い図書館で借りた本。
QA形式で進んで行くので分かりやすい。
タイトルの重さとは違い、中身は明るく読みやすい内容。
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過保護はいい。過干渉はダメ。
つい過干渉になってしまう自分に気づく。
親が望む子どもにするのではなく、子が望む親になりなさいという言葉はずきっと響いた。
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■子供がやってほしいことをやってあげる。たっぷり甘えると早く自立する。
■仕事で疲れているのは親の勝手。子供に気を使ってもらって喜ぶのではなく、こどもの希望にこたえられることに幸福を感じていただきたい。
■親は何のために子供をしつけるのか?「社会のルールを守れるように(自律性・3歳まで)」「自分で自分を律する力を養う(社会性・6か月から2歳)」「他者を思いやる(共感性・6か月まで)」
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子どもの小さいときから、何度もこの本にたすけられました。保育所の登所拒否、手が出て困った時期、学童を嫌がった時期…。答えがいつもここに書いてありました。自分の思いをまっすぐ伝えてくる娘は、自分の中に気持ちを押し込めるよりも外に出して伝えるタイプ。自分とは正反対の性格で、この本が支えになっています。
子育ては乳児期には乳児期の、幼児期には幼児期の、就学すれば就学児の、悩みはくるくる変わります。佐々木先生の愛情あふれる言葉で不安な気持ちはどっかへ行ってしまいます。
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読むたびに泣ける。
佐々木先生の文章が大好きで、だいたい読んでいます。
この本はQ&A方式で、読みやすいです。
また、見出しがいいのです…。
見出しだけで、涙が出ます。
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佐々木先生は、子育てをミクロからもマクロからも見ておられるように感じた。胸に刺さると言うよりは、しみるような文章に引き込まれ、一気に読了。子育てが苦しくなったときには、また読み返そうと思う。
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Q&Aタイプ。 著者が児童精神科医ということなので仕方がない部分もあるかもしれないが、なんでもかんでもお母さんが心配なら発達相談をうけてみたら…で突き放された感が否めない。
もちろん良いことも書いてあるんだけど。
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発達、子どもの心をよく知る、佐々木先生には私が子どもを産んでから、大変お世話になった方です。内容も読み進めて行く際、頭に入りやすく理解がしやすいです。困った時に読む本として好きです。
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育てにくい子と感じた時に読む本 / 佐々木正美/2011.10.15(21/73)
手のかかる子供は、思う存分手をかけてあげる=>お母さんやお父さんなら、必ずこたえてくれるという信頼感があるからこを、主張するもの。
自己肯定間を育てることが重要な課題。
喜びの共有をする。=>子供の喜ぶことをしてあげることが親の喜びといことが伝わっている子は早くから感情をコントロールできるようになる。
手がかかる子や要求の多い子は、蘭や菊の花。手をかければ、見事な大輪の花を咲かせる。自立が早まる=>やってほしい相手は母さんだけ。ほかの人ではダメ。。
一人で遊べる条件が整いすぎているのが現代の家庭の特徴=>子供は本来誰かと遊ぶのだ好き。
短い時間でもいい。食事、風呂、就寝で十分なかかわりを。
幸せに見える人は誰かを幸せにしている人
自制心や自律心が育つのは幼児期前半。親にゆったり見守られて育った子は、自制心、自律心の強い大人になる。
幸福な家族になっていくためには信頼関係を築く努力が必要。
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自立というのは、他人に迷惑をかけないことではない。お互い信頼しあって、迷惑をかけあう、助け合うこと。そういう関係を築けるようにする。
アイスを食べたいといったらあげて良い。ただし、子どもと一緒にちゃんと喜ぶことが重要。そのうち、お母さんを喜ばせてあげようとなる。
子どもにこうなってほしいではなく、子どもがなってほしい親になる。
親の許容度が小さいほど、子どもの自己肯定感は小さくなり、自分で自分を誇りに思えなくなる。
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「子どもへのまなざし」にある「子どもの望みをできる限りかなえてあげる」の意味を自分に都合よく解釈していたことに改めて気づいた。わずか3歳の子どもには大人のような判断能力や自制心はなく、甘いものはたくさん食べたいし、ジュースばかり飲みたいし、不快なことはしたくないし、眠たくなければいつまでも起きていたいし、周囲の迷惑なんて関係なく騒ぎたいし、自由にしていたい、保育園なんて行かずに一日中、レゴとシルベニアファミリーで遊び、公園で走り回りたい、それが子どもだ。それを本人が望んでいることだから、と望むようにさせるのは育児放棄であり、放任主義なだけである。そんな子どもがいざ集団生活に入っていくと、その環境に適合できないのは当然である。
我が子が保育園での適応障害を発症し、すがるようにして読んだ。子どもの願い、つまり、お母さんと一緒に遊びたい、お母さんと一緒に何でもやりたい、という我が子の願いを充分に満足させ、その上で、こういうときはこうするんだよ、こうしなきゃいけないんだよね、こうするといいよ、と説明していく。一度で納得しなければ、何度でも言い続ける。キレずに。
私に足りていなかったのは、本人がお母さんと遊びたい、と思っているのに、それにつき合いきれていなかったこと、YouTubeや映像を見せて放置していたこと、その上に子どもがわがままを言えば、だったらそうすれば、と幼い子どもの判断に任せていたこと、自分の育児の問題点に気づかせてくれ、解決策を示してもらった。自らの身に降りかかった難題を解決しようとしたことがきっかけだったが、そのヒントをもらい、自らの行動が変わった、という意味で私にとっては価値ある読書となった。
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佐々木さんの穏やかな人柄が伝わってきます。
なんでも他人に求めたり、厳しく見てしまう時代。
でも、そんな常識に縛られず、ありのままゆったりと子どもや他人と向き合ってもいいのではないか。
子育てのことだけでなく、そんなことを感じた一冊でした。