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結局、現代アートの相場はよく分からんかったけど、アートという市場の仕組みを知る事が出来て興味深かった。
16億円はちょっと凄すぎるけど・・・村上隆の「マイ・ロンサム・カウボーイ」なんか好きですけどね。買えるもんなら買いたいです。
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アートの世界(特に現代アートについて)の状況も含めて、どういう風にアート作品がマーケットに出て行くのかとかオークションのことなどなど、日本人だとなかなか口にしないお金の話が載っています。
へー!
とか
ほー!そうなんだ!!
という知らない世界の話がたくさんでした。
何億という値段のついた作品、オークションで競り落とされた値段なので、このお金はオークション会社と売主のもので、アーティストさんには1銭もお金が入らないそうです。それは、知らんかった。。。
アート作品を買ってみたいけど、不安という方は、アートの世界の仕組みがわかるので、良い教科書になると思いました。もちろん現代アートってわからない・敷居が高いなどアートがあまり身近でない人もぜひぜひ読んでもらいたい1冊です。
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P26,97,108,131141,152,157,163,166,181,187-8,206-7,213,242,
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アートとお金を結び付けるって、なかなか難しいことで
想像しにくかったんだけど、
それを分かりやすく説明してくれた。
新しいものの見方を提案してくれた。
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プライマリー・セカンダリー、ギャラリーとオークションでの価格の違いや、アートフェアの傾向などを知ることできる。
ディーラーは2通りに分かれており、コレクターのほうへ向いている人、もう一方はアーティフトに向いている人である。
小山さんをはじめこの本に出てくる方々は後者であり、アーティストと一体になって仕事をしたり、プロジェクトを組んでいく本当にアートが好きな人たちだ。
ディーラーとアーティスト二人三脚で動けるギャラリーだそうです。
美術館はもっと新しい人達を育てよというメッセージ、ギャラリーのように活発化できる動きがあるとよい。
(メモ)アートフェア東京は毎年4月初めにあります。
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アーティストは社会との関わり方を考えて行動していくべきものだ。
と美術大学でもよく教え込んだ方がいいと思います。
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現代アート欲?
奈良美智、村上隆らを世に出した有名ギャラリストが現代アートビジネスを解説。投資目的で購入する人が多いかもしれませんが、好きだから買う、っていう単純な欲求でマーケットができあがると健全でいいなあと。
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親切丁寧に書かれているのでわかりやすい
アートは音楽や映画と同じように、正しい(良い)/正しくない(良くない)の基準が個人に任せられているからおもしろいんだろうなぁ
もちろん美術史も絡んでくるんだけど大元は見る人の美意識と感覚
社会と自分の関係性を考えたり、自分の価値観を確立させるためにはアートを勉強することが欠かせない
社会と無縁なのがアート、と思われがちだけど社会の状況を反映しているのがアートで、閉鎖された社会を打破するヒントをくれるのもアートだと思う
コレクション、したいなぁぁ
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美術には全く明るくなかったのですが、こんど美術館やアートフェアに行ってみたくなりました。
アートの楽しみ方が少し分かったような気がします。
文章が読みやすかった。
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ギャラリーが絵の値段をつける時に考慮する事柄について書かれた本。ギャラリーとアーティストの関係をはじめ、その価格が他に与える影響力やバランス、絵画の将来なども含めて複合的なポイントがあるという。
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出版から3年以上経過して、現在の状況はまたかなり変わっている感じはしますが。現代アートの入門書として分かりやすかった。
プライマリー・マーケットに関わられている方の矜持や苦労、希望が見えて良かった。
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アートのマーケットの仕組みとか勉強になった。
プライマリーマーケットっていうのとセカンダリーマーケットっていうのがあって、著者はプライマリーマーケットで仕事してる人。
セカンダリーM=要はオークション
プライマリー…っていうのは新作を売ることらしい。オークションで高値がついても、それはコレクターの懐に入る文であって、アーティストに¥の懐には入らないらしいです。まぁオークションで高く売れたら、新作の値段も上がるらしいですが。
アートの価値
「感情」「技術」「主題」
ただし、内容をyん出るとその作家の作品の中での希少性とか、美術史にしめる役割とかいいろいろ要因はあるみたい。
コルレーネ
ジュリアン シュナーベル
桑久保俊
さわひざき
砂糖あたる
草間彌生
奈良美智
村上隆
杉本博司
小山登美夫
小柳敦子
大田秀則
アンディ ウォーホル
劉野
アレックス カッツ
ルイーズ ブルジョワ
hワイトキューブギャラリー
サーチギャラリー
アーシリーショー
フリース アートフェア
アートバーゼル
シンワアートオークション
マリソングットマン(NY)
ガゴーシアン(NY)
白石コンテンポラリーアート
(スカイザバスハウス)
クリスティーズ
サザビーズ(有名なオークション)
エゴンシーレ
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アートの中でも分かりにくいとされている現代アートの値段のつけられ方について、とても分かりやすく説明されています。その理由は、プライマリープライス、セカンダリープライス、価格カードに付けられた赤、青シールの意味、AP、オークションハウス、アートフェアなど市場で売買されるときの基礎知識から紐解かれています。
結局、作品の価値は相対的な基準がないために分かりにくくなっているのですが、「お金に交換されることでアートの価値が社会的な、パブリックな価値になるのだということ」という言葉になるほどと思ってしまいました。
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奈良美智さん、村上隆さんといった世界売れっ子アーティストを世に出した、スーパーギャラリスト小山登美夫さんのアート本。
今の日本、世界のアートマーケットについて本当にわかりやすく、読みやすく書かれています。
アート産業はどのようにお金が動いて成り立っているのか
アートの価格の種類
オークションが世界にもたらす役割
アートを資産にする投資家
アートは株とそっくり
コレクターさんのもたらす影響
などなど。
作家、コレクター、ギャラリスト、投資家。アートに関わる、アートが好きなすべての人が、アートの世界にどんな役割を果たして、どんな性質を持っていて、どんな性質を持っているのか。
そういうアートを取り巻く環境の大枠をしっかり掴める本でした。
対談があったり、今注目の作家さん情報があったり、世界を股にかける売れっ子作家さんの作品のプライマリー価格が公開されていたり。
すぐ読めるのに、盛りだくさんな内容でした。良書です。
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日本の現代アートマーケット入門。
日本のモダンアートを支える志のあるギャラリーは30-40くらいはあり、内外の顧客も育ちつつある。過去バブルで絵画は一旦いかがわしい商売におとしめられたが新世代のアーティスト、顧客がグローバルの目線を持って日本のアートを評価し始めている。
価格はプライマリーであれば、新人は安めに付けてまずはマーケティング。そこからは徐々に評価が確立されて行き、価格も上がる。オークションなどのセカンダリーで価値がつけばかなり上出来で、プライマリーもそれを反映したものになるが、ギャラリーにとっては悩ましい状況。