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畠中恵に似たような江戸物語があったような。あちらは、大店の若旦那が主人公。こちらは、お嬢様です。
幽霊がでてくる人々の話をお嬢様が聞き手になって展開します。
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タイトルに深い意味を感じず読み始めましたが、
予想以上に恐くて、一人暮らしの身にはきついものが・・・
もともと恐い話は苦手だったので普通は避けるのですが、
宮部センセイのものだからとちょっと油断していました。
特に2話目がめちゃめちゃ不気味。
もう1回読み直すのは少し抵抗があります。
また、最終話は救いのある方に進むのかと思いきや、
一応キレイなだけでは終わらせないぜ的なニュアンスも
きっちり含めてあるところがなかなかです。
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叔父夫婦の家に居候することとなったおちか。
実は実家にて大変な惨事を目の当たりにすることとなったため、
実家にいられなくなったからだ。
叔父は少し荒療治を考え出す。
ひゃーーー!!も〜途中スティーブン・キングを思わせるホラーっぽさがある。
知らずにぞくぞくーっと背筋が凍ってる。
終わりは宮部みゆきらしくまとまってよかった。
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待ちに待って読んでみただけはある。とても面白くてあっという間に読み上げてしまった。残りのページがどんどん少なくなっていくのが勿体無かった。うますぎるほどの話の展開だけど、変に重いよりは心地いい。後味がちょっと悪いって事で、続きが反って楽しみになった。
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時代物の新作を出すなら【お初シリーズ】の続きを!
と思ってしまいますが、これはこれでよかったです。
宮部さんお得意の短編連作もの。
キーはひとつのお屋敷。
相変わらずSFとミステリーとオカルトの要素も混じり
宮部さん以外は書けない世界でした。
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すばらしい出来です。ぼんくら・日暮らしと同じように時代物の連作短編。しかも話のつなぎ方がうまい。これは長編といってもいいくらいのまとまり感です。時代物のホラーは宮部の真骨頂!400頁以上のボリューム感もまったく重たくなく、一気読みでした。
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いつもながら、短編をつなげて展開していくのが上手!
一気に読み終わった。
話をどう聴くかって大切ですな
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最初は時代物でもおもしろいなーって思ったのですが、
最後のまとめ方がちょっとゲームちっくで安っぽかったので、
★4にしました。
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短編をつないでいくところがうまい。時代物でホラーは宮部さんが最高だと思う。400ページの長編を一気にあきさせなく読ませていただきました。
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よんどころない事情があって親戚の袋物屋三島屋に身を寄せている17歳のおちか。三島屋の主人伊兵衛が急な用で得意先に呼び出されたことにより、先に約束し伊兵衛を訪ねてくるという碁敵を伊兵衛に代わりもてなすことを言い含められます。実家でいろいろあって人に会ったり出かけたりという気分になれず女中として三島屋の仕事ばかりして内に籠っていたおちかですが、思いがけず客人の不思議な打ち明け話の聞き役となったことにより、やりきれない辛い思いを抱えているのが自分ばかりではないことを身をもって知ることになりました。その次第を聞いた伊兵衛が、あちこち手配して、三島屋に人を呼んでおちかを聞き役に不思議な話を語らせるという趣向の段取りをつけます。おちかの身に降りかかった話、趣向として三島屋を訪れる人の語る話、そのどれもが苛烈でなんともやりきれない話なのですが、芯からヒヤリとさせられつつも、不快感は最小限にサラリと乾いた感じで読ませるあたりが、さすが宮部さん。
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宮部みゆきさんの時代怪奇小説は結構好きで、ほとんど読んでいいます。これも少し怖い&少し物悲しい話でおもしろかったです。昔の日本に生まれ変わるなら、江戸時代の大商人の娘に生まれたい。
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待ちに待ってた時代物。
頁数の割にはあっさりしていたような。
オカルト過ぎずラストも無難にまとめている感じ。
暗黙の了解で回っていたものが一つ狂いだすと・・・。
おちかの心中の描写がすごく巧いです。
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さいごのさいごまでわくわくしっぱなしでした。
宮部みゆきさん大好きです。
長かったー…!
でも、読みきった感がありました。
飽きさせないほどおもしろいです。
学校の図書館で借りたんですが、かばんに入れて重たかったです。笑
でも、持ち歩くほど価値がありますよー。むしろ気になってしまいまして。
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2008年7月発行。
神田で袋物を扱う三島屋に来て働いている姪のおちかは、叔父夫婦には可愛がられているが、実家にはいられない事情を抱えた身。
おじの碁の相手をするために来た客の話を聞いたことから、おじの発案で、珍しい不思議な物語を人から聞いて集めるという聞き役をすることになる。
最初に現れた粋な女性は、子どもの頃に百両で1年間、家族がふしぎな屋敷に住み込むことを頼まれた話をするが…
おちかの実家でのいきさつもじょじょに明らかに。
言いにくい経験を抱えた人の思いが交錯し、取り返しのつかないことを悼みつつ、しだいに恨みも苦しみも晴れていく…
おちかが兄と再会するあたりでは、もう‥泣きました。
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初!宮部みゆき・・・
どちらかと言えば父や母がよく見る『サスペンス劇場』のイメージ・・・。
すっごく 怖い話を想像していたけれど(ゾッとしたシーンもあったけどさ)
すごく悲しくなってしまった・・・
ネタバラシになってしまうからあまり書けないけれど
過去に傷ついたことってそう簡単には消えないもんだな。って思う。
だから、この本読んでちょっとだけホッとしたかも。
都合のいいようにとれてしまう。