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江戸で剣術修行中の甚十郎は、兄弟子・鉄之助に頼まれ、和泉屋による百物語怪談会に、渋々顔を出す。明け方、百話目を話しおえた和泉屋が、突然姿を消してしまった。事件の手がかりは、呪われた絵や天井を歩き回る足跡!?奇妙な百物語に秘められた意外な真相を、恐がりで一途な甚十郎と、怪談と酒を愛する孤高の剣豪・左門が解く!!
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左門シリーズの第二弾。甚十郎が渋々参加した百物語で怪異が!
今回も見事でした。随所に挟まってる怪談がちょっと怖かった…。
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前作も思ったんだけれど、凝り過ぎな印象。
同じ凝ってるにしても、京極堂の作品は伏線それぞれが印象に残るんだけれど、こっちはさりげなさすぎて、最後の真相究明シーンがぼんやりしてしまう印象です。
前作の例があるので、注意して読んではいるんだけれど、その分、物語にはいっていけていない印象もあったし、ちょっと残念ですね。
テクニカルな推理小説が好きな人には向いているかもしれません。
時代小説としては可もなく不可もなくと言うところ。
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今回もバラバラの話がだんだんとつながっていく。
時系列もバラバラでチョッと面倒だった。
左門さんが最後のほうの登場だったので甚十郎くんとのからみが足らなかった。
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■江戸で剣術修行中の甚十郎は、兄弟子・鉄之助に頼まれ、和泉屋による百物語怪談会に、渋々顔を出す。明け方、百話目を話しおえた和泉屋が、突然姿を消してしまった。事件の手がかりは、呪われた絵や天井を歩き回る足跡!?奇妙な百物語に秘められた意外な真相を、恐がりで一途な甚十郎と、怪談と酒を愛する孤高の剣豪・左門が解く。
■■シリーズ二作目。一作目よりもキャラに愛着が出てきた。とにかく左門が滅多に登場しなかったくせに、美味しいところは全部持っていったという感じ。煩雑に散らかった怖い話が、最後には一つに終結していくのは面白い。そして怖い。怖がりの人は夜に読まない方がいいかも。好きです。
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浪人左門シリーズ第二作。
百物語座談会に出席する羽目になった甚十郎。明け方に突如として人が消えていく怪異を目の当たりにし……
怖がりの甚十郎と、飄々とした左門のキャラクターの魅力もさることながら、なかなかに面白かったです。結末というか、黒幕もまあ予想通りではあったんですけど……そのあたりに「ひねり」を求めるシリーズではないことはなんとなくわかってるので、まあこれはこれで満足w
時代小説なのでしょうがないというか、勧善懲悪が徹底してる時代というか、悪いことした人があっさりとみんな死んでいきますねえ……
今時の現代小説だったら殺すまでには至らないレベルでもあっさりサクサクと。ちょっと新鮮でもあるw
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ミステリと怪談の融合。謎の提示の仕方や仕掛けはメフィスト賞作家らしいと言いますか、懐かしの新本格テイスト。そこにその仕掛けは必要なのかと言いたくなる部分もありますが、それもご愛嬌。そこに時代ものという舞台設定に怪談で彩られた作品は実に僕好みでした。
語られる怪談ひとつひとつが面白く、しかもその中にさり気なく伏線を忍ばせているから面白い。話の骨格となる謎の部分は判り易いものなのですが、それも怪談で飾り立てているので気になりませんし。シリーズ第二弾ということでキャラクターも前作以上に立っていますし。読後感は軽いのですが、お気に入りのシリーズとなっています。
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江戸で剣術修行中の甚十郎は、兄弟子・鉄之助に頼まれ、和泉屋による百物語怪談会に、渋々顔を出す。明け方、百話目を話しおえた和泉屋が、突然姿を消してしまった。事件の手がかりは、呪われた絵や天井を歩き回る足跡!?
奇妙な百物語に秘められた意外な真相を、恐がりで一途な甚十郎と、怪談と酒を愛する孤高の剣豪・左門が解く。